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派遣の職歴を履歴書(経歴書)に書かない選択は正しいのか?

派遣の職歴…

取り扱いが難しいのは確かなのかもしれません。

だからこそ、「派遣の職歴を書く・書かない・書きたくない」「派遣の職歴は書かないとバレるのか?」といったことで悩むのだと思います。もしかすると「派遣」という経歴があることで、デメリットを被ったなんて人もいるかもしれません。

ただ、それでも「派遣の職歴を書かない」という選択をするかどうかは、深く考えて結論を出すべきです。ここでは、以下の3つの視点から派遣の職歴について言及しています。

  1. 派遣の職歴の記載に関する基本的な方針
  2. 派遣の職歴を書かないことによって発生するデメリット
  3. 派遣の職歴を書かないとバレるのか

派遣社員としての職歴をどう扱うのか、この判断基準として活用いただければと思います。

 


 

1.派遣の職歴の記載に関する基本的な方針

基本的な観点から言うと、「派遣の職歴を履歴書(職務経歴書)に書かない!」という選択は誤りです。むしろ、「何故、書かないのか?」といった疑問が頭をよぎるレベルであり、何も卑屈になる必要のない経歴であるため、「書く」が正しいと選択にはなります。

もしかしたら、あなたはこんな考えに囚われていないでしょうか?

  • 正規社員としての経験 ⇒ 善(企業に評価される)
  • 派遣社員としての経験 ⇒ 悪(企業に評価されない)

これ、全くの間違いです。

派遣社員として仕事に従事した経験は「立派な職歴」です!

今のご時世、やむなく「派遣」として働いている人が多くいることは、人事を司る採用担当者であれば理解しています。そして、派遣の身でありながら、派遣先の正社員よりも仕事をしている(仕事ができる)人がいることも知っています。

何よりも、採用の本質というのは、「雇用することで自社に利益となる人材を採用すること」にあります。つまり、求職者の以前の「雇用形態」なんてものはどうでもいいことなんです。たとえば、「正社員経験のある仕事のできない人」と「正社員経験はないが仕事のできる人」がいた場合、企業は絶対に後者を採用します。

これが採用の現場です。

もし、あなたが「派遣」というものに劣等感を感じており、それが「書かない」を選択する原因にあるならば、考えを改め「書く」という選択をオススメします。

仮に、派遣社員という雇用形態ではあったが、正社員と同等(又はそれ以上)の仕事をしてきた、という自負があるのであれば、絶対に職歴として書くべきです。書かないことを選択する理由は一切ありません。

 


 

2.派遣の職歴を書かないことによって発生するデメリット

一口に派遣としての職歴があるとはいっても、パターンは個々に違います。

  • 学業終了 ⇒ 新卒採用で就職せず ⇒ 派遣 ⇒ 転職で正社員を目指す
  • 学業終了 ⇒ 新卒採用で正社員 ⇒ 退職 ⇒ 派遣 ⇒ 転職で再び正社員を目指す

代表的な2パターンを挙げましたが、様々な要素が複雑に絡まった人もいるでしょう。しかし、どのケースにも共通して言えることが、「派遣として就業した期間を書かない」とした場合、そのブランク期間をどう説明するのか、といった問題が発生することです。

この先、転職で正社員を目指す場合、「企業が納得できるだけの理由」をあなたは語ることができますか? 嘘の話をでっち上げようとも、付け焼刃的な物語は絶対にバレます。 結果、不採用の連続が待っているのです。

もしかすると、「何故、この期間派遣として働いていた(正社員にならなかった)のですか?」と問われるのを恐れているのかもしれませんが、正直にその時の状況を語れば問題ありません。自分に非があったのであれば、それを素直に反省して今全力で活動していることを伝えればOKです。

企業には、「働いている人を評価し、働いていない人を評価しない!」という傾向があります。転職活動において、「現職で働きながら活動すべき」と言われる所以がここにあります。

つまり、派遣であってもしっかりと働いてきた経歴は、ブランク期間があることよりも遥かに評価されるということなんです。

  • 評価されない
  • 説明が極めて難しい
  • 嘘で繕うとリスクが伴う

こんなブランクを自ら創出する行為、はっきり言って無意味です。この観点から考えても、派遣として従事した期間は、堂々と書いておくべき!と言えるのです。

 


 

3.派遣の職歴を書かないとバレるのか

ここは先に結論をお伝えします。

バレることもあれば、バレないこともある!

何とも曖昧な結論ですが、これが真実です。要は、前職の雇用形態が何であろうと、次の会社に提出する必要のある書類によってバレることがあるということです。

  • 年金手帳
  • 極稀に、過去の加入履歴が記載されていることがあります。

  • 雇用保険被保険者証
  • 直近の会社名と退職日が記載されており、提出必須の書類です。

  • 源泉徴収票
  • 直近の会社を退職した同一年に転職した場合は、年末調整の為に提出が必要で、直近の会社名と退職日が記載されています。

直近の雇用形態が「派遣」である場合は、職歴に書かれていない会社が登場することになるので、採用側が「ん?なんだこの会社…」となる可能性が出てきます。要は、「直近の会社を完全に隠し通すことは難しい」ということですね。

社会保険適応前や給料を貰わずに速攻で辞めた場合は隠せるかもしれませんが、ある程度の期間勤めていたのならば、提出書類からバレる可能性が大です。

逆に、直近よりも以前の会社であれば、バレる可能性は極めて低いです。しかし、過去にさかのぼって職歴を調べる会社がないとも限りません。この段階で詐称がバレた場合は、100%不採用となるでしょうから覚悟しておきましょう。

 


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