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転職面接「家族の理解を得ているか?」を聞く企業側の意図と回答例

了承

転職の面接では、家族や周りの方の理解を得ているかを尋ねられることがあります。

  • 今回の転職に際し、ご家族の方の理解(賛同)を得ていますか?
  • 転職することに家族や周りの方は了承済みですか?

結婚して家庭を持っている人はもちろんのこと、両親や恋人からの意向が強く反映される「若年層の転職者」も問われる可能性があります。

「何故こんなプライベートなことを聞くんだ?」と不快に思う方もいるかもしれませんが、面接で聞く以上、この質問にも意図があります。

適切な回答を準備するため、この質問に迫っていきましょう。

 

 

企業側の本音 ~ここが知りたいポイント~

この手の質問を投げかける企業の意図は以下にあります。

質問意図

  • 入社直前の辞退を避けるため
  • 最低限の根回しができる人物かどうかを探るため

転職に臨んでいる人の中には、家族や大切な人に知らせることなく活動している人が一定数存在します。

実は、これが後に悪影響を及ぼすことがあるんですね。

内定が出た後にその事実を伝え、強烈な反対にあって転職を断念(内定を辞退)する...。

これ、採用側の企業にとっては最悪の事態で、絶対に避けなければなりません。

これまでの選考が無駄になる可能性があり、内定通知から時間が経過しての辞退だと、第二候補者にも断られる可能性があるからです。

また、最低限の根回しができる人物なのかを探る意図もあります。

転職は人生を左右する分岐点であり、他者にも少なからず影響を与えます。それにも関わらず、家族・両親・恋人に話さず独断で進めている...。

これ、根回し力が低い人物と見なされ、「仕事も期待できない」と判断するのが普通です!

ゆえに、求職者としては、これら企業の懸念を打ち消す回答を示さなければなりません。

 

 

NG回答例

ngビジネスマン

実際の面接の場でよくある「NG回答」について見ておきましょう。

NG例①

いいえ、今回の転職についてはまだ周りに話しておりません。

まず、話していない(理解を得ていない・了承を得ていない)という回答自体が心証が悪いです。

仮に話していないのであれば、「それでも問題はない」とするフォローがなければ受け入れられません。

NG例②

転職は自分自身のことですから、家族にも話しておりません。

自分勝手な人で、周りに及ぶ影響を考えられない人物と評価されます。

既婚者は特に考慮すべきですが、配偶者は転職による「経済面の変化」や「居住地域の変更」など、様々な不安や心配を抱いてるものです。

これを全て無視して、独断で転職に臨んでいる事実は良しとされないでしょう。

NG例③

もういい大人ですし、私自身のことですから、承諾を得る必要はないかと思います。

正論ではありますが、悪い印象を持たれる可能性があるので避けるべきです。

この種の回答を述べる場合も、「正論+絶対に大丈夫とする根拠」を一緒に語る必要があります。

 

 

OK回答例

OKビジネス

OK例文から回答のポイントを探りましょう。

OK例

結婚して3年目になりますが、前々から妻には転職の件はきちんと伝えてあります。当初は、「今の安定している生活を考えれば、転職する必要はないのでは」と、どちらかというと転職には反対しておりました。

ですが、転職の必要性をしっかりと話し、経済面での不安がないことを伝えることで、現在は承諾してくれています。

OK例への付け足し

この転職で給料が下がるのは覚悟していますし、妻も子供やマイホームは少し先にしようと言ってくれています。家族の応援を無駄にしないよう、御社に入社できましたら全力で仕事に励み、一日でも早く戦力として認めていただけるように頑張る決意でおります。

この回答であれば、「キーパーソン」にきちんと根回しをしていることが伝わりますし、後半部分の決意表明から入社後の頑張りも期待できます。

このレベルの内容なら、企業も安心して内定を出せるはずです。

アイコン鉛筆

この質問の回答は「理解を得ている」or「得ていない」の二択ですが、回答として適切なのは前者です。

理解を得ていないという回答は、フォローを付け加えたとしても、相手に不安を与えるだけでプラスにはなりません。

ゆえに、一切のリスクを排除するという意味では不適切となります。

また、キーパーソンに根回しできているかも重要です。

  • 既婚者は配偶者
  • 独身の人は両親や恋人

あなたにとってのキーパーソンが誰かをしっかりと考え、回答にそれを入れ込みましょう。

こんな質問で評価を下げるのは癪でしょうから、適切な回答を準備して面接に臨みたいですね。

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