就活、転職に限らず、採用試験を突破して内定を獲得するには、自分自身のウリをアピールしなければなりません。
- あなたの長所は何ですか?
- 人に負けない強みは何ですか?
- 自己PRをお願いします!
この種の質問を通して、あなたの「採用メリット」が探られているわけですね。
その際、長所(自己PR)として記憶力をアピールしたい人もいるかと思います。
もちろん、記憶力が良いのは素晴らしいことですが、採用試験で通用しなければ意味がありません。
実際はどうなんでしょうか、自己PR(記憶力)について考えていきましょう。
記憶力は長所(自己PR)として使えるの?
就活や転職において、「記憶力」は長所として十分に通用します!
以下のような疑問をお持ち方もいるかと思いますが、履歴書(職務経歴書)や面接で自信を持ってアピールして下さい。
- 記憶力は長所として通用するの?
- 記憶力にアピール力なんてあるの?
- 転職で「記憶力」なんてアピールして良いのだろうか?
記憶力は素晴らしい能力なので、卑屈になることは一切ありません。
但し、記憶力を自己アピールとして使うには、ある条件を満たしている必要があります。
満たすべき条件!
記憶力がプラスに作用するのは、以下の条件を満たしている場合に限ります。
応募企業の募集職種で、「記憶力」が有効に作用する!
要するに、記憶力が応募企業の業務上でプラスに作用し、強いてはそれが「売上」や「利益」の貢献に繋がる必要があるということ。
この点を満たしていないと、どんなに凄い記憶力のエピソードを語っても、「へぇ凄いね」で終わりです。
あなたの評価を高めることにはなりません。
長所・自己PR ⇒ 応募企業で活かせないものなら、アピール力はゼロ
例えば、サッカークラブの面接で、「私はホームランが打てます」とアピールしても意味がないですよね。
野球でホームランを打てることは素晴らしい能力ですが、サッカーでは必要ありません!
至極当たり前のことなんですが、就活や転職でこれをやってしまっている人が結構いらっしゃいます。
記憶力のアピール方法!
例えば、記憶力が「仕事の覚えが早い」or「一度教わったことは忘れない」に繋がれば、全ての職種においてプラスに作用します。
ゆえに、新卒採用の場であれば、この事実をアルバイト経験になぞらえて語り、アピールできれば十分だと思います。
「アルバイトで記憶力が活きたエピソード」 + 「御社の〇〇の仕事する上でこの記憶力は必要かつ強い武器となるはず」を合わせて語る!
しかし、社会人経験を持つ人物を採用する転職においては、それだけでは弱いです。
転職の場合は、過去の職場で記憶力の良さが有効に作用したエピソードにプラスして、応募企業への貢献と連動している必要があります。
例文で、面接で長所「記憶力」が評価されるまでの流れを見てみましょう。
これは、私がマッサージ店に行った際に、担当の方から名前で呼ばれ、お得意様としてもてなされている印象を受けたためです。
お客様をお名前で呼ぶうちに、お客様も私のことを名前で呼んで下さるようになり、良い関係が築けたことも要因の一つだと考えています。
この応募者の長所である「記憶力」は接客レベルの向上をもたらしてるようだ。それが売上にも繋がっているようだし、同じ業態の自社でも長所を活かして貢献してくれそうだ。
例文の如く、この流れが成立して初めてプラス評価に転じます。
逆に、この長所が活かせない会社だと、面接官の評価は「う~ん、素晴らしいんだけど、うちの会社ではちょっと...」となるわけです。
- 長所として「記憶力」は十分に通用する
- 応募企業の募集職種でどう有効に作用するかを考える
- 利益貢献まで繋げることができればベスト
この点を意識して上手く「記憶力」をアピールして下さい。
これができれば、あなたの「記憶力」は内定獲得への強い武器となるはずです。
アピール可能な能力!
記憶力以外にも「長所」としてアピールできる題材はたくさんあります。
応募の幅を広げるためにも、いくつかピックアップしておくと便利かもしれません。
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