転職したいけど怖い・・・。
正解です。
転職は怖いものだと思います。
自分が望んだ会社に入れるとは限りませんし、転職活動が上手くいく保証もありません。また、内定を得るためには「面接」などの恐怖心にも勝たなくてはいけません。更に、会社は「実際に入社して働いてみないことには分からない」という現実もあります。
つまり、悪い言い方をすると転職には「ギャンブル的要素」が少なからず存在するんです。怖さを助長するつもりはありませんが、これが転職の現実です。だから、ある意味「転職が怖い」と感じるのは当たり前のことなんです。
ただ、これらの恐怖心を含めて「自分の心に問うて欲しいこと」があります。
- 転職しない!を選択する可能性はあるのか?
- 転職したいと思う程の悩みや不満は、今の会社で解消できるのか?
- 転職したいという気持ちを抱えながら、3年後、5年後も今の会社でやっていけるのか?
- 未来を想像した時、今の会社で充実した日々を送る自分を想像できるのか?
あなたがこの問いに「YES」と回答できるのなら、「転職しない」というのも一つの選択肢になります。転職だけが現状を改善する手段ではないので、これも含めて検討しても良いのではないでしょうか。
逆に答えが「No」であるならば、選択肢は一つしかありません。冒頭で転職の怖さをいくつか挙げましたが、逆に「転職することによって得られる明るい未来」も存在するわけです。そして、それは恐怖に打ち勝って行動することでしか手にできません。
つまり、転職の必要性を感じているのならば、「怖かろうが何だろうが、行動するしか選択肢はない!」ということです。
誰もがこれまでの人生で、「何かしらの不安や恐怖心」を感じたことがあるかと思います。でも、「一度やってみると心が楽になった」「何度もやっている内に不安や恐怖心が和らいできた」といった経験をしたことがあるはずです。
転職に関してもこれと同じで、実際に自分で体験することでしか恐怖心を克服できる方法はありません。
恐怖心に打ち勝って最初の一歩を踏み出そう!
最初の一歩を踏み出すのに必要なこと、それは「覚悟を決めること」ではないでしょうか。
- 恐怖心を抱えつつも行動する覚悟
- 転職のリスクやデメリットを受け入れる覚悟
- リスクやデメリットを軽減させるために全力で活動する覚悟
- 転職を成功させるために全力で活動する覚悟
この覚悟を持たず、恐る恐る行動するから、余計に上手くいきません。手を抜いて全力で活動しないから、リスクやデメリットが表面化する可能性が高まります。リスクやデメリットを受け入れる覚悟を持っていないから、マイナス面を考えて動けなくなります。
こう考えて下さい。
転職は全てが自分の思い通りいくことは絶対にない!
完璧な会社なんてものは存在しないので、どんな会社に入ろうが「自分の意に反するところ」が必ず出てきます。これが「他人の作った会社で働く」と言うことです。だから、転職して手に入れたいものを手にできたら、その引き換えに犠牲にするものが必ず出てきます。
完璧な個人も存在しないので、活動で上手くいくこともあれば、失敗することもあります。でも、失敗したら、その反省を次の会社の採用過程に活かせばいいだけの話です。
この「覚悟」は少し精神的な話になりますが、転職の成功・失敗に関わる重要な部分です。
怖いという感情をプラスに転換しよう!
転職に対して「怖い」という感情を抱いている人は素晴らしいと思います。何故なら、デメリットやリスク、上手くいかないこともあると認識できている証拠だと思うからです。
この感情をプラスに利用して欲しいと思います。
恐怖心は、転職活動に全力を注ぐ為の起爆剤になります。
転職で失敗する人、それは、転職活動で手を抜く人です。手を抜くと、「手を抜いたレベルでも通用する企業」にしか採用されません。手を抜いたレベルでも通用する企業、大抵は今の会社よりも劣る会社です。
だから、転職後に後悔します。
転職しない方が良かった・・・。
だから、「怖い」という感情は持っておくべき感情なんですね。それを持ちつつ、少しずつでも進み始めることが大切です。恐怖に固まって動けずにいると、結局は何も起きず「現状維持」という結果が待っているだけです。
現状維持を打破できるのは、恐怖に打ち勝って行動する人!
恐怖を軽減できるのは、行動することで実際に体験して慣れること!
これが最も伝えたかったことです。
少しでも恐怖に打ち勝って行動できるヒントになれば幸いです。