転職の応募から内定（採用）までの期間は想像よりも長い！

転職する際に気になるのが、応募から内定が出るまでの期間ではないでしょうか。

この期間は、利用する媒体や求人の緊急度によって違いが出るので、一概に「応募から内定までの期間は約〇〇日」と言うことはできません。

但し、一つの共通認識として「想像よりも長い期間を要す！」と考えておくべきです。

これが真なので、最終選考まで進んで落ちてしまうと、あっという間に時間は経過します。

ゆえに、圧倒的に志望度の高い会社を受けている期間であっても、最悪のケースを考えて複数の企業を同時進行で進めておく必要があります。

ハローワーク・求人誌

ハローワークや求人誌は、企業と直で連絡を取ることができるので、即効で採用過程に突入するケースが多いです。

「TELにて連絡 ⇒ 即面接日時確定」

この種の流れが日常茶飯事なので、内定までの期間が短い傾向にあります。

転職エージェント

コンサルタントが間に入って迅速に日程調整が行われるので、割と早くことが運びます。

また、合否通知も速攻で届くので、転職サイトよりも期間が短くなる傾向にあります。

転職先サイト

最も長い期間を要するのが転職サイトです！

応募受付期間の発生やメールでの日程調整などが絡む影響で、期間が長くなる傾向にあります。

また、転職サイトは利用者が多いので、これも期間が長くなる要因の一つです。

特に、大手有名企業や人気企業は期間が長くなりがちですね。

ここでは、最も多くの人が利用するであろう「転職サイト」を例に、その平均的な期間をお伝えしたいと思います。

※一般的な工程（書類選考あり、面接2回）を採用！

各工程に必要な日数を把握し、活動に生かしましょう。

求人掲載～応募受付（書類選考）

企業が転職サイトに求人を掲載する場合、ある程度の「受付期間」を設けて応募者を募ります。

企業によって日数は異なりますが、「可能な限り多くの候補者の中から検討したい」というのが企業の本音なので、ここに多くの時間が割かれます。

新着求人の場合は、一早く応募した人が最も長く結果を待つことに！

また、1ヶ月求人を掲載する場合は、半月ごとに応募を分けて、計2回の採用活動するケースもあります。

書類選考の合否通達

書類選考の結果通知は、応募から1週間～10日程度で届く！

応募した翌週に結果が届くといった感じでしょうか。

書類選考の通過者には「一次面接」の日程案内が付随しており、希望日を返信して面接の日時を調整します。

企業にとっては、書類選考の合否を伝え、面接日時を調整する週ということになります。

一次面接

一次面接が行われるのは、応募から2～3週間後が一般的です！

転職サイトの場合は、一次面接までに最大の期間を要するのが特徴ですね。

一次面接合否通知

一次面接の合否通知は早ければ面接の翌日、遅くても1週間以内に届きます！

傾向としては以下の通りです。

一次面接の通過者には最終面接の日程案内が付随しており、一次面接時と同様に日時の調整を行います。

最終面接に進む人は「有力候補者」となるので、他の企業との奪い合いに勝つため、割と早めにセッティングされます。

最終面接

最終面接が行われるのは、応募から約1ヶ月前後！

一般的なケースですが、これだけの期間を要するのが実態です。

最終面接の合否通知

最終面接の合否通知は、早ければ面接の翌日、遅くても2週間以内に届きます！

結局のところ、最終選考まで進んだ場合は、30日～50日程度の日数を要するんですね。

「想像よりも長い期間を要す！」と冒頭でお伝えした意味はここにあります。

求職者は「一日でも早く結果が知りたい！」と思っているのですが、企業は独自のやり方でじっくりと選考を行います。

そのため、結果通知が遅くてヤキモキさせられるのが転職の特徴で、かつ、ある程度の期間も要します。

この実態を念頭に活動を行いましょう。