年齢制限

転職で年齢制限を超えている求人の応募・採用可否について考える

今現在、求人の募集要項で「性別」と「年齢」を制限することは原則禁止されています。これは、「男女雇用機会均等法」と「改正雇用対策法」によって、性別・年齢を不問とすることが義務付けられたからです。

私は、この法律に何の意味があるのかよく分かりません。何故なら、採用側は求人に記載できないだけで、性別や年齢制限を暗に設けているからです。これが実状ですから、厳密に記載してくれている方が求職者からしても有り難いと思うのですが・・・。

まぁ、この話はさておき、ここでは「年齢制限」を超えた応募や採用可否についてお伝えしていきます。

実際は「年齢制限」が如実に存在する!

まず、年齢については「原則不問とする」となっていますが、法律の定める「例外事由」に該当する場合は制限を設けることがOKとされています。

(1)長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合。
 
(2)技能・ノウハウの継承の観点から、特定の職種において労働者数が相当程度少ない特定の年齢層に限定し、かつ、期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合。

30歳未満の方(若年層の長期キャリア形成を図るため)」 
35歳迄(長期雇用によるキャリア形成/例外事由3号のイ)

この種の文言は誰もが見たことがあるかと思いますが、この年齢制限に引っ掛かってしまうんですよね。
応募したい!と思った会社に限って・・・。
30代に突入した人、36歳以上の人は特にそうではないでしょうか。

そんな時、以下の疑問が頭をよぎり悩んでしまいますよね。

「年齢制限を超えているが、応募しても良いのだろうか?」
「年齢制限を超えていても、採用される可能性はあるのだろうか?」

この疑問を解決していきましょう。

 

年齢制限を超えた求人への応募について!

ここは、先に結論をお伝えします。
年齢制限を超えていても積極的に応募すべき!
これがこの疑問の答えとなります。

何故なら、年齢制限を設定している企業には以下2つのパターンが存在するんですが、どちらに該当するかは応募してみないことには見抜けないからです。

  1. 厳密に年齢で区切りをつけている企業
  2. 目安として制限を設けているだけの企業

厳密に年齢で区切りをつけている企業に関しては、応募してもバッサリと切られます。「応募条件に書いてあるでしょ!」ってな感じですね。この場合は嘆いても仕方ありませんから、次の会社に進みましょう。

目安として制限を設けている企業に関しては、年齢が超過していても採用の可能性は充分にあります。このパターンの場合は、「できるだけ若い人材を採用したい」「応募過多を防ぐため」などの理由で目安として設定しているだけだからです。

採用の本質は「より多くの利益をもたらしてくれる人材を採用すること」ですから、年齢よりも人物面が優先されるのが普通です。つまり、採用の可能性は充分にあるので「年齢制限を超えていても応募する」が正解なんですね。

ネット上には「応募する前に質問すれば良い」という情報も散見されますが、「〇〇歳以上の人は絶対に採用しません」と明確に回答してくる企業は皆無でしょう。明確な回答を示すことで、法律云々に関する面倒なトラブルに巻き込まれたくないからです。また、本当に優秀な人であれば「年齢云々は関係なしに採用したい」と考えるのが企業の本音だからです。

つまり、求職者側からすると「応募してみるしかない!」というのが実際のところです。

年齢制限を超えていても採用してくれるかどうか・・・これは実際に応募することで採用側がきっちりと答えを示してくれます。逆に、応募しなければ可能性はゼロのままですから、細かいことは気にせず積極的に応募すればOKです。

年齢制限を超えた人物の採用について!

年齢制限を超えていても応募すべきで、採用される可能性も充分にあるとお伝えしました。ただし、他の応募者よりも「年齢を重ねている!」というハンデを背負っていることを忘れてはいけません。

まず、自分よりも若い応募者と同等レベルの経験・実績・スキルしか持ち併せていなければ、100%若い人材が採用されます。その為、年齢相応の市場価値が求められることはもちろん、若年層者では持っていないことが多いマネジメントスキルなども必要かと思います。

要は、採用側に「想定していた年齢を超えている人物だが、それでも採用したい!」と思わせることが第一歩で、そう思わせる「何か」を持っている必要があるということですね。若年層の候補者に埋もれているようでは、内定を勝ち取るのは難しいでしょう。

年齢制限内の候補者よりも、求められる基準が高く、厳しい目で見られる!

この事実をしっかりと理解し、万全の準備で採用過程に臨んで下さい。
これが出来て初めて「年齢制限越えの採用」を勝ち取ることができます!

 

 


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