面接

転職の面接で付いて良い嘘と付いてはいけない嘘

嘘本当

転職の面接は、ある種「本音と建前が混ざり合った探り合いの場」なので、暗黙の了解の中で「嘘」が使われるものです。

嘘は付くべきでない!!

こんな論調も確かにありますが、バカ正直に何でも素直に話していては内定は勝ち取れません。

  • 付いて良い嘘
  • 付いてはいけない嘘

しっかりと理解して使い分けるのが内定獲得への近道です。

ここでは、そんな面接での「嘘」に焦点を当て、その実態に迫っていこうと思います。

 

 

面接で付いても良い嘘(付かなければならない嘘)

OKビジネス

面接には「ご法度とされる回答」が存在し、そこは「本音では語れない」という現実があります。

要するに、ある程度の「嘘」が求められており、言いまわしを変えて別の視点から語ることが必要なんですね。

その代表例が次の2つです。

  1. ネガティブな退職(転職)理由
  2. 内容の薄い志望動機

面接官も含め、退職理由の本音は「会社に対する不平・不満であること」は分かっています。そもそも、不平・不満がなければ転職しませんからね。

でも、それを「バカ正直に本音で語るのはご法度」という変な世界で成り立っています。

これが転職の面接です。

 

退職理由の嘘

例えば、次のような退職(転職)理由はご法度とされています。

  • 仕事が辛い(残業が多い)
  • 人間関係に問題があった
  • 上司・経営者の考えに納得できない
  • 仕事にやりがいがない
  • 社風が合わない

これらの理由を素直に本音で語ると、まず間違いなく不採用となります。

何故なら、これらの事象はどんな会社でも起こり得ることであり、「また同じ理由で辞めるのではないか」と疑われてしまうからです。

実は、採用側は「退職理由」に素晴らしい回答なんて求めていません!

どういうことかと言うと、「転職者の本音は不平・不満であるが、皆がそれを隠している」ということを知っているからです。

退職理由というのは、良い人を選ぶための質問ではなく、不採用にする人を炙り出すための質問である!

そう、不平・不満をそのまま伝えてくるような「社会人としての認識の甘い人」を見つけ、候補者を減らすために問うているのです。

要するに、退職理由は「言いまわしを変えてネガティブさを排除し、いかに相手を納得させられるか」が求められているので、ある意味「嘘(建前)」で答えざるを得ないということ!

 

志望動機の嘘

実際の話、志望動機の「本音」って以下のようなものではないでしょうか。

  • 求人情報から何となく興味が沸いた
  • 企業のHPを見て良さそうな会社だと感じた
  • 有名な会社だった
  • あこがれの会社だった
  • 給料が良かった
  • 福利厚生が充実していた
  • しっかりと休みが取れそうな会社だった

知名度の高い企業ならともかく、そうでない企業については情報量も限られます。

また、会社なんてものは、実際に入社してみないことには、その実態を正確に掴むことはできません。

要は、この程度でしか判断しようがないのホントのところなんですが、バカ正直に語ると不採用になります。

結局、面接はこんな世界なので、ここにも「嘘(建前)」が求められるのです。

企業は「同じような会社が多くあるにも関わらず、何故当社なのか?」を知りたいと思っています!

ゆえに、求職者は「その会社でなければならない理由」を準備しなければなりません。

たとえ、本当はそんなもの無かったとしてもです。

 

面接官
弊社を志望した理由を教えて下さい!
はい、しっかりと休日が確保できそうだからです。
転職者
面接官
それだけ?

う~ん、残念ながら不採用かな。

 

休日の少なさを改善しようと転職に臨んだ人の本音はここにあるはずですが、結果はこうなります。

だから、本音を隠して創作するしかないのです。

 

 

印象アップを図る嘘(盛り)もOK!

チェックを付ける

印象アップを図る嘘とはどういったものか、例を挙げて説明します。

<本当の営業実績>

  • A「私は自身の強みとする〇〇という手法を用いて成果を上げ、営業成績で社内5位となりました。」
  • B「〇〇という工夫が功を奏し、1年目は目標比103%、2年目は99%、3年目は101%、トータルで目標比101%となり何とか目標をクリアできました。」

<少し盛った営業成績>

  • A「私は自身の強みとする〇〇という手法を用いて成果を上げ、営業成績で社内ベスト3に入りました。」
  • B「〇〇という工夫が功を奏し、全ての年度で目標をクリアし、入社からのトータル達成率は105%となりました。」

要するに、印象アップを図るために、「実際にできることに対して盛るのはOK」だということですね。

もちろん、真偽を疑われかねない盛り過ぎはいけませんが...。

アイコン鉛筆

ぶっちゃけ、採用側も求職者が話を盛っていることを知っているので、語られた内容(数値)を素直には受け取りません。

ゆえに、結局は数値(実績)そのものではなく、「プロセス」と「再現性」を伝えることが重要なんですね。

それで相手を納得させことができて初めて意味が出てきます。

プロセス&再現性!

嘘
職務経歴書の実績に嘘を書いても構わない、ただし・・・。

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面接で付いてはいけない嘘!

ngビジネスマン

0を1にする嘘は絶対に付いてはいけない!

例えば、以下のような嘘です。

  • 本当はできないのに、できると嘘を付く!
  • 本当は未経験なのに、経験ありと嘘を付く!

何故、この嘘がダメなのかと言うと、仮に採用となった場合、それができることを前提に配属されるからです。

配属先の既存社員たちも、「〇〇ができる人が入社してくる!」と期待して待っています。

なのに、実際にやってみるとできない...。

周りからどんな目で見られることになるのか?

想像するまでもありませんよね。

つまり、0を1にする嘘は、後に大きな負担となって返ってくるということ!

ゆえに、たとえ評価を落とすことが予想できたとしても、この嘘はいけません。

 

面接官
あなたは〇〇の経験をお持ちですか?
(心の中)経験がないと答えると不採用になりそうだし、まぁ、嘘を付いても何とかなるだろう。
転職者
転職者
はい、経験あります!

 

ダメです!

特に、今回の転職でキャリアアップを志している人は注意したいですね。

自分の能力以上のことが求められ、結局は対応できずに辞めることになった...。

これは、自分を良く見せようと売り込み過ぎて失敗するパターンです。

こうなっては転職した意味がありませんし、採用してくれた企業にも損失を与えることになります。

つまり、誰も得をしない「嘘」ということですね。

内定獲得のために「少しでも自分を良く見せたい」という気持ちは分かりますが、入社後に充実した気持ちで働くことの方が重要ですよね?

だったら、業務に直結するスキルなどは、等身大の自分で勝負しましょう。

仮に、能力不足を感じる部分を指摘された時は、素直に認め、必要な能力は「業務や自己学習を通して早急に習得すること」をアピールすればOKです。

  • 付いても良い嘘
  • 付いてはいけない嘘

結局は、これをしっかりと見極め、適切なアピールをすることが内定獲得への近道です。

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