幼稚園の先生の仕事内容、求められる役割、やりがい、一日の流れについてお伝えしています。
幼稚園の先生を目指す人はしっかりと把握しておきましょう!
幼稚園の先生の仕事内容とやりがい!
幼稚園の先生とは、幼稚園で幼児(3歳~小学校入学前まで)を預かり、教育的効果のある遊戯「折り紙」「お絵描き」「リトミック(情操教育、音感教育、生活習慣を三位一体にして行う教育法)」などを園児と一緒に行う世話人兼教育者です。
また、園児と一緒に過ごしながら、社会のルールを学ぶしつけを行う役割も担っています。園児の日々の成長を保護者と共に楽しみ喜ぶことができる職業で、子供好きの人には打ってつけの仕事です。
もちろん、子供と楽しく遊ぶだけでなく、その裏側で幼稚園内の一切合切の業務(指導計画立案、行事の企画、会計業務、配布物作成、壁画作成、園内清掃全般)もこなさなければなりません。
園児は常に動き回り予想のできない動きもするため、常に神経を研ぎ澄ましておく必要があり、精神的にも体力的にも結構ハードです。しかし、子供のかわいさに心を癒される、そんなやりがいのある仕事です。
幼稚園の先生の一日の流れ
基本的な「幼稚園の先生の一日の流れ」をご紹介します。
- 出勤(AM7:00)
- バス乗車(AM7:30~)
- 登園(AM8:30~)
- 保育開始(AM10:00~)
- 昼食(AM11:30~)
- 午後の保育(PM12:30~)
- 降園(PM2:00~)
- 職員会議(PM3:30~)
- 事務作業(PM4:00~)
バス当番の日は早めに出勤する。
バスに乗車して園児たちを迎えに行く。
園児たちを出迎え、健康状態をチェックし、提出物(プリント、連絡ノートなど)を確認する。トイレにも行かせる。
定刻になったら保育を始める。朝の挨拶に始まり、歌、折り紙、リトミックを行う。
園児と一緒に昼食を食べる。その際、食事のマナー、しつけなども行う。
外で遊んだり、絵本を読み聞かせたり、午後の保育を行う。
バスに乗り込み、園児を送り届ける。
クラスの状況や各種報告を行う。
出席簿の記入、指導案作成、月案作成、お便り作成、行事の計画などの事務作業を行う。
幼稚園の先生の一日は、このような流れで進むのが一般的です。
大きなイベントや行事がある際は、飾りつけや各種準備で遅くまで残ることもあります。そのため、バス当番などで早めに出勤する必要のある日は、出勤から12時間以上の拘束となることもあります。
ここにも、幼稚園の先生のハードな部分がありますね。その分、休みはしっかりと取得できるようになっている(土日祝、夏休みなど)ので、休日でしっかりとリフレッシュすることが継続の秘訣です。