ジェイックの利用を検討するにあたり、「どんな企業を紹介してもらえるのか?」は気になりますよね。
- 優良企業と会える面接会
- 就職カレッジを利用した方は、全員書類選考ナシで優良企業約20社と面接が出来る
- 紹介する企業も「就職後も安心して働き、充実した社会人生活を過ごすこと」という想いに共感した企業ばかり
公式サイトにはこの種の素敵な文言が並んでいますが、実際はどうなのでしょうか?
この点について考えていきたいと思います。
何故、就職(転職)弱者を雇うのかという視点から考える!
ジェイックは以下の属性の方の就職(転職)を支援するサービスです。
- フリーター
- ニート
- 大学中退・高卒・中卒
- 既卒
- 第二新卒
要は、社会的弱者や学歴弱者など、就職(転職)が難しいとされる属性のサポートに特化している会社ですね。
普通に考えると、企業は優秀な実績やスキルをもった人を雇いたいと考えます!
何故なら、採用リスクを軽減できますし、採用後の活躍がイメージしやすいからです。
こうした実情がある中で、何故、ジェイックの紹介企業は「社会的弱者」や「学歴弱者」の方の採用を検討するのでしょうか?
- そうした人も含めて検討しないと人員を確保できないから
- 会社の知名度が低いため、普通に求人を募るだけでは応募が集まらないから
- 離職率が高く、幅広く求人を募る必要があるから
この種の理由が想定されます。
企業規模で言えば、無名の中小企業が挙がってくるでしょうし、職種で言えば、営業、飲食・サービス・娯楽関係、運輸、医療・介護などが該当するでしょうか。
要するに、紹介企業は、市場に求人が溢れている「営業職」などが中心の可能性があり、人が敬遠しがちな業界・職種であることも十分にあり得る!
この点はしっかりと理解しておかなければなりません。
優良企業という面について考える!
恐らく、ジェイックの言う「優良企業」とは以下のような企業のことを言います。
- 上場している企業
- 業績が好調な企業
- 高い利益率を誇る企業
はい、確かに優良企業ですし、間違っていません。
しかし、あなたが「優良企業」を以下のように捉えているのなら、それはズレている可能性があります。
社員満足度が高く、離職率が低いホワイト企業!
正直、ジェイックに限らず、この種の会社はあまり市場に登場しません。
何故なら、離職率が低い企業は新卒採用だけで事足りますし、この種のホワイト企業は求人を出すと相当数の応募が集まるため、優秀な人の中から選べるからです。
つまり、ジェイックに求職者を紹介してもらう必要がない!
要するに、この「優良」という文言を勘違いしてはいけないということですね。
- 仕事が楽(残業が想定内)
- ノルマや要求が優しい
- 社員満足度が高い
- 離職率が低い
- 給料が良い
- 休日が多い
- 福利厚生が充実している
このような意味での「優良」ではないということです。
でも、これは何もジェイックの求人だけに該当することではなく、新卒採用でも転職でも同じです。
ジェイックの「価値」を考える!
基本、転職サイトやエージェントは、社会人経験を持つ人のみを候補者としています。
つまり、ジェイックがターゲットとする属性の方は、そもそも正社員としての働き口を探すのが難しい!
「門戸が開かれていない」といった方が分かり易いかもしれません。
つまり、その門戸を開放してくれているのが、ジェイックを含めた特化型のエージェントなんですね。
どんな会社が紹介されたとしても、正社員としての経験を積むことができる!
ここにジェイックの大きな価値があります。
仮に、ジェイック経由で入った会社が合わなかったとしても、そこで頑張ってある程度の経験やスキルを積めば、今度は社会人経験を持つ人材として堂々と転職市場に乗り込めます。
今よりも遥かに選択肢や可能性が広がりますよね?
ジェイックはどんな会社を紹介してくれるのか?
この点が気になるのは分かります。
しかし、市場価値の低い人間が、最初から誰もが望むような企業に入れるなんてことはありません!
社会人経験のない人が、ジェイックの研修を10日間受けると、素晴らしい企業に入社できる!
冷静に考えれば、こんな現実がないのは分かりますよね。
ジェイックで紹介される求人の質が低いと言っているわけではありません。良い会社に出会える人もいるでしょうし、一生働いていく会社に出会える人もいるはずです。
但し、誤った見解や過度な期待、甘い考えを持っている場合は、想定外が起こる可能性があるということ。
- 今、社会人(正社員)としての経験を積んでおくことが何よりも重要だ!
- その実現を手助けしてくれるのがジェイックなんだ!
こんな風に考えて利用を検討してみてはいかがでしょうか。
昨今は就職(転職)支援サービスが充実の一途で、既卒・フリーター・第二新卒の支援に特化した会社もたくさん登場しています。
可能性を広げる意味でも、幅広く検討して欲しいと思います。