人材紹介業の大手として君臨するリクルートグループが運営するサイトに、「リクナビ」と「リクナビネクスト」が存在します。
名前こそ似ていますが、利用対象者や役割は全く違います。そこで、ここでは、両者の違いを簡単に解説しています。
自分が利用すべき求人サイトはどちらなのか?
こんな視点で参考にしていただければと思います。
リクナビを知ろう!
リクナビは一言でいうと「新卒(既卒)者が対象の就活準備サイト」です。
「リクナビ2020」
「リクナビ2021」
このように卒業年によって区分けされており、「2020年3月に卒業して就職する人はリクナビ2020」「2021年3月に卒業して就職する人はリクナビ2021」を利用することになります。
本家リクナビでは以下のように解説されています。
リクナビは、卒業予定の新卒の皆様を中心として、すべての学生(大学院、大学、短大、専門学校、高専)および既卒者を対象とした学生と企業を結び付ける、就職活動準備サイトです。
インターンシップ、企業研究、自己分析に役立つ情報や就活体験談やイベント情報などを提供!就活準備を支える充実の機能であなたをサポートします。
該当年の新卒を採用する予定の企業を知ることができ、インターンシップ、会社説明会、合同企業説明会の情報を得たり、参加の予約・申し込みなどが可能です。
学生向けの就職活動を支援してくれるサイトであり、一部例外として既卒者(新卒として就職できず、一度も社会人経験のない人)も利用可能です。
逆に、学校を卒業し、新卒入社で社会人として働いた経験のある人は対象外となります。そのため「新卒として入社したがすぐに辞めた!」という人も使えません。
リクナビネクストを知ろう!
リクナビネクストは一言でいうと「転職希望者向けの求人サイト」です。
上記リクナビとは違い、社会人経験(正社員だけでなく、契約社員、派遣社員として働いた経験のある人)を持つ人向けのサービスであり、基本的に現学生や既卒者未就職者は対象外となります。
「今、会社に属して働いているが転職を考えている!」
「今、会社を辞めて次の働き口を探している!」
こんな人が利用すべきなのが転職サイト「リクナビネクスト」になります。
リクナビネクストは求人検索の他、企業への応募や連絡ができる機能を有しており、サイト経由で独自に進めていく(応募、書類選考、面接日時の調整、面接、合否連絡)のが特徴です。新卒採用時のように、エントリー、説明会、といった手順は存在しません。
最も大きな違いは「利用対象者(ターゲット)」が異なる点ですね。
自分はどちらを利用すべきか?
この疑問は解決できたでしょうか。
新卒採用ならリクナビ!
転職ならリクナビネクスト!
こう言われるくらい両者共にその分野の代表的なサイトです。
有効活用して就職(転職)を成功に導きましょう!