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職務経歴書「自己PR」の書き方と2つの重要ポイント!

書き方ポイント

職務経歴書は自由形式の書類ですが、経歴と共に「自己PR」や「活かせる経験・スキル」を別枠を設けて書くのが一般的です。

ただ、履歴書と同じ内容を書き写すだけでは意味がなく、採用担当者も読んでいてつまらないものです。ここは、履歴書のPR欄で伝え切れていない魅力をアピールしたいところ。

その際に重要なのが、以下の2点です。

  1. 主観的・自己中心的ではなく「客観性」を持たせること
  2. 転職先でも活かせる「再現可能」な内容であること

このポイントが欠落していると、説得力がなく、アピール力の乏しい自己PRになってしまいます。

当然、採用担当者を納得させることもできないので、面接にも呼ばれません。

担当者の本音①

当社が求めているポイントを押さえ、それに関連する経験やスキルをアピールしている人は、「分かってらっしゃるな」と感心します。

担当者の本音②

長々と書かれた自己PRが、当社の仕事と関連性のないことばかり。しかも、それほどレベルが高くないことまで「達成した」「実現した」と誇らしく書かれていて、読んでいてこちらが恥ずかしくなります。

自由な書き方で自分を売り込める書類であるわけで、どうせなら採用担当者を感心させたいですよね。

2つの重要ポイントを理解し、担当者を唸らせましょう。

 

 

自己PRには「客観性」が必要不可欠

チェックを付ける

自己PRとして書いた強みが過不足なく理解され、読み手が納得できるかどうかは、「客観的か否か?」が大きな分かれ目となります。

例えば、以下のような表現は主観的です。

  • お客様に喜んでいただきました
  • お客様の信頼を獲得しました

要は、あなたが勝手にそう思っているだけの内容だということですね。

主観的な文書を読んだ採用担当者は、以下のような疑問を抱きます。

  • 何故、お客様が喜んだと分かるのか?
  • どんな方法でお客様の信頼を獲得したのか?
  • お客様に喜んでもらった結果、どんな利益が出たのか?
  • 信頼を獲得したと言える具体的なエピソードは?
  • ただ単にあなたが思っているだけでは?

つまり、主観的な文書とは、採用側が知りたいことが書かれていない文書だということ!

当然、ここに説得力や信憑性は生まれないので、採用担当者を納得させることはできません。

主観的

逆に、客観的な文書とは以下のようなものを指します。

〇〇を取り入れたことでお客様に喜んでいただき、その後3年間で200人の新規顧客をご紹介いただきました!

お客様の信頼を〇〇という手法によって獲得し、リピート率95%を達成しました!

客観的な文書には「具体的な方法」や「数値」が取り入れられているので、採用側が「どうやって?」「どうなった?」という疑問を抱きません。

その結果、「信憑性」と「説得力」が格段にアップするわけです。

  • 200人も紹介してもらえたのは、本当にお客様を喜ばせることができた結果だろう!
  • リピート率95%を達成できる〇〇という手法は、本当にお客様の信頼を勝ち得る方法なのだろう!

客観的な文書は、このようなプラスの連想を誘発してくれるのです。

 

 

転職先でも活かせる「再現可能」な内容であること

ヒント

次に重要なのが、転職先でも再現可能であることです。

あなたがいくら説得力の高いPRを書いたとしても、それが応募先の企業で不要であったり、再現できないものだと意味がありません。

採用側はあなたのPRポイントを自社に当てはめ、「これなら自社でも再現できそうだ!」「この人の強みはあの仕事で活かせるかもしれない!」と想像しながら読んでいます。

私は〇〇ができます ⇒ 当社でそれは必要ない(求めていない)

私は〇〇ができます ⇒ 当社の環境では実現不可能

このように解釈されては、いくらあなたのPRポイントが優秀であったとしても、ミスマッチとなって不採用です。

あなたがアピールすべきものは、「転職先が求めているスキル(強み)」かつ「転職先でも再現可能なもの」である!

このポイントを押さえたPRを書くには、深い企業研究が必要不可欠です。

求人情報や企業研究から、「どんな人物(経験・スキル)」を求めているのかを読み解き、適切なアピールを行いましょう。

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