転職先はしつこく聞かれても絶対に漏らすな!!!!
転職先が決定し、退職することを会社や同僚に伝えると、「どこの会社に決まったの?」と聞かれることがあります。仮に、良い転職ができたと感じている場合、つい話したくなることもあるかもしれません。
しかし、転職先は絶対に漏らさずに閉口することをオススメします。
何故ならば、入社前の段階で転職先を公表すると、思わぬところで他人から足を引っ張られることがあるからです。(家族や親密な関係にある人以外は、転職先で働き始めるまでは公表しない!)
この意味するところを詳しく解説していきます。
転職先を漏らすことによるデメリット
転職先を漏らすことにより、転職予定の会社に「怪情報」が出回る可能性があります。
現勤務先の同僚や取引先の中には、あなたの転職先に知り合いがいるケースもあり、その人物を通して、あなたの情報が入社前に出回ってしまうのです。要は、良いこと・悪いこと、現職での評判、様々な噂などです。そして、これが転職後にあなたを苦しめる原因になるのです。
一見、良い評判なら問題ないと思うでしょうが、「すごく仕事ができる奴がいく」なんて情報を流されてしまうと、入社直後から過度な期待を掛けられてしまいます。結果、「なんだ想像していたほどでなかったな」なんてことになると、あなたを見る目が失望へと変わることも。
このように、転職先を漏らす行為には、情報漏えいによるデメリットが伴います。
転職して気持ちも新たに再出発する意気込みで臨んでいるにも関わらず、要らぬ情報にこれを阻まれたら最悪です。情報を漏らすような人物はいないと確信していたとしても、細心の注意を払うに越したことはありません。
現職の同僚の中には、あなたの転職先を聞いて、「自分の方が優秀だし、自分も応募してみようかな」と、転職先に自分を売り込む人もいます。
レアケースだと思われるかもしれませんが、本人に悪意がなくても、こうしたご時世「今よりも良い条件で採用してもらえるなら」と軽い気持ちで同じ会社に応募書類を送る人は決して少なくありません。
本当にあなたよりも優秀な人物だったとしたら、転職先はあなたを採用したことを後悔するなんてことも…。 これも、転職後にあなたの思わぬ障害になることがあるのです。
転職先を今の会社(同僚)伝える義務はない!
ここで一つ知っておくべきことは、会社に転職先を伝える義務はないということ。
会社や上司がしつこく聞いてくることもあるでしょうが、「着任前なので、転職先の公表は控えさせて下さい」と伝えれば問題ありません。関係の良質な上司や同僚には「水臭いなぁ」と言われるかもしれませんが、そこは分かってくれるはずです。
それでもしつこく聞いていくる人物は、はっきり言って危険です。何故そこまでしつこく聞いてくるのでしょうか? 何も意図が無いのであれば、同僚の転職先なんて普通はそこまで興味はないはずです。
無視しましょう。
- 転職先を公表することにメリットはありません
- 転職先を公表することでデメリットを被る可能性があります
- 転職先を公表しなければならない!なんて義務もありません
転職先に気持ち良くスムーズに入っていけるよう、リスクは完全に排除しておきましょう!