中途採用の世界において、内定承諾後の辞退は基本的に避けるべきである!
何故なら、中途採用の内定承諾とは「雇用契約」を交わしたことと同等の重みがあるからです。
企業は内定が承諾されると、以下の動きをします。
- 求人の応募受付を終了
- 転職エージェントに採用活動停止の通達
- 他の採用候補者に断りの連絡
- 内定承諾者の迎え入れ準備
つまり、内定承諾後に辞退されると、再び採用活動を行うことを強いられ、「時間」と「コスト」を大幅に無駄にするわけです。
転職における「内定の承諾」にはこれだけの責任が伴っているんですね。
ゆえに、この禁を犯してしまうと「大きなリスク」を背負うことになる!
だからこそ、本当によく考えて決断して欲しいのです。
内定承諾後の辞退は、ビジネスパーソンとしての信用を地に落とす!
転職市場においては、自己中心的な理由で「内定承諾後に辞退」した人については、以下のリスクが伴います。
利用した求人媒体や、仲介した転職エージェントで「ブラックリスト」に名前が載る可能性がある!
これは、今後の転職活動に大きな制限が加えられることを意味するわけで、こんな状態で辞退後の活動が上手くいくでしょうか。
- 応募しても何故か書類で落とされる
- エージェントに申し込んでもお断りされる
- etc...
無きにしも非ずです。
また、今の時代、何処でどんな情報がやり取りされているか想像もできません。
エージェント各社や転職サイトは綿密に連携しているので、あなたが「禁」を犯した情報は必ず広がります。
ゆえに、内定承諾後に辞退するようなことがあれば、「ビジネスパーソンとしての信用が地に落ちる」ということを覚悟しなければならないのです。
脅しのような内容になってしまいましたが、これはあくまでも「リスク」であって、絶対的な要素ではありません。
しかし、この「リスク」が現実化する可能性は決してゼロではないのです。
- 深く考えずに承諾してしまった
- 冷静になって考えてみると...
- 志望度の高い会社の選考が通ってしまった
時としてこの種のことはあると思いますが、1度きりの辞退が、あなたのビジネスライフにどんな悪影響を及ぼすかは分かりません。
本当によく考えて決断して下さい。
単なる内定ブルーではないですか?
内定を獲得するまで、「入社したい」と考えていた会社ではないんですか?
本当にその辞退、将来を見据えた選択ですか?
これらの疑問と向き合って、将来的に後悔しない選択をしていただきたいと思います。
どちらが正解かは存在しません。
あなたの人生なので、あなたが将来的に後悔しなければ、それが正しい選択なのだと思います。