リクナビネクストのオファーの種類と仕組み!意味があるのはどれ?
転職サイト「リクナビネクスト」にはオファー機能が備わっていますが、オファーにはいくつかの種類があり「価値があるもの」と「価値がないもの」が存在します。
そのため、それぞれの特徴を把握して賢く利用することが重要です。ここでは、リクナビネクストのオファーの種類と仕組み、それぞれの価値について言及しています。
リクナビネクストを有効利用するための参考情報としてご活用下さい。
リクナビネクストのオファーの種類
リクナビネクストには以下4つのオファーが存在します。
- オープンオファー
- 興味通知オファー
- プライベートオファー
- プライベートオファー(エージェント)
それぞれに異なる特徴を持っており、同じオファーとは言っても「価値」が異なるので、あなたにとって「意味のあるオファー」がどれに当たるのかを考えていきましょう。
1.オープンオファー
オープンオファーは「求人情報」や「説明会の案内」が届くものですが、これに関しては「価値が著しく低いオファー」との認識で間違いありません。
オファーとは言っても、「こんな求人があるので見て下さい!」「こんな会社の説明会が開催されますよ!」を伝えることが目的の単なる案内です。つまり、あなたの為ではなく、応募者を募りたい企業のための機能です。
オープンオファーは「利用者全てに自動送信」「ある条件にヒットする人に自動送信」という仕組みで成り立っているため、経験や希望とかけ離れた企業からも届くことがあります。
何故、こんな企業からオファーが届くんだ!? といった疑問を抱く原因ですね。
また、企業があなたのレジュメを見て送信しているわけではないので、求職者にメリットはなく、通常応募と同じ形で選考が行われます。
2.興味通知オファー
興味通知オファーに関しても、「価値が低いオファー」との認識で間違いはなく、単なる「求人案内」というニュアンスが強いです。
オファーの差出人は企業名になっていますが、送信段階で企業側はあなたのレジュメを見ていません。要は、求人掲載企業が、リクナビ側に「この条件にヒットする人に案内を送信して下さい」と依頼しているだけだと考えて下さい。
興味通知オファーも、あなたが応募することで初めてレジュメが確認されるので、通常応募と変わりはなく、オファー経由で応募するメリットはありません。
まぁ、「こんな企業があるんだ!」と知る一つのキッカケだと思って下さい。
ただ、企業が求める条件にはヒットしていることを意味するので、応募すれば「十分に勝負できる案件である!」とは推測できます。求人を見て興味が沸いたなら、応募して内定を目指しましょう。
3.プライベートオファー
プライベートオファーに関しては「価値のあるオファー」との認識で間違いありません。
その理由は、実際に企業の担当者があなたのレジュメを確認し、個人的にオファーをかけているからです。つまり、プライベートオファーが届いたということは、企業が求める経験やスキルを有している!と考えることができるんですね。
更に、このプライベートオファーには「面接確約」というメリットがあり、応募すれば、書類選考なしで面接に進むことができます。
企業が求める経験・スキルを有している!
企業はあなたに会ってみたいと思っている!
面接で期待通りの人物であることを示す!
内定に限りなく近いことは想像できますよね。
これがプライベートオファーが持つ価値です。
ただし、「簡単に内定が取れる!」という甘い考えは持たないで下さい。この理由に関しては「リクナビネクストのプライベートオファーの全貌に迫る」ページにて詳しく解説しています。
4.プライベートオファー(エージェント経由)
プライベートオファーはエージェントから届く場合もあります。
エージェントが検索を行い「あなたの経験・スキルがあれば、紹介できる企業がある!」と判断された場合に届くものです。
このオファーを利用するとエージェント経由の転職になるので、内定獲得に向けて様々な支援を受けることができます。ただ、面談や担当者とのやり取りといった手間が発生するので、独力で活動したい人には不向きかもしれません。
また、エージェント経由で転職させることでコンサルフィを獲得したい!というエージェント都合でのオファーという面もあるので、一長一短、価値のあるなしは個人によって異なるかと思います。
最後に
リクナビネクストには以上4種類のオファーが存在しますが、検討する価値のあるオファーは「3.プライベートオファー」との認識で間違いありません。
ただ、価値の低いオファーであっても「企業を知るキッカケ」にはなります。また、「自分はどんな企業から求められ、どんな企業なら通用するのか?」という市場価値を知ることができるのも利点です。
ですから、オファーが届いた場合は、「価値無し!」と切り捨てず、検討してみるのもアリです。