これまでの経歴をそのまま並べると、以下のようなマイナス面が発生することがあります。
- 弱点や欠点が強調されてしまう
- 強みが伝わりにくい
そんな時は、弱みを目立たなくし、かつ、強みが目に留まりやすいように工夫することが必要です。
キャリアに一貫性がない場合
何の考えも無しに経歴をただ単純に並び立てると、「一貫性のない人物」or「適当に仕事を選び、転職を繰り返すジョブホッパー」などとマイナスに評価される可能性がある!
キャリア(職歴)に一貫性がない人は、記載ポイントをしっかりと把握して採用過程に臨みましょう。
応募企業が求めるキャリア(職歴)を重点的にアピール!
部署異動や転職を繰り返して「職歴」に一貫性がない場合は、以下のことをことを意識して経歴書を作成します。
応募先の企業が求めるキャリアに最も近い部分を重点的にアピールする!
現在就いている仕事(間近の会社)が応募先の業務に近い場合は、間近の職務経歴から書き始める「逆年代順式」を使うのもアリです。
逆に、応募先の仕事に関連のある経歴が以前のものであれば、そのキャリアを1枚目の目立つ位置に配置して記載しても構いません。
記載の順番に関わらず、最重要ポイントは以下にあります。
- 応募先と関連性が薄い経歴はコンパクトにまとめる
- 関連ある経歴については「取り組み」「工夫」「成果」などを具体的に記す
職務経歴書は「自由形式」での記載が認められているので、必要な部分だけを強調すればOKです。
関連のない経歴が長々と続いては、読み手側のモチベーションを低下させるだけですからね。
転職を繰り返したことで一貫性がない場合!
転職の度に「業種」や「職種」が変わっている人は、行き当たりばったりで仕事を選んできた印象を与えてしまいます。
その場合は、以下のことを意識して経歴書を作成しましょう。
業種・職種はバラバラでも、何らかの共通する「軸」を持って仕事を選択してきたことを伝える!
例えば、「多くの人と接し、感謝される仕事」or「独自のアイデアで企画・提案ができる仕事」といった感じです。
一見、何の繋がりもなさそうな仕事であっても、何らかの共通項は存在するはずです。
過去の仕事を振り返り、共通する「軸」を探し出しましょう!
職務経歴書の自己PR欄に、「〇〇という点にこだわって仕事を選び、スキルアップを図ってきました」などと追記しておくのがベストしれません。
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