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面接「残業がありますが大丈夫ですか?」の回答例と質問意図

残業

社会問題として「残業」が取り上げられ始めた影響で、昨今は企業から「残業」に関して問うケースが増えています。

  • 当社は残業がありますが大丈夫ですか?
  • 当社は残業が多いですが問題はありませんか?
  • 当社は月平均で〇〇時間残業がありますが、問題ありませんか?

求職者からしても「入社後ギャップ」を軽減できる有難い質問ではありますが、「大丈夫と答えるしかない!」という側面もあります。

こうした現状の中で、企業はこの質問から何を探ろうとしているのでしょうか?

企業の質問意図、OK・NG例文を交え、この疑問に迫っていきましょう。

 

 

企業はここが知りたい!

適切な回答を準備するため、まずは、企業の「質問意図」を把握しておきましょう。

質問意図

  • 採用にあたっては「大丈夫です」or「問題ありません」が大前提
  • だからと言って、「何時間でも構いません」or「24時間フル稼働で働きます」というのも白々しい
  • ここは、残業に対する自身の認識や対処法を、エピソードを絡めて具体的に聞かせて欲しい

この質問は、残業について「どう捉え、どう対処しているのか」を具体的に説明することが求められています。

要するに、「大丈夫であることを前提に、何故そう言えるのかも聞かせて欲しい」ということですね。

企業のわがままなが詰まったような質問ですが、内定を勝ち取るには「意図」を満たした回答を準備するしかありません。

 

 

回答例(NG編)

ngビジネスマン

実際の面接でよくある「NG回答」について見ておきましょう。

NG例①

対応できるかどうかは、その時の状況次第です。

ある意味正論ではありますが、「個人の都合で対応できない日もあるんだ」とマイナスに連想される可能性が高いです。

NG例②

夜間にスポーツジムに通っていますので、火曜日と金曜日以外なら大丈夫です。

曜日を指定するなど、ここまで詳しく「残業できない日」を語ってしまうと、業務に支障が出るレベルと判断されます。

不採用確定は間違いないので、内定獲得を最優先に考えるなら、私的な都合は伏せておきましょう。

NG例③

100時間以内であれば(度を超えたレベルでなければ)問題ありません。

この例文のように、時間や限度を回答として示す場合は、理由も合わせて語る必要があります。

例えば、上記の回答にプラスして、以下のように理由を付け加えます。

理由

(前述の内容)+ 前職では月に100時間以上の残業を何度かこなしましたが、業務効率が悪く、健康衛生上も良くないので、この勤務は長く続かないと実感しました。そのため、100時間以上の残業となると対応するのは難しいです。

要は、面接官が納得する理由が必要だということですね。

どのように判断されるかは企業によりますが、あなたが「〇〇時間以上は対応できない」との考えをお持ちならば、本心を理由付で語ることに問題はありません。

但し、30~40時間程度のレベルでは、話が小さすぎて受け入れてもらえない可能性が高いです!

 

 

回答例(OK編)

OKビジネス

OK例文から、回答のポイントを探りましょう。

OK例

はい、残業が多いことについては問題ありません。

前職では今回の募集職種と同じウェブデザイナー職に就いていましたので、常に長時間の残業をこなしてきました。この職業は、クライアントに認められる作品を創出しなければ、労働時間そのものは評価の対象になりません。

また、高度な専門性を要する業務ですので、すぐに代わりの人が見つかるわけでもありません。自らが最後まで責任を持って担当した業務を完遂する必要があります。

よって、家庭の事情などやむを得ない場合はともかく、長時間残業に対応できないのであれば、この世界で働く資格はないと考えています。

これまでの経験や仕事観を交え、残業についての覚悟を適切に説明できています。

経験に裏付けされた内容なので、「内定欲しさに勢いで言っているのではない」ということが確実に伝わるでしょう。

この質問のポイントは以下の2点です。

  1. 回答の方向性としては「大丈夫です」が大前提
  2. そう言える根拠を、過去の経験やエピソードを交えて具体的に語る

この点を意識して適切な回答を準備しましょう。

面接で残業に関して問うということは、それなりの残業があることを意味します。

※過去に「残業」が原因で辞めた社員がいることも推測できる!

この事実をしっかりと認識しつつ、覚悟を持ってあなたの意思を伝えましょう。

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