広告 転職の現実

実務未経験で経理への転職を考える男性に伝えたいこと!

経理電卓

いきなりですが、一つの問いに答えて欲しいと思います。

何故あなたは「経理職」への転職を考えているのでしょうか?

面接で語るような表面的な理由は必要ありません。

あなたが心の中に秘めている、「自分だけが知る本当の転職理由」を考えて下さい。

  • 仕事が楽そうだから
  • 経理なら自分にもできそうだから
  • 今までしてきたような仕事はしたくないから
  • これまでの仕事で、今後もやっていくことに自信がないから
  • 経理なら潰しが効きそうだから

心に秘めた本当の転職理由、実はこの種の類いのものではないですか?

もちろん、これがダメだと言っているのではありません。本音がこの種のものでもOKです。論点はここにありません。

ここでお伝えしたいのは、この種の理由で安易に「経理職」を志望しているとしたら、厳しい現実に直面する可能性が高いということです。

  1. 採用側も志望動機の本音を知っている
  2. 男性経理の需要は極めて少ない
  3. 経理は即戦力性が何よりも重要視される
  4. 昇給が難しく給料が一生横這い

詳しく見ていきましょう。

 

 

採用側も志望動機の「本音」を知っている

指示

採用側は、男性で経理職を志望する人の大半が、前述のような「転職理由」を持っていることを知っています。

ゆえに、面接において「転職理由」や「志望動機」を相当に深く突っ込みます!

ここで、「採用側が納得する理由(動機)を語れない」or「当たり障りのない返答しかできない」となると、採用側の考えは以下のように推移します。

  1. あぁ、また同じような嘘の転職理由か
  2. どうせ、「楽そうだ」とかそんなのが本音だろう
  3. で、実務経験も無し
  4. 当然、不採用だな

この流れを踏んで撃沈する人が多いのが実態です。

あなたは、採用側を納得させられる「経理職を志望する理由」を持っていますか?

ただでさえ厳しい未経験男子、この点を満たせなければ、豊富な経験を持つ経験者に絶対に勝てません。

このように、男性の経理職への転職には、「企業からの見られ方による活動の難しさ」が存在するのです。

 

 

男性経理の「需要」は極めて少ない

ダウン

転職の実現において、最も大切な要素をご存じでしょうか?

それは、需要です!

自身がいくら強く願っても、需要がない場所に到達することはできません。たとえ、仕事ができる人であったとしてもです。

で、男性経理はというと「極めて需要が少ない」というのが実際です。

アイコンびっくり

事実、女性が経理を担当している企業が大多数で、この傾向は今でも根強く残っています。

求人の実態!

男女雇用機会均等法で「男性のみ」「女性のみ」という表現の募集ができないだけで、内実は「男性のみ」「女性のみ」という求人が山ほど存在している!

また、企業は会社内の男女比を調整するため、「経理には女性を配置したい」と考えていることも多いです。

男性比が高い会社(業界・職種)は特にそうですね。もっと言えば、「女性の雇用を確保するため」というニュアンスもあります。

つまり、しっかりと以下のことを認識しておかなければなりません。

男性で経理職を目指すことは、極めて小さな可能性を追い求めることを意味しており、困難極まりないものである!

極めて需要が少ない...。

これほどに転職の実現を阻む大きな壁は存在しません。

 

 

経理は「即戦力性」が何よりも重要視される

ビジネスマン選択

転職において「即戦力性が重視される」というのは一般常識ですが、業界・職種または年齢によってはある程度の「ポテンシャル」を加味してくれます。

しかし、経理は極めて即戦力性が重視される職種です!

  • 会社に利益をもたらす職種ではないので、少人数運営が基本
  • 中小企業であれば、1人ないし2人が一般的
  • 大企業でも人数は最小限

そんな中で企業が中途採用を募る理由、それは「今いる人が辞めるから」or「急な欠員がでたから」です。

つまり、転職者には短期間の引継ぎ期間(1、2ヶ月程度)で全ての業務を覚え、主力の一人として活躍していくことが求められるのです!

場合によっては、超即戦力として欠員によって滞った業務を即担う必要があります。

だからこそ、経理の求人は「経験〇年以上」という条件が設定されていることが多く、これまでの経験がものを言うんですね。

この点に関して男女差はありませんが、「未経験者の転職が難しい職種である」という事実は認識しておく必要があります。

 

 

昇給が難しく給料が一生横這い

ビジネス教え

経理を目指している人なら大方把握していると思いますが、経理は昇給が難しく、給料がほぼ横這いであるのが基本です。

その理由は、前述した通り会社に利益をもたらす職種ではないからです。

<経理の年収推移>

経理年収推移

データが示す通り、経験年数を重ねても年収がほぼ横這いであることが分かります。

  • 年収は300万~400万で推移しており、平均年収も356万円と低い
  • 中小企業に至っては、年収300万円未満の会社が大半を占める

経理は「月次処理」「決算処理」「給与計算」「経費処理」など、会社に関わるお金の流れを管理し、会社が会社として成り立つのを支える存在です。

もちろん、会社になくてはならない存在ですが、その会社の年次サイクルを一通り覚えれば、その後は同じことの繰り返しです。

※悪い言い方をすると、同じことの繰り返しなので、慣れれば惰性でもこなしていける職種だということ!

アイコン鉛筆

業績が不振(売上が上がっていない)でも、経理が怒られることはありませんよね?

もちろん、経理の仕事が楽だと言っているわけではありません。

ただ、会社の存続に大きく関わる営業部隊(主の売上を立てる存在の人たち)よりは楽であり、求められるものが少ないのは確かです。

だからこそ、一般職に分類され、給料がほぼ横這いなんですね。

で、あなたは男性です。

どんな未来を描いていますか?

  • 将来的に結婚したい!
  • 車も家も欲しい!
  • 子供も欲しい!
  • 子供には思い通りの人生を送らせてあげたい!
  • 旅行にも行きたい!
  • 趣味に没頭したい!
  • 人生を謳歌したい!

これ、実現できるかどうかは「どれだけ稼ぐか」にかかっています。

結婚なんかは特にそうですが、あなたが家計を支える存在にならなければなりません。子供を持ちたいと考えているのなら尚更です。

でも、給料が横這いの経理という職種を選ぼうとしている...。

今現在の経理志望、未来を見据えた上での選択ですか?

将来、結婚して「給料が少ないから」という理由で、再転職の道に進む可能性はないですか?

転職しなければ今頃は...と後悔する可能性はありませんか?

経理職を志望する男性には、これらの疑問にしっかりと向き合って欲しいのです。

結局、仕事の目的は「お金を稼ぐこと」にあります。そして、仕事で得たお金で人生を設計していきます。当然、稼ぎが大きければ、より多くのことを実現できます。

もちろんお金だけが全てではありませんが、お金は大事です。

以上の事実を加味して、本当に経理を目指すかを考えて欲しいと思います。

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