転職面接では「入社日」を問われるのが一般的です。
- いつごろ入社できますか?
- 入社可能な時期を教えて下さい!
- 当社とご縁があった場合、いつから働けますか?
この質問は最終面接で問われることが多く、「聞かれたら内定確実!」「聞かれなかったから不採用?」と一喜一憂してしまう要素を含んでいます。
実際のところはどうなんでしょうか?
この疑問に迫っていきたいと思います。
質問有無と合否の関係について!

ここは先に結論をお伝えします。
入社日の質問有無は合否と全く関係がありません!
これがこの疑問の答えです。
その理由は、以下3つの要素にあります。
- 入社日を問わない企業も存在する
- 定型質問である可能性が高い
- 合否は機密度の高い情報
各要素を詳しく見ていきましょう。
1.入社日を問わない
転職市場には、読んで字のごとく、面接で入社日を問わない会社が存在します。
ゆえに、「入社日を聞かれなかった = 不採用確定」は全くもって成り立ちません。
2.定型質問
面接には全ての候補者に聞く「定型質問」というものが存在します。
そして、この「入社日(入社可能時期)」に関する質問は、定型質問である可能性が高い!
つまり、採用・不採用の基準で聞くのではく、誰にでも形式的に聞くということです。
3.機密度
採用の現場での「合否」というのは非常に繊細なものであり、企業にとっては社外秘的な機密度の高い情報でもあります。
要は、一つの質問有無で合否が表に出るほど単純なものではないのです!
仮に、合否判定を質問有無で無意識に提示している企業があるとしたら、その企業はバカです。
以上、3つの理由で質問有無は合否に関係ありません。
- 入社日を聞かれても、普通に不採用通知が届きます!
- 入社日を聞かれなかったとしても、内定通知は届きます!
合否が気になるのはよく分かりますが、待っていれば結果は必ず届きます。
あなたが「今」しなければならないことは、最悪の結果(不採用)を想定して活動を継続することです。
一つの質問の有無に一喜一憂するのはやめましょう。