円満退職するためには、退職届を出すタイミングも重要です。
最も揉め事が起きにくい理想のタイミングは、「金曜日の夕方(休日の前日)」に提出することです。
翌日が休日、かつ、提出当日はすぐに帰れる日であることがベスト!
土日が仕事の人は、このポイントを満たしている曜日を選べばOKです。
あなたが退職届を出すことについて、上司が既に予想していることもありますが、多くの場合はそうではないはずです。
すると、以下のような動きが予想されます。
- 「この忙しい時期に何を考えているんだ」と叱責を受ける
- あなたの意に反して「考え直してみてはどうか」と慰留される
仮に、月曜日に提出したとしたら、そこから金曜日まで休む間もなく毎日これが続くことも...。
逆に、金曜日の夕方に提出すれば、翌日から休みを挟むので、当面はしつこく追及されることを避けられます。
また、部下から突然退職届を出されて冷静さを失った上司も、週末の休みを挟めば冷静さを取り戻すはず!
結果、週明けには冷静な話し合いができるというわけです。
休日前の提出には注意点も!
金曜日の夕方(休日前)に退職届を出すにあたって、一つだけ懸念事項があります。
飲みにでもいって話をしないかと、食事に誘われる可能性がある!
この誘いに乗ってしまうと、上司や同僚から夜通しかけて慰留されるなんてことも...。
お世話になった上司の誘いを断るのは失礼だと感じるかもしれませんが、やはり、退職届を提出した日に「お酒の席」で話をするのは避けるのが無難です。
ここは、「お話しは休日明けにお願いします」と丁寧に断りましょう。
お酒を飲むことで気持ちが高ぶり、熱い話を聞かされることで、「やっぱり退職せずに頑張ります!」なんてのも無きにしも非ずです。
慰留には裏の意図も見え隠れする!
本当にあなたのことを想っての慰留であれば問題ありませんが、上司の中には裏の意図を持って慰留する人物もいます。
- 今抜けられると自分が困るので、何とか慰留しよう
- プロジェクトの終了まで何とか先延ばししよう
悪気は無かったとしても、社会人であれば「誰かが辞める」となった場合、自分への影響を考えますからね。
ゆえに、どんなに慰留されようと、「退職の意思は曲げない」という強い意志を持っておくことです!
結局、一度退職の意思を示してしまうと、残留してもあまり良いことはないですからね。
- 上司や会社から、辞める可能性のある人物としてマークされる
- 結果、昇進や昇給に悪影響を及ぼす可能性がある
仮に、転職先が決まっている状態であるならば、今の会社よりも、次の会社に迷惑をかけないことを優先すべきです。
兎にも角にも、会社を辞める時は以下のことを重視すればOKです。
- 退職に関する規定を順守すること
- 感情的にならないこと
- 意思を貫くこと
- 残りの期間、可能な限りベストを尽くすこと
この点に問題がないことを確認し、適切なタイミングを見極めて退職届を提出しましょう。
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