見通し

転職面接「今後の業界の見通しは?」の回答例と質問意図!

転職の面接では「業界の見通し」についてあなたの考えを問われることがあります。

今後の業界の見通しについて、どうお考えですか?
あなたが考える業界の展望について教えて下さい。
今後、この業界はどうなっていくと思われますか?

採用側は、この手の質問から何を探ろうとしているのでしょうか。ここでは、企業側の質問意図、OK・NG回答例を交えて詳しく解説していきます。

企業側の本音 ~ここが知りたいポイント~

まずは、企業側の質問意図と期待について知っておきましょう。

<企業の質問意図と期待>
過去の経験や事前の業界研究から得た見通しを、自分の言葉で簡潔に語って欲しい。転職でこの業界を志望する本気度を見極めたい。新聞記事の寄せ集めのような、論文的な回答は求めていない。

応募企業の属する業界について、事前に調査・研究するのは当然のこととして、その上での自分の意見を述べられるかどうかがポイントです。

よくあるのが、「安倍政権が掲げるアベノミクスは、今回の法改正によって~」といった、論文長に語り出すパターンですが、もちろんこれはNGとなります。世間一般的な論調や評論家が語るような内容は求められていません。あなた自身が行った調査・研究の結果を基にした、自分自身の意見を伝える必要があります。

企業側が見たいと思っているのは、「具体的な数字や客観的事実をもとに、自身の考えとして論理的にまとめ、要点を話すことができるのか」という点です。

そして、ここで語るのはあくまでも「今後の見通し」ですから、正解は存在しません。つまり、「間違っていたらどうしよう」と心配する必要はありませんし、「自分の浅いキャリアで偉そうに語っても良いのか」と遠慮する必要もないということです。

あなたの意見を自分の言葉で自信を持って語って下さい。

 

 

NG回答例

実際の面接の場でよくある「NG回答例」について取り挙げておきます。

「今後の業界の見通しは非常に明るいと考えております。(理由のない言い切り)」
 
「今までと違う業界なので、〇〇業界はあまり詳しくありませんが~」
 
「2015年をピークに需要は下落傾向で、これからは加速度的に衰退していくと言われております。」

この質問の回答には、あなたがそう結論付けた「理由」が必要不可欠となります。実は、業界が上向き・下向きといったことは別にどちらでも良く、「何故あなたはそう結論付けたのか?(理由)」を企業側は聞きたいと思っています。

2つ目は、業界転換の転職者によくありがちなNG例です。異なる業界に転職するからこそ、深い業界研究が必要なのは言うまでもありません。このような言い訳がましい言葉から語り始めるのは、業界研究をしていなことを自ら露呈しているようなものです。

最後は、あなたの意見や言葉が全く入っていないNG例です。
この内容では、質問に対して適切な回答を示していないことになります。

OK回答例

どんな回答が適切なんでしょうか。
回答例からそのポイントを考えてみましょう。

化粧品業界は少子高齢化が進む中、国内市場は今後ますます厳しさを増すものと思われます。
 
一昔前までは「美への出費は削られない」などという神話もありましたが、百貨店などで販売する中価格帯の商品は、ドラッグストアやネット販売などの低価格帯に圧倒され、より一層厳しくなる。そして、この流れは今後も止まることはないと見ています。
 
また、マクロ視点で見ると、国内市場は1兆円前後で推移してきましたが、今後は緩やかに下落していくと思われます。これからは、国内市場だけに頼らず、日本の繊細な品質を評価している新興国へ低価格帯商品を販売できるかどうかが、成長のカギになると考えます。

 
業界研究をしていなければ知り得ない事実をベースに、自身の予測として、自分の言葉で簡潔に語ることができています。これならば、「記事をそのままもってきた論文のようだ」と思われることはないでしょう。

要は、業界研究の成果とあなたの意見を求められている質問ですから、「業界研究から得た数値や客観的事実+あなた自身の考え」があればOKだということですね。

このポイントを意識して回答を準備しておきましょう。

 

 


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