転職の会社選びは、「恋」と似ている!
何の話だっ?ってな感じかと思いますが、真面目な転職(会社選び)の話です。
あなたにも一度は「異性」を好きになった経験がありますよね?
- 好きになると、相手のどんな部分も受け入れることができる
- 逆に、嫌悪感を抱いていしまうと、今まで許せていた部分にも嫌気が指す
実はこれ、転職にも当てはまります。
人が転職するのは「今の会社に不満がある」ということが大半で、それを解消するために行います。
転職を考える程の不満を持つと、会社の嫌な部分にばかり目がいき、「こんな会社は辞めるべきだ」と転職を正当化する方向に考えが誘導される!
入社当初は魅力的に感じていたはずで、今でも良いところが沢山あるはずなのにです。
逆に、転職先を探している段階で良い会社が見つかると、その会社で働いている自分を想像し、「とても上手くやっていけるような妄想」を抱いてしまいます。
- 良いところばかりに目を奪われる
- 悪いところは想像すらしない
この傾向は、会社を気に入ってしまう程に顕著になります。
要は、好きになってしまったが故に、悪いところが見えなくなっている状態なんですね。
世の中に完璧な会社なんて存在しません。これは誰もが理解しているはずです。
でも、新しい「好き」を見つけてしまうと、その当たり前の事実を忘れてしまうのです。
恋は盲目という言葉がありますが、正にその状態です。
恋した状態で会社を見つめてしまうと、以下の悪循環に陥る可能性があります。
- 転職先に入社すると、今まで見えていなかった「負の部分」が見えてくる
- 前の会社と比較してしまい、新たな会社の方が劣っていると「こんなはずじゃなかった」と後悔する
- 再転職の道へ(市場価値の低下)
ハッキリ言って、転職市場に求人を出している会社は総じて離職率が高めですし、「人が辞める何らかの要素」を持っています。
これが現実なので、企業選びの段階で、会社に恋愛感情の如く「好き」を抱かないことです。
恋は盲目状態に陥らないためには?
前述した盲目状態に陥らないよう、企業選びの段階で気を付けて欲しいことがあります。
- 転職は今の会社も含めて検討する
- 今の会社を辞めることを決めたなら、その全てを捨てる覚悟を持つ
- 転職先の会社に甘い幻想を抱かない
- 転職後は前の会社と比較しない
転職を検討する場合は、「今の会社も候補の一つとして検討する」ということが大切です。
転職を考えるくらいですから、会社に対する不満は嫌というほど理解しているでしょう。
でも、どんな会社にも必ず良いところがあるはずです!
慣れて当たり前になっていることが、「実は他の会社では得難い要素である」なんてことは本当によくありますからね
転職先を選ぶ際は、「今の会社の良いところを捨てる程の価値があるのか?」という視点で選ぶことが重要!
そして、転職を決断したのならば、「今の会社の全てを捨てる覚悟」を持つことも大切です。
今の会社の良いところは残しつつ、あなたの不満だけが解消される!
転職はそんなに都合良くいきません。
「何かを手に入れるなら、何かを犠牲にしなければならない!」
必ずしもそうだとは言いませんが、そうであることが多いのは確かです。
参考転職に必要な覚悟、それは捨てる覚悟だ!
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転職後は、「前の会社と比較しない」という姿勢も大切ですね。
- 転職とは、過去の会社の全てを捨てて、新たな環境で再出発することを意味する
- 過去と比較することに何の意味もない
- 転職初期にマイナスに感じていたことが、将来的にプラスに転じることもある
ましてや、転職する程の不満を抱えながら、前の会社で働き続ける人生を選択した方が、マイナスであった可能性が高いのです。
過去とは比較せず、新たな職場の全てを受け入れてやっていく!
転職するのであれば、この心構えが絶対に必要です。
恋愛においても、過去の彼氏・彼女と比較する人間は嫌われますよね?
新たな人(会社)を選んだのであれば、過去と比較せず、新たに選んだ人(会社)と上手くやっていくことを考えるべきです。
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