不採用だから希望額を聞く必要もない?
基本、転職の求人には「給料は希望額を考慮します」との記載があるので、面接で聞かれないと不安になりますよね。
実際、給料(年収)の質問有無は、合否に関係があるのでしょうか?
この疑問の真相に迫りたいと思います。
質問有無は合否に関係がない!?
表題の件について、先に結論をお伝えします。
給料に関する質問有無は、合否に全く関係がない!
以下3つの観点から、この認識でまず間違いありません。
- 希望額を問うタイミングは企業ごとに異なる
- 給料は採用側の判断で決定されることもある
- 最初から「最低額」を提示するつもりの企業も存在する
各要素を詳しく見ていきましょう。
タイミングは企業ごとに異なる
給料希望額をどの段階で聞くかは、企業によって異なります。
- 一次面接
- 二次面接
- 最終面接
ゆえに、一次、二次の段階で聞かれなくても「不採用」とは限りません。
最後まで一度も聞かれなかった...。
このような方もいらっしゃるでしょうが、全く気にする必要はありません(後述)。
採用側が決定して提示
応募者の経験・スキル、実績を考慮して、採用側が独自に決定することもあります。
要するに、希望額を問わないケースも存在するということ!
- 経験・スキルを十分に考慮します
- 給料に関しては、希望額を考慮します
求人情報のこの種の文言は、給料に幅を持たせて「良い印象」を植え付けるために記載しているに過ぎません。
掲載額の実態
求人を見て「給料が低い」と思われると、応募者が減るため、幅を持たせて記載するのが基本。仕事ができる人の年収例(悪くない額)が記載されているのも同じ理由。
これが給料の実態なので、素直に「希望額を聞かれる」とは受け取らないことです。
中途採用の現場では、企業が独自に給料を決定するケースは少なくない!
内定通知書と共に「給料額」を提示し、求職者に判断を委ねるやり方は普通に存在します。
最低額の提示
企業は採用リスクを軽減するため、本当の実力が分からない段階で「高い給料」を払うことを躊躇います。
営利企業であれば、最大の経費となる「人件費」を抑えようとすることは当然のことですよね。
ゆえに、以下のような企業が沢山存在するのが実態です。
余程の人物でない限り、中途採用者は一律同額スタートを想定している!
この観点からも、質問有無が合否に全く関係がないことが分かります。
基本、以下に該当する場合は、最低額スタートですからね。
- 社会人経験が浅い若年層
- 経験・実績が乏しい
- 未経験職への応募
要するに、「給料は入社後の仕事で成果を示し、自分の力で勝ち取って下さい!」というスタンスなのです。
正直、これが自然です。
最後に!
中途採用の実態を知れば、「給与希望額を聞かれない = 不採用」は成り立たないことが分かります。
ゆえに、面接の「質問有無」で右往左往するのはやめましょう!
結果が気になるのは分かりますが、合否は待っていれば自ずと届きます。
- 給料希望額を聞かれても、普通に落ちます
- 給料希望額を聞かれなくても、受かる時は受かります
転職の面接とはそういうものです。
質問有無で合否を露呈させているとすると、その企業(面接担当者)は相当なバカでしょう。
大丈夫です、そんな企業(面接担当者)はほぼ存在しないので!
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