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声優の「厳しい現実」を知ろう! 生活できないは当たり前!?

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声優の世界はとてつもなく厳しい!

声優を目指している人であれば、ある程度は理解していることだと思います。

しかし、「具体的に何がどう厳しいのか」までしっかりと理解いる人は少ないのではないでしょうか。

その結果、中途半端な覚悟で声優を目指し、厳しい現実に直面して辞めていく人が後を絶ちません。

アイコンびっくり

何とかなるだろう!

このような生半可な気持ちで飛び込んでいい世界ではありません。はっきり言って、何とかなりません。

声優を仕事として捉えたとき、一般企業に就職して働くこととはワケが違う!

言うならば、「お笑い芸人になって芸能界で成功する!」と同レベルの厳しさがそこにはあるのです。

声優世界の「厳しい現実」をしっかりと理解し、後悔しない選択をしましょう。

 

 

声優の世界には何段階もの壁が立ちはだかる!

声優になるには、「声優養成所」or「声優専門学校」に通って基礎力を身に付け、その後プロダクションに所属するのが一般的なルートです。

このルートの中には幾重もの壁が待ち構えており、厳しい現実を突きつけられる原因となっています。

<一般的な声優への道筋>

  1. 養成所(審査あり)or 専門学校で基礎力をつける
  2. 声優プロダクションのオーディションを受ける
  3. 声優プロダクションに入所
  4. 仕事は自分自身で勝ち取る必要がある
  5. 2年間の準所属(ジュニア)期間で結果を出すことが求められる
  6. 2年後に正所属への格上げ査定が行われる
  7. 正所属となっても競争は終わらない
  8. 人気声優へ

声優世界の存在する「壁」について詳しく見ていきましょう。

 

第一の壁【声優プロダクションのオーディション突破】

転職の現実

声優として本格的に活動していくには、声優プロダクションに所属しなければなりません。

これは、この世界が以下の仕組みで成り立っているからです。

  1. 番組オーディションの情報が声優プロダクションに届く
  2. プロダクションがその情報に基づき所属声優を選抜する
  3. 選抜された人物だけがオーディションを受けられる

要は、声優プロダクションに所属しないことには何も始まらないんですね。

ただ、オーディションにはあらゆる方面から声優を目指す人が参加するので、当然倍率は高く、即戦力を求める傾向もあって、ある程度の力がないと合格できません。

養成所や専門学校、独学でいくら頑張ろうと、まずはここを突破する力がないと話にならない!

これが声優世界に存在する一つ目の大きな壁です。

 

第二の壁【仕事は自分で勝ち取るのが前提】

声優プロダクションに所属できたとしても、自動的に仕事が割り振られるわけではありません。

仕事は各番組のオーディションに参加して自力で勝ち取る必要がある!

オーディションには各プロダクションから多くの人が集まるので、倍率は約300倍と言われています。

ここに、声優として継続的に収入を得るのが難しい理由があります。

つまりは、オーディションに合格できなければ声優デビューは叶わず、声優として収入を得ることもできない!

300倍...。

あなたはこの倍率を戦い抜く覚悟を持っていますか?

 

 

第三の壁【準所属の2年間で結果が求められる】

プロダクションに入所すると、まず2年間限定の準所属(ジュニア)となります。

準所属として経験を積み、正所属を目指す期間ですね。

この期間の「売上」や「活動実績」を元に査定されるため、2年の間に結果を出す必要がある!

また、準所属は声優の最低ランクに位置するので、ギャラは格安です。

準所属のギャラ

時間に関係なく1本あたり15,000円と定められており、事務所が5,000円を差し引くので、10,000円が自分の収入となる。

当然、声優の仕事だけで生活するのは困難であるため、アルバイトや派遣で食いつないでいる人が大半です。

生活費を別で稼ぎながら、声優としても結果を残さないといけない!

想像できると思いますが、簡単なことではありません。

 

第四の壁【正所属への査定】

準所属(ジュニア)としての期間が終了すると、正所属への格上げ査定が行われます。

格上げできないと判断された場合、その時点でマネジメント契約は終了!

声優の世界は実力主義なので、「利益をもたらすことができない声優はいらない!」ということですね。

一般社会では昇進・昇給なしで済みますが、声優の世界では通用しません。

非常にシビアでドライな部分ですが、これが声優の世界であり、どちらかと言うとプロスポーツの世界に近いです。

 

第五の壁【継続的に続く勝負の世界】

準所属時代の実績が認められて晴れて正所属となると、正式なプロダクション所属の声優となります。

ここから、キャリアや人気度合いによりギャラのランクも上がっていき、最終的にはノーランクとなって、交渉でギャラを決めることができるようにもなります。

まぁ、一つの目指すべき所だとも言えるかと思います。

但し、仕事はオーディションで自力で勝ち取る必要があるため、戦いは終わりません!

  • 競争に勝てなければ、正所属となっても収入はゼロ
  • 実績(売上)が低調だと、マネジメント契約が打ち切られる可能性が出てくる

厳しい・・・この一言に尽きますね。

この通り、人気声優への道は前途多難で、その頂に立つことは決して簡単ではありません。

 

 

最後に

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声優の厳しい現実、如何でしたでしょうか?

恐らく、これから声優を目指す人にとっては、相当に臆する情報だったかと思います。

でも、実際に目指すのであれば、絶対に知っておくべきです。

中途半端な取り組みや覚悟で勝ち上がっていける世界ではない!

だから、本気で目指すのであれば、この厳しい現実をモチベーションに変えて頑張って欲しいと思います。

  • 子供の頃から一つのスポーツに打ち込みプロを目指す
  • お笑い芸人になって一旗揚げる

声優の世界はこれに近いです。

普通の会社に所属して仕事することとは訳が違います。

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