面接に臨むにあたっては、以下のことを把握しておく必要があります。
面接では、応募企業の「情報量」が合否を分ける！
これは、全く持って大袈裟な表現ではありません。
- 企業には「多くの情報を調べてきている人 ＝ 入社意欲の高い人」と見なす傾向がある
- 応募者の「経験」や「能力」も重要だが、それ以上に、企業は「入社意欲が高い人を採用したい」と考えている
ゆえに、面接で「入社意欲」を示すことは本当に大切で、その判断基準の一つに「情報量」があるんですね。
また、応募企業の情報を多く持っておけば、面接を有利に運ぶことができます。
- 面接官が投げかけてくる質問の意図が理解しやすい
- 想定外（準備していない）の質問にも対処できる
つまり、面接の通過率を高める意味でも重要で、強いてはそれが合否を分けることに繋がるんですね。
ここでは、面接前に押さえておくべき情報源と、読み解き方をお伝えします。
- 求人情報
- 企業ホームページ
- リアル情報
面接前に有効に情報を取得し、面接を有利に進めましょう。
求人情報・企業HPの情報は全て把握！
まず、面接に臨むにあたっては「求人情報」と「企業HP」の情報は全て頭に叩き込んでおきましょう。
全く目を通さずに面接に臨む人はいないでしょうが、一通りパッと確認するだけではなく、全てを叩き込んでおくことです。
基本、企業は以下のように考えているので、決して疎かにできません。
本当に自社に入社したいのであれば、「求人情報」＆「企業HP」の情報くらい把握しているはずだ！
これを前提に質問が飛んでくるのはもちろん、スムーズに回答できないと、入社意欲を疑われることになります。
求人情報
仕事内容、給料、福利厚生などの把握を基本に、最重要項目として「求めている人物像（経験・能力込）」を読み解いておく！
要するに、「今回の採用でどんな人物を求めているのか？」を把握しておくということですね。
後は、面接にて「自分自身がその人物像にマッチすること」を伝えればOKです。
面接とは、このマッチングを確認するために行われるものである！
マッチングなくして内定獲得はあり得ないので、見当違いの無駄なアピールをしないためにも欠かせません。
企業HPからは、会社の「基本情報」を叩き込んでおきます。
HP
社長の名前、従業員数、拠点数、沿革、理念、業績、現在の取り組みなど、一般に公開されている情報の全て！
業績（財務状況）に関しては、最低限として「上向きなのか」or「下降気味なのか」は把握しておきましょう。
大企業ならHPに「IR情報」が公開されているので簡単に調べられますし、上場企業であれば「Ullet（ユーレット）」で調査できます。
また、最新情報を入手する上で、企業SNSを閲覧するのも手です。
SNS
リアルタイムの情報を得ることができる。また、既存社員が投稿を担当しているので、「どんな人が働いているのか」を知るのにも役立ちます。
WEB上には存在しない「リアル情報」で差を付けよう！
求人情報＆企業HPを使っての情報収集は、程度の差こそあれ全ての人がやっています。
WEBからは得られない「リアル情報」こそが、ライバルとの差を広げるカギとなる！
要は、あなたが実際に行動したことによって得られる情報ですね。
- 実店舗の見学
- OB・OG訪問
- 会社説明会
- セミナー参加
- 商品・サービスの利用
- etc...
リアル情報を取得して以下のような話ができれば、あなたの「入社意欲」を存分にアピールできます。
- 実際に御社の店舗を回ってみたら、〇〇に力を入れていることが分かった！
- 御社の社員を訪問して、こういった話を聞いた！
- 業界セミナーにて、アナリストが御社の成長戦略をこのように話していた！
- 御社の商品を使っているが、こんな点に工夫を感じる！
これが、ライバルとの大きな差になるのは言うまでもありません。
特に、一般消費者と直接関わる業態（B to C）の会社の場合は、実店舗訪問は絶対にやっておきましょう。
- 複数の店舗を訪問（見学）する
- 商品を購入して使ってみる
- サービスを享受してみる
この種の業態の会社では、高い確率で「自社の店舗を利用したことがありますか？」と面接で問われますからね。
この行動が見られないようなら、「入社意欲」や「志望動機の信憑性」が疑われるのは言うまでもありません。
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参考面接で「当社の店舗に行ったことがありますか？」と聞かれる理由と回答例
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