転職エージェントの利用を検討するにあたり「経歴」に悩みを抱えている人もいらっしゃるようですね。
- 短期の職歴が複数ある！
- 転職回数が多い！
- 長期間のブランクがある！
この手の経歴があるとやっぱり「市場価値」は下がりますし、企業からの印象も良くありません。
転職エージェントの利用に限っても、「サービスの提供を断られる」or「紹介求人に影響が出る」などの不利益を被る可能性があります。
だからこそ、「より良い経歴で申し込みたい！」というのが心情かと思います。
転職エージェントの利用に際しての「経歴詐称」について見ていきましょう。
転職エージェントに経歴詐称は見破られるのか？
ここは先に結論をお伝えします。
あなたが面談などを通してボロを出さない限り見破られることはない！
エージェントが求職者の経歴を調査することはないので、経歴詐称に関してはこの認識で間違いありません。
但し、バレないからといって「経歴詐称」を即断するのは危険です！
何故なら、詐称には一定のリスクが伴うと共に、詐称しないからこそ得られるメリットもあるからです。
経歴詐称に伴うリスク！
転職エージェントに詐称して申し込むと、当然、エージェント経由で応募する会社にも「詐称した経歴」で臨むことになります。
その場合、面接で突っ込まれてボロが出る可能性があります。
人は嘘を付いていると表情や態度に出るので、相当に作り込まないと、大抵はバレると認識しておくべき！
そして、万一バレた場合は、以下の不利益を被ることになります。
- 応募した企業は100％不採用
- 該当エージェントは今後一生使えない
- 入社前に発覚した場合は内定取消
- 入社後に発覚した場合は解雇
- エージェント経由のコンサル料金の問題が表面化
入社後に経歴詐称が発覚した場合、解雇はなくとも会社に弱みを握られることになります。
また、万一解雇された場合は「不当行為による解雇」となるので、今後の人生に負の影響を与えることは言うまでもありません。
更に、エージェント経由での転職にはコンサルフィが支払われています。
ゆえに、最悪のケース「企業からエージェントに料金返還請求 ⇒ エージェントからあなたに何らかの責任追及」なんてことがないとも言えません。
このリスクを背負う覚悟があるのか？
このリスクを背負う価値があるのか？
これを自分自身に問うて欲しいと思います。
経歴詐称せずに使うのも一つ！
転職エージェンントを利用するメリットって、転職実現に向けた「サポート」ではないでしょうか？
これを真に享受するには、素の自分で申し込むのがベストです。
経歴詐称を考えるほどの職歴を、どのように扱ったら良いのか？
この答えをエージェントに教えてもらうのです。
転職エージェントはこれまで様々な求職者と対峙しているので、その中にはあなたと同じような職歴を持った人が絶対にいたはずです。
コンサルタントはその種の人の転職を実現してきたノウハウを持っているので、それをあなたに授けてくれるはず。
たとえ、対象のエージェントで転職先を決定できなくとも、ここで得た知識やノウハウは、今後の活動にも応用できる！
要するに、転職エージェントには「経歴詐称せずに利用するからこそのメリット」もあるんですね。
- リスクを覚悟して経歴詐称する
- メリットを享受するために素の自分で申し込む
あなたにとってどちらがプラスとなるのか、この観点で今後の行動を決めてはいかがでしょうか。
あなたの人生、あなたの転職なので、正解はありません。
