転職の現実

あまり知られていない「転職の現実」厳選10選!

実は常識的なことであるはずなんですが、転職市場には「あまり知られていない現実」というものが存在します。

なぜ、あまり知られていないのかというと、知られたくないので隠されているからです。なぜ隠されているかというと、利害関係に影響するからです。

感の良い人なら何となくお気付きかもしれませんが、転職市場には「転職する人がいるからこそ利益を得られる企業」というものが存在します。求人情報や転職支援サービスを提供する「人材紹介業」を生業とする企業ですね。

当然、転職者が多く市場が活発化するほどに利益は大きくなり、転職者が減ると利益も減少します。つまり、転職を躊躇いたくなるような「厳しい現実」はあまり知られたくないわけです。ここに、「転職は厳しい!」という側面の情報が少ない理由があります。

ただ、これは「人材紹介業」がビジネスとして成立している以上仕方ありません。転職に限らず、これはどんなビジネスにおいても当てはまることで、自ら利益を下げる行為をする会社は存在しません。

しかし、これらの現実は「転職する側の人も知っておくべきこと」であることに間違いはありません。ここでは、そんな転職するにおいて知っておくべき「転職の現実」をお伝えします。

<転職の現実 10選>

  1. 雇用は需要と供給のバランスで成り立っている
  2. 所属する企業よりも何ができるかで強さは決まる
  3. 学歴よりも職歴のほうが遥かに重視される
  4. 選考では適正検査が最も重視されることもある
  5. やりがいの大きい人気のある仕事ほど給与が低くなりやすい
  6. ホワイト企業の中にもブラックはたくさん存在する
  7. 職種を変える転職は基本的に25歳まで
  8. 業種を変える転職は基本的に29歳まで
  9. 業界・職種の両方が未経験に転職することは極めて難しい
  10. 1回の転職でやりたい職業につくのは難しいが、計画的な転職を2回すれば実現しやすい

各項目を詳しく解説していきます。

 


 

1.雇用は需要と供給のバランスで成り立っている

これは有効求人倍率に代表される市場全体のバランスもそうですが、むしろ業界・職種ごとの「需要」と「供給」と考えて下さい。

例えば、業界全体が上昇傾向であれば、業界全体の需要が増えるので、転職しやすくなります。逆に、業界自体が下火で、将来的にも厳しいとされているところに需要は発生しないので、該当する業界への転職は難しくなります。

つまり、有効求人倍率が高いからといって、「あなたが望んでいる業界・職種も需要が高い」というわけではないということです。決して、「有効求人倍率が高い今がチャンスです!」なんて言葉に踊らされてはいけません。

転職を考えるのであれば、「自分の望む業界(職種)の需要がどれくらいあるのか」を見極める必要があります。また、時期によっても需要は変化するので、活動する時期を見極めることも大切です。

転職の実現において「自身の市場価値」や「年齢」が大きな障壁になることがありますが、一番の障壁は「需要がない」ことです。どんなに市場価値の高い人でも、需要がないところには転職できません。

2.所属する企業よりも、何ができるかで強さは決まる

大企業出身だから優遇されるだろう、大企業から中小企業への転職は容易だろう…なんて安易な考えを持っている人もいますが、はっきり言ってこの考えは相当甘い!

何故なら、中途採用を行う企業にとって、「あなたが過去にどんな企業で働いていたのか」なんてことはどうでもいいことだからです。「大企業出身者だから優秀で仕事もできる」なんて評価は微塵もありません。

転職では、「あなたが過去の経験から何ができ、当社にどれくらいの利益をもたらしてくれるのか?」が真に問われます。

3.学歴よりも職歴のほうが遥かに重視される

有名大学出身者にありがちな勘違いなんですが、学歴が優遇されるのは新卒採用時だけです。一度社会に出れば「学歴」よりも「職歴(市場価値)」が遥かに重要視されます。

過去の会社(仕事)での経験から何ができ、どんなスキルを持ち、どのように自社に貢献してくれるのか。

転職で重要視されるのはこの点につきます。早い話、転職では「有名大学出身者で仕事ができない人」よりも、「高卒で仕事ができる人」が優先的に採用されるということです。

4.選考では適正が最も重視されることもある

転職では「適正」というものが重要視されることを知っておいて下さい。

要するに、優秀な人が必ずしも採用されるというわけではなく、「企業が求める適正を持った人が採用される」ということです。これが事実だからこそ、極めて優秀な人でも「10社受けて内定を採れるのは3社」と言われているんですね。

会社や仕事には各々が持つ特徴があり、やっぱり「合う人」と「合わない人」に分かれます。だから、企業は適正を見極め、自社の求める適正を持った人の中から候補者を絞っていくんですね。

これは面接の受け応えでも探られますが、適正検査が用いられることも増えています。この適正検査は嘘が見破られる仕組みなので、自分をより良く見せようと虚偽の回答をしないことです。下手な小細工をすると、逆に不採用の確率が高まります。

転職には「適正重視」という側面もあるので、不採用が続いてもあまり落ち込まないことです。もちろん、不採用となった原因を分析して次に繋げることは大切ですが、落ちた会社は「自分には合わない会社だったんだ」と気持ちを切り替えることも大切です。

5.やりがいの大きい人気ある仕事ほど給与が低くなりやすい

この理由は単純で、その仕事に就きたい人が山ほどいるので、高い給料を設定する必要がないからです。

特に若い時分は、仕事に「やりがい」を求めがちですが、人生が進むと結婚・子供・マイホーム・老後など、必ずお金の問題が付きまといます。

そのため、今だけの感情に泳がされて「やりがい」「人気」「ステータス」を求め、給料が低い(給料が上がらない)仕事に就くことは熟考の余地ありです。結局、仕事する目的は「お金」にあるので、いざお金が必要となった時に後悔する可能性があります。

また、やりがいというのは会社(仕事)から与えられるものではなく、自らが見出していくものです。会社や仕事を変えることで得られる「与えられたやりがい」は長続きしません。

 


 

6.ホワイト企業の中にもブラックはたくさんある

ホワイト企業で働きたいと思っている方は多いと思いますが、ホワイト企業の中にも「ブラック部署」や「ブラック人間」が存在します。

ホワイト企業に入ったから安心、正解、一生安泰、こんな現実はどこにもありません。

7.職種を変える転職は基本的に25歳まで

転職において難しいとされる「異職種転職」ですね。

企業からすると、異職種からの転職者は未経験となるので、採用すると一から育てなくてはなりません。そのため、採用自体を敬遠する企業が多く、採用するにしても「若い人材」しか求めていません。

若い人材だけが優遇されるのは、「長期的な貢献が期待できる」「柔軟性が高い」「変化にも対応できる」「どの会社にも染まっていないので、自社の企業文化に馴染みやすい」と考えられているからです。

要するに、職種を変えるような大きな変革を伴う転職は、社会人となって3年前後の第二新卒までしかチャンスはないということです。25歳以上でも不可能ではありませんが、慢性的な人手不足の業界など、極端に選択肢が狭くなります。

8.業種を変える転職は基本的に29歳まで

業種を変える転職に関しては、これまでの経験が十分に活かせるので29歳まで可能と言われています。

但し、これも上記と同様の理由でより若い人材を登用する傾向にあるので、年齢を重ねる分だけ難易度は上昇していきます。

9.業界・職種の両方が未経験に転職することは極めて難しい

転職で最も難しいとされる「異業種・異職種転職」ですね。

業界の知識も無ければ、仕事内容も全くの未経験という転職です。要するに、新卒と同じような状態なんですが、転職では即戦力を求めることが多く、真っ新な人材を採りたいのであれば「新卒採用」で事足ります。そのため、この転職は困難を極めます。

前述した通り「第二新卒」ならばまだ可能性はありますが、ある程度の社会人経験や年齢を重ねている人は不可能に近いと考えておきましょう。残念ですが、これが日本社会の現実です。

10.1回の転職でやりたい職業につくのは難しいが、計画的な転職を2回すれば実現しやすい

本当にやりたい職業に就くには、転職を上手く利用して計画的にキャリアアップを図り、市場で引く手あまたの存在になれば実現しやすいという考え方です。

転職理由として「やりたい仕事ができない」を掲げる人は多いですが、大抵はそれができるレベルにも到達していないケースがほとんどです。やりたいを実現させるためには、それを遂行するための「下積み」や「スキルアップ」が必要不可欠です。

これを社内で実現できるのであれば、転職せずに精進すべきであって、その環境が社内にない場合は、転職で外にその環境を求めるということです。

転職市場に蔓延している「不満」の改善目的の転職ではなく、完全なるキャリアアップのための転職です。

 


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