リクナビネクストの「応募しませんか?/面接に来ませんか?(応募歓迎)」という機能ですが、求職者にとって「価値」のあるものなんでしょうか。
- 応募歓迎経由の応募は選考が有利に進む?
- 通常応募よりも内定が得やすいの?
- 私の経験やスキルに価値があるということ?
- 少人数だけに送信される特別なものなの?
このページをご覧いただいているということは、この種の疑問を抱えていることかと思います。
この応募歓迎の「真意」はどこにあるのでしょうか。
リクナビネクストを有効利用するためにも「応募歓迎」について理解しておきましょう。
応募歓迎経由の応募にメリットはなし!?
ここは先に結論をお伝えします。
応募歓迎経由の応募に、選考が有利に進んだり、内定が得やすいなどのメリットは一切ありません!
応募歓迎経由で応募しようが、通常応募と同じく普通に選考が行われるだけです。
- A「応募歓迎経由のまずまずの人」
- B「通常応募経由の優秀な人」
あなたが会社を経営している立場だとしたら、どちらの人物を採用しますか?
この疑問の答えが全てを物語っています。
要するに、これが絶対的な「採用の本質」なので、応募の違いで有利・不利が出ることはないのです。
応募歓迎経由の応募に特別な力はない!
応募歓迎機能の真意!
求人掲載企業により多くの求職者(応募)を送るため!
リクナビネクストからすると、求人掲載企業に応募が集まらず、「この転職サイトは使えない!」と判断されることは避けなければなりません。
何故なら、他の転職サイトに乗り換えられると、売上が減少してしまうからです。要するに、転職サイト側の都合も見え隠れしているんですね。
また、昨今の転職市場は採用側にとっても厳しい状況で、求人を出して待っているだけでは応募が集まりません。
知名度の低い中小企業はこの傾向が強い!
ゆえに、企業側からアクションを起こせる機能として実装されているわけです。オファー機能なんかと同じですね。
ここまでくれば何となくは見えてきたかと思いますが、応募歓迎は「求職者のためだけでなく、企業側(転職サイト側)のための機能」でもあるのです。
これが真意です。
企業の担当者はレジュメを見て送っているの?
私は内部の人間ではないので確証を得ませんが、以下の認識でおおよそ問題ないと考えています。
- 応募しませんか ⇒ 自動マッチング(条件合致による自動送信)
- 面接に来ませんか ⇒ 企業の担当者がレジュメを見て送信
この点に関しては、Q&Aの内容からも推測できます。
企業があらかじめ設定した条件に合致した場合に届く!
このように記載されているので、担当者があなたのレジュメを見て送信しているわけではないということですね。(全てのケースが該当するとは限りませんが)
要するに、本当の意味で応募を歓迎されているのは、「面接に来ませんか?」だけなのかもしれません。
大きなメリットはなくとも価値はある!
これまでの内容を踏まえると価値がないように感じてしまいますが、実はそんなこともありません。
応募歓迎(応募しませんか?)は、内定獲得において重要な「企業とのマッチング成立」を知らせてくれるものである!
基本的に転職は「企業の求める経験・スキル ≦ あなたの持つ経験・スキル」が成立して初めて採用されます。
要するに、自身の市場価値と企業の求める基準のマッチングが必要不可欠だということ。
ですが、自身の市場価値を正確に把握するのは難しく、求人情報から「企業の求める人物像」を読み解くのも簡単ではありません。
ゆえに、マッチングの成立を知らせてくれる機能には一定の価値があるのです。
特に、「面接に来ませんか(応募歓迎)」に関しては、企業の担当者があなたのレジュメを確認した上での送信なので、採用基準を十分に満たしていることが考えられます。
これも一つの真実なので、応募歓迎が届いた企業は前向きに検討することをおススメします。
但し、通常応募と同じように選考が行われ、ライバルたちと内定を掛けて勝負をするのは変わりません。
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