転職の求人媒体として「エン転職」を利用している人は多いかと思います。
知名度の高い大手転職サイトとして、求人や情報量が豊富で、利用価値も高いですからね。
だからこそ、気になることがあります。
エン転職の「倍率」は高いのか、それとも低いのか?
この疑問に迫っていこうと思います。
エン(en)転職の求人倍率を考察!
求人倍率は内定獲得への難易度を示す数値で、低いに越したことはなく、高いと激しい競争が待ち受けていることになります。
この件についての結論は以下の通りです。
エン転職は求人倍率が非常に高い転職サイトである!
その理由は「利用者(ライバル)」がとてつもなく多いからです。
- 転職を考えている人の約7~8割が利用
- 総会員数は約1,000万人以上!
- 新規登録者は毎月7万人以上!
- 応募総数は毎週約3万件以上!
- 平均掲載企業数は約3,000社!
毎月7万人以上のライバルが参入してくるので、倍率が低いはずがないんですね。
これらの数値は、「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」に引けを取りません。流石は、日本を代表する転職サイトの一つだといった感じです。
もっと現実的に実態を知るため、以前公表していた数値から、概算で競争率を算出してみましょう。
- 応募総数は毎週約3万件
- 平均掲載企業数は約3,000社
全ての求人に対して均等に応募があったと仮定すると、「30,000/3,000 = 10人/週」の応募があることになります。
つまり、1ヶ月求人掲載している企業には、「約40人/社」が応募することになります。
後は企業の採用人数よって倍率が変化します。
- 採用人数が1人なら40倍
- 採用人数が2人なら20倍
- 採用人数が3人なら14倍
決して低くはない数値ですよね。単純な計算からも、競争が激しいことが分かります。
そして、これはあくまでも「全ての企業に均等に応募があった」と仮定した場合で、普通はこのような分布になりません。
- 通年で求人を掲載している企業
- 評判の悪い企業
- 不人気の業界・職種
この種の会社は、平均よりも応募数が少なくなるからです。
逆に、人気企業、新着求人、魅力的な企業には応募が殺到するので、50倍、100倍、150倍なんてこともザラにあるわけです。
もちろん、内定を獲得したライバルは競争から去っていきますが、それ以上に新たなライバルの流入が後を絶ちません。
なにせ、毎月7万人以上の新規登録がありますからね。
何となく見えてきましたか?
常に利用者(ライバル)が多い!
常に高い倍率の競争が繰り広げられている!
これが、エン転職です。
やはり、知名度の高い大手転職サイトはこの傾向が強く、否が応でも倍率は高くなってしまうんですね。
そのため、「市場価値が低い」or「転職活動に手を抜く」といった活動では、エン転職の倍率を勝ち抜くことができません。
大手転職サイトだけに限定した活動は、場合によって「長期化を招く原因」となる!
この事実をしっかりと認識し、万全の体制で採用過程に臨みましょう。
求人が豊富で利用価値が高いので、倍率は高くとも、使わないという選択はありません。
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