面接

面接で苦手なタイプの人(上司・部下)を問われた時の適切な答え方

6w

あなたはどんなタイプの人が苦手ですか?

この手の質問は答え方が本当に難しい!

というのも、この問いに答えることによって、以下のことが相手に伝わるからです。

  • どのようなタイプの人と上手く働けるのか
  • 何を苦手としているのか
  • あなたがどんな人間なのか

要は、あなたの人となりが浮き彫りになるということ。

しかも、評価を高める要素がほとんどないにも関わらず、答え方を間違えると「大きく評価を落とす」という厳しい側面も持っています。

そうした中で、特に難しいのが「苦手な上司」を答える時です。

詳しく見ていきましょう。

 

 

苦手なタイプの上司には多くのリスクが!

リスク

実際の面接でよくある失敗は、「苦手な上司」について雄弁に話してしまうことです!

多くの場合、過去に出会ったある特定の上司を想像して話してしまうため、かなり話は具体的になります。

そして、知らぬ間に「誰かの悪口を言っているような印象」を与えてしまうのです。

あなたが想像する上司によっては、「やはり仕事ができないのに偉そうな上司は嫌いです」など、つい言葉が過ぎてしまうことも...。

アイコンびっくり

面接官は、基本的に上司となる立場の人が多いので、それが全く他人の話であっても、どこかで自分と重ねて話を聞いているものです。

また、直接上司とならない立場の人であったとしても、「〇〇部署のあの人の元で働くのだから、◇◇タイプの人が馴染みやすいだろう」と配属予定部署のことを想像して面接しています。

このような背景があるため、答え方を間違えると大きな評価ダウンにつながってしまうんですね。

  • 文句が多く、扱い辛い部下かもしれない
  • 上司に対する見方が厳しいが、果たして自分はどうなんだ?

こんな風に厳しい目を向けられるのです。

その後の質疑応答にも影響を与えかねません。

 

性格の指摘もリスクが高い!

苦手なタイプの人の「性格面」を指摘するのもリスクが高いです。

  • 私は頑固な上司が苦手です
  • おとなしいタイプの人とは馴染みにくいです
  • 体育会系はちょっと...

性格に言及すると、面接官から「体育会系が苦手とのことだが、私も野球部出身だから、あなたにとっては苦手なタイプにあたるのかな」なんて揚げ足を取られる可能性が出てきます。

ここで、「いえ、あなたが私の前の上司のようなひどい方には見えません」なんて弁明を述べても、落ちた評価は返ってきません。

会社という組織は、様々な人が集まって形成されているので、「性格の合わない人」「苦手なタイプの人」がいるのは当たり前のことです。

ゆえに、個人の「性格」に言及するのは、一定のリスクが付きまといます。

 

苦手なタイプはいないもNG!

この手の質問を上手くかわそうと、以下のような回答をするのも危険です。

  • 苦手なタイプの人はいません
  • どんなタイプの人であっても上手くやっていけます

何故なら、「じゃ、部下を不公平に扱う上司でも問題ないのですか?」と問われると、やっぱり答えに窮してしまうからです。

人付き合いの上手い人であれば、「誰とでも上手くやっていける」というのは確かなのですが、面接官がそう認識してくれるとは限りません。

基本、面接官は求職者の答えを疑ってかかりますからね。

これらの理由から、「質問を否定するような答え」を提示するのも避けた方が無難です。

 

 

苦手なタイプを問われた時の適切な答え方!

解説

最も無難な選択は、コミュニケーションについて言及することです。

あなたが苦手な上司はどんなタイプですか?

コミュニケーションを取って頂けない上司の場合、部下としては大変苦労すると思います。忙しくて顔を合わせられない上司の方がいましたが、日常的にコミュニケーションを深めることが難しかったので、報告の仕方などに色々な工夫が必要でした。

このように答えておけば、面接官は納得してくれるでしょうし、揚げ足を取られる心配もありません。

自分にとって苦手なタイプであっても、工夫をして接してきたという部下のコメントは、これから上司になる人からしてみれば、頼もしいコメントに聞こえます!

但し、例文の場合は「具体的にどんな工夫をしたのですか?」と突っ込みを受ける可能性が高いので、答えは準備しておく必要があります。

このコミュニケーションについての言及は、反対に「理想の上司」を問われた時にも使えます。

あなたにとって理想の上司とは?

これまで様々な上司の元で働き、多くのことを学びましたが、最も勉強になった上司は、密度の濃いコミュニケーションを取れた方でした。質問を投げかけやすく、自分の仕事に対しても具体的な指示やアドバイスを頂きました。また、自分の業務上の報告に対しても、毎回何らかのフィードバックをいただけたため、パフォーマンスの向上も果たすことができました。

面接官が反感を抱くこともなければ、反撃をくらうこともない!

それが、苦手(理想)なタイプの人を答える際に、コミュニケーションについて言及することなんですね。

プラスの加点が期待できない質問に答える際は、リスクをどれだけ排除できるかがカギとなります。

この点を意識して、あなたなりの答えを導き出して下さい。