転職して後悔する

転職して後悔する人の5つの特徴と考え方

転職したことを後悔する…

最も避けたいことなんですが、実際に「後悔に終わる人」は結構な割合に上ります。何故、期待感を持って転職に臨んだはずなのに、「後悔」という形に終わってしまうのでしょうか。この原因を知らずして、転職の成功は望めません。

転職して後悔する理由、これは総じて「転職に対する認識が甘い」「覚悟を持って転職に臨んでいない」に起因しているように思います。そう、転職に対する考え方や臨み方がそもそも間違っているんですね。

ここでは、「転職して後悔する人の考え方や特徴」をご紹介します。

  1. 前の会社と比較する
  2. 得るものがあれば失うものがあると理解していない
  3. 良いイメージや憧れだけで転職する
  4. 求人情報を鵜呑みにしてしまう
  5. 転職活動に手を抜いてしまう

これを逆説的に捉えて行動し、転職後の「後悔」を防いで下さい。

 


 

前の会社との比較に意味はない!

転職とは、新たな環境での再スタートを意味するので、そこに「過去」を持ち込んではいけません。

つまり、転職すると決めた時点で「過去の会社の全てを捨てる覚悟」で臨まなければならないのです。この覚悟を持たずに転職すると、どうしても転職前後を比較してしまい、「前の会社の方が良かった…」などと後悔します。

通常、転職の目的は「何らかの不満を解消すること」にあります。要するに、「前職の不満」と手を切るために行うわけですが、手を切るのは不満だけでなく、「前職の優れていた点」も含まれているんです。

この事実を絶対に忘れてはいけません!

転職を考える程の不満を抱くと、会社の悪いところばかりに目が奪われます。そして、自分の転職を「正当化」したいがために、「こんな会社は辞めるべきだ」という視点で物事を捉えてしまいます。ただ、どんな会社にも必ず良い部分はあるもので、それは「他の会社では得難いもの」であることも多いです。

つまり、転職するかどうかを判断する時には、「会社に対する不満だけでなく、良いところにも目を向けて総合的に判断しなければならない」ということなんです。これをしていない人が多いように思います。だから、過去の会社にあって、新しい会社にはない部分を悔やみ、後悔してしまうんですね。

前職の良い部分は全て引き継ぎつつ、不満点だけが解消される…

こんな都合良くことが運ぶほど転職は甘くはありません。これは転職する側が抱く幻想です。転職して次の会社に持っていけるのは、以前の会社で培った経験・実績・スキルだけです。

気付き

たとえば、恋愛においても「過去の彼氏・彼女と比較する人」は嫌われますよね。あなたも過去の人物と比較されたら嫌な気分になるはずです。

そう、過去の人間は関係なく、新しくできた恋人の「良いところ」も「悪いところ」も全て含めて向き合うのが恋愛です。恋愛と比較するのはどうかと思いますが、完璧な人がいないのと同じで、完璧な会社も存在しません。

過去は全て捨てて新たな環境で再スタートする!
これが転職です。

過去を捨てる覚悟を持って転職に臨んで下さい。そして前の会社と比較するのはやめましょう。何故なら、そこには何の意味もないからです。もし、全てを捨てるのが惜しいと感じるのならば、それだけ今の会社は素晴らしい面を持っているということです。

つまり「転職しない」という決断をしてもいいわけです。

得るものがあれば、失うものも必ず存在する!

これも後悔する大きな要素の一つで、「転職したら全てが良い方向に進む」と考えている人にありがちです。

基本的に、「何かを手に入れる代わりに、何かを失う」というのが転職です。前述した通り、完璧な会社は存在しないので、必ず失うものが出てくると考えておかなければなりません。

  • 給料UPを実現したが、勤務時間(残業)が大幅に増えて休日も減った
  • 人間関係は改善されたが、想像を超える業務量が待っていた
  • 希望の職種に就けたが、人間関係が複雑で働きづらい
  • 希望の勤務地で働けたが、数年後に転勤を命じられた
  • 就業環境が改善され、休日も増えたが、給料が大きく減った

挙げるとキリがありませんが、「転職の原因は解消されたが、別の問題が浮上した」というケースです。これは、転職あるあるの一つとして当然のこととして発生するので、当たり前ことだと認識しておきましょう。

更に付け加えると、転職しても不満が解消されない可能性もあります。これは「どの会社でも起こり得る不満」で転職する際には注意しておきたいですね。その代表例が「人間関係の問題」や「やりたい仕事ができない」などの理由で転職するケースです。

つまり、転職するのならば、得るものでだけではなく、失うものにも目を向けておく必要があるということです。

 


 

良いイメージや憧れが100%実現することはない!

転職理由として、「憧れていた仕事に就きたい」「やりがいのある仕事がしたい」などを掲げる人にありがちなのが、転職後に「実際にやってみるとイメージと違っていた」「思っていたものと違う」と後悔することです。

何故、このように感じてしまうのでしょうか?

  • イメージするのは基本的に良いことだけだから
  • 実際に体験することでしか裏にあるものがイメージできないから

たとえば良い求人を見つけると、皆が一様に「その会社に入社して充実した気持ちで働いている未来」を想像します。もちろん、良いイメージを抱けない会社に興味を抱くことはないでしょうから、想像するのは悪くありません。

ただ、会社(仕事)というのは、個人の抱いた良いイメージがそのまま当てはまるなんてことはまずありません

そのため、実際に入社すると(やりたかった仕事をしてみると)、イメージしていなかった「マイナス部分」がどうしても目に付きます。そして、それが想定外であるほどに「イメージと違う」と感じて後悔してしまうんですね。

  • 会社と言うのは、実際に入社して働いてみないことには分からないことがあまりにも多い
  • 仕事と言うのは、実際にやってみないことにはその本質は掴めない

これが真なので、「イメージ通りにいくはずがない」くらいに考えておくのが健全なんですね。そうでないと、想定外のことが起こるとすぐに後悔してしまいます。

このイメージギャップを少しでも和らげるために「徹底的な情報収集」を行うことです。仕事の裏の部分(マイナス部分)まで徹底的に調査し、負のイメージも自分の中に作っておくんです。そうすることで入社後に少々のことが起きても動じなくなります。

最も分かり易い「美容師」を例にとって説明します。
 
美容師に憧れている人が抱くイメージは、「様々なテクニックを駆使してお客様を喜ばせている、カッコいいスタイリストな自分」です。でも、この良いイメージだけで美容師を目指すことは非常に危険です。
 
何故なら、美容師は「下積みがある」「休みが少ない」「給料が安い」「立ち仕事でハード」「狭い空間での人間関係が複雑」という要素を持った仕事であり、これに耐えれず辞めていく人が多く、非常に離職率が高いハードな仕事だからです。
 
だからこそ、事前に徹底的な情報収集を行い、「マイナス要素も受け入れてやっていく覚悟があるのか」を自分自身に問うておく必要があるんですね。これが出来ている人は、下積み時代を耐え抜き、自分の抱いていた良いイメージを実現させます。
 
逆に、これが出来ていない人は、実際に働いてから知ることになるので、大きなショックを受けて辞めていくのです。

求人情報を鵜呑みにしてはいけない!

求人に記載されている情報は、「その通りでないことは当たり前だ」と認識しておく必要があります。求人情報の記載内容はあくまでも基本ラインであって、「実際の現場はその通りでない」ということです。

特に勤務時間(残業時間)、休日、有給、福利厚生などですね。

日本の企業は「残業」がある意味当たり前ですから、予想以上の残業が待ち構えている可能性は大いにあります。平均残業時間が記載されていることもありますが、「実質は記載の2倍」くらいに考えておくのがいいでしょう。あくまでも平均なので、実働部隊の総合職正社員は絶対に平均を上げる側です。

また、有休についても、「規定では定められているが、使える雰囲気ではない」なんて会社も山のように存在します。休日に関しても、「年間休日〇〇日」と記載されていたら、それが最高値です。それより増えることは無いが、減ることは十分に考えられます。

転職活動に手を抜くと、後悔に繋がる!

転職活動に手を抜くと、当然あなたが望む企業に採用される確率は下がります。そして、手を抜いたレベルでも通用する企業に入社することになります。

手を抜いたレベルでも通用する企業…どんな企業かと言うと、前職の会社よりも劣る企業です。だから、入社後に「あの時もっと真剣に転職活動しておけば良かった」と後悔するのです。

転職は人生に多大なる影響を及ぼすので、絶対に手を抜いてはいけないんですね。転職活動は本当に辛く大変なものなので、手を抜きたくなる気持ちは分かります。

でも、そこに明るい未来はありません。

 

 


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