転職によって、以前の職場で感じていた問題を解消できたはいいが、新たな問題を抱え込むこともあります。
- 転職先に馴染めない
- 転職先で歓迎されていないように感じる
「採用された以上、転職先では喜ばれるはずでは?」「新戦力として歓迎してくれるのでは?」と思っていたが、実際はその逆だったといったパターンですね。
このような空気を感じてしまうのは、既存社員が以下のような想いを抱えていることがあるからです。
- 新たな人材を採用する必要はないのでは?
- 採用するお金があるのなら、自分たちの給料に回して欲しい!
他にも、転職者の「人柄」や「仕事の能力」が判明するまでは、必要以上に警戒心を抱いていることも原因の一つです。
ゆえに、転職初期に「馴染めない」or「歓迎されない」と感じたとしても、あまり気にする必要はありません。
あなたが社会人としての常識をしっかりと守り、真摯に仕事に向き合っていれば、自然とこうした空気は薄れていきます!
転職初期はマイナススタートであることが多い!
転職直後というのは、予期せぬ不都合がたくさん起きるものです。
そのため、基本的に転職直後はマイナススタートであるくらいに考えている方が精神的にも楽です。
例えば、どの職場にも以下のような付き合いにくい人がいますが、あなたがこれまでに出会ったことがないタイプだと、初めは大きな戸惑いを感じてしまうでしょう。
- 個性の強い実力者
- 社歴の長い社員
- パフォーマンスの悪い問題社員
しかし、これも慣れてしまえば戸惑いは消えますし、周りの社員から扱い方を教われば、上手く付き合っていけるようになります。
転職当初は、仕事そのものよりも、そうした社内の人間関係に翻弄されることも多いと認識しておきましょう。
転職先の人間関係について詳しく!
転職先で「人間関係」に失敗しない為の4つの行動指針!
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また、転職先のやり方(システム)が旧式で、業務効率が下がるケースもあります。
これまで自分がいた会社はシステムが優れていてやりやすかったが、転職先は旧式でやり辛い!
特に、大企業から中小企業に転職した場合に発生しやすいですね。
業務効率の悪化は仕事のやりがいやモチベーションダウンに繋がるので要注意ですが、まずは転職先のやり方(システム)を受け入れ、人間関係が構築された段階で改善提案していくのがベストです。
あなたの提案が通って業務改善が実現されれば、あなたの評価が上がると同時に、あなたへの見方も変わります。
そうすると、より転職先に馴染め、仕事がやりやすい空気に変化するはずです。
あなたが不安や警戒心を抱いているのと同様に、迎え入れる側も同じような感情を抱いています。
だからこそ、転職初期は「馴染めない」「歓迎されていない」と感じやすい!
このように転職初期というのは、非常に繊細で難しい要素がたくさんあります。
ゆえに、転職後はすぐに判断せず、長い目で見て会社を見極めましょう!
全てが想定通りに進むほど、転職は簡単なものではないですからね。