広告 転職の考え方

転職求人の勤務地の希望は本当に考慮されるのか?

日本

転職先を選ぶ上で「勤務地」も無視できない要素かと思います。

人それぞれ様々な想いを抱えているでしょうし、転職の目的がここにある人もいるでしょう。

  • 今住んでいる地域を離れたくない
  • 転職を機にUターンを考えている
  • 異動は受け入れるが遠隔地は避けたい
  • やむを得ない事情を抱えているため転勤できない

ただ、求人情報を見るだけでは、「本当に自分の希望が考慮されるのか?」という疑問は拭えません。

そこで、転職の求人概要に書かれた「勤務地応相談」or「希望を考慮します」は何を意味するのか、その実態に迫ってみようと思います。

 

 

最初の勤務地は「希望」が考慮される可能性が高い!

チェックを付ける

転職直後に配属される場所(支社・支店・店舗)は希望が考慮される!

100%というわけではないでしょうが、大方この考えで間違いないはずです。

求人情報に「勤務地応相談」or「希望を考慮します」などの文言がある会社であることが前提!

基本、採用側も以下のように考えているため、最初から転居を伴うような配属先は言い渡しません。

  • 転職者に最初から大きな負担をかけたくない!
  • まずは仕事に集中して欲しい!

また、転居を伴う配属を会社命令で行うと、引っ越し費用を負担しなければなりません。

この場合、短期間で辞められると大きな損失となるので、様子見という意味でも遠隔地には配属しないのが普通です。

 

 

次回以降の異動はどう転ぶか分からない!

ビジネス教え

最初は希望が考慮されても、次回以降は遠隔地に飛ばされる可能性がある!

全国展開しているサービスチェーンや、各地域に支店・支社を持つ会社などは、転居を伴う異動があるのが普通ですからね。

転勤の有無は応募数に大きな影響を与えるので、転居を伴う異動のない会社は、求人概要にその旨を記載します。

  • 転勤なし
  • 転居を伴う異動なし

つまり、この文言がなく全国展開しているような会社は、転勤ありきだと考えておかなければなりません。

アイコン鉛筆

昨今は転勤命令が出た際に揉めないよう、面接で「転勤の可否」を事前確認する会社が多いです。

ゆえに、入社前の段階で「転勤の有無」は大方掴むことができるはずです。(質問で聞くのもアリ)

一つお伝えしておくと、転勤ありきの会社で「転勤できません」と回答すると、100%に限りなく近い確率で不採用となります。

転勤に関する質問!

転勤
転職面接「転勤は可能ですか?」の質問に対するOK・NG回答例

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地域限定社員という手もあるが・・・

キャリア形成

昨今は、遠隔地への異動がない「地域限定社員」という制度を取り入れる企業も増えています。

「絶対に大きな異動や転勤をしたくない!」

この種の想いを抱いている人は、利用するのも手です。

但し、安易に「地域限定社員」を選ぶことはおススメできません。

地域限定社員は昇進・昇給が頭打ちになるケースが多い!

地域限定社員を取り入れている企業は、基本的に全国転勤がある企業です。

で、当該企業には、自分の意思に反して「全国転勤を受け入れている社員」が沢山いるわけです。

  • 全国転勤可の総合職
  • 地域限定社員

両者の扱いを同等にしてしまうと、全国転勤を許容している社員から不満が出るため、昇進や昇給、賞与などで格差を付けるのが普通です。

要は、転勤なしというメリットを享受する代わりに、収入面でデメリットを負う可能性が高い!

まぁ、当然と言えば当然のことですが、そういうことです。

これが実態なので、「将来的には結婚したい」「子供も欲しい」「マイホームも立てたい」などの想いを持ち、家計の主収入を担う予定のある人は慎重に検討しなければなりません。

バリバリ仕事をこなして昇進・昇給を実現していきたい人なんかもそうですね。

 

 

仕事と勤務地について!

チェックを付ける

仕事をする上で勤務地は重要ですし、私生活とも関わってくるので、考慮したくなる気持ちは十分に理解できます。

でも、勤務地を優先して会社や仕事を選ぶと、選択肢が大幅に狭まります。

  • 希望通りの勤務地
  • 転居を伴う大きな異動なし
  • 自身の転職目的も実現可能

こんな素敵な会社に出会えれば最高ですが、現実はそう甘くありません。

基本、転職というのは全てがプラスに働くことはないので、「実現できることは1つ」と考えて臨むのが賢明です。

勤務地を転職目的に設定するのであれば、他の項目を犠牲にしなければならない!

実際、これが現実化する可能性は高いです。

アイコンびっくり

今後も社会人としての人生は長く続きますよね?

  • どんな会社で、どんな仕事をして、どれだけの給料をもらうのか

これは、とてつもなく重要なことであるはずですが、勤務地を最優先に会社を選ぶ....。

本当にそれで良いのでしょうか?

  • 興味を惹かれる会社を見つけた
  • 是非とも挑戦してみたい仕事がある
  • でも、転勤があるから諦める...。

もったいないと思いませんか?

もちろん、これは一つの考え方に過ぎませんが、「場所なんて気にせず何処でも働いてやる!」という意思で転職に臨む方が、選択肢や可能性が広がるのは確かです。

大きな異動を経験することで、新たな出会いや価値観を見出せるのも事実ですからね。

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