普通、求職者は「明るく元気にいこう」&「ベストを尽くそう」と前向きに面接に臨むものです。
しかし、面接官に関しては、必ずしも同じテンションで臨んでいるとは限りません。
- 面接官の態度が横柄
- 面接官の感じが悪い
- 面接官が不機嫌
特別なことではありません、普通です。
実は、面接官には「態度が悪い人」or「不機嫌な人」が多いです。
その理由は明白で、多くの業務を抱えている中で面接をしなければならず、面接官自身が仕事の時間を割かれているからです。
それでも、自分の直属の部下を採用するのなら納得もいきますが、中には「会社都合」で全く関係のない面接に駆り出されている人も...。
特に、課長やそれ以下のクラスの人が面接官となる場合、自分が担当している仕事だけで精一杯の中で、面接を担当させられていることが多いです。
また、面接のおかけで、その日は残業しなければならないとしたら、面接官にとって面接自体が大きな負担となるわけです。
全ての会社に人事を司る部署があるわけでもなければ、「面接慣れした感じのいい人」が担当してくれるわけでもありません。
ゆえに、面接に臨むにあたっては「態度の悪い(相性が悪い)面接官がいるのは普通のことである」という考えで臨むことをおすすめします。
態度の悪い面接官もきちんと選考している!
面接官の態度に右往左往し、面接に集中できず、いつも通りの力が出せなかった...。
面接においてこれだけは避けなければなりません。
ここは、以下の姿勢で臨みたいですね。
面接官の態度や表情に影響を受けず、気持ちをしっかりと保ち、話すべきことをしっかりと伝える!
たとえ少し態度が悪く感じたとしても、面接官としてあなたと対峙している以上、選考はきっちりと行っています。
相手の態度や相性の悪さに便乗して、あなたも態度や言動を変えれば一発アウトです!
面接は「選考の場」であること、様々な面接官がいることを念頭に、いつも通りのあなたで臨みましょう。
また、あなたが前向きな態度で臨んでいると、最初は態度が悪かった面接官も少しずつ変わってくるものです。
面接官の態度で選考を辞退してはいけない!
面接官には態度が悪い人もいること、そして、その理由をお伝えしてきました。
ここでもう一つ注意したいのが、
面接官一人の態度でその会社を判断してはいけない!
求職者の中には、意中の会社にも関わらず、「面接官の態度が悪かった」という理由で選考を辞退する人がいます。
これは本当にもったいない!
何故なら、面接官はその会社にいる一人の人間に過ぎないからです。
- 100人の従業員がいる会社なら100分の1
- 500人の従業員がいる会社なら500分の1
面接官一人で会社の全ては語れません。
もちろん、社外の人間と接する以上、会社の代表として礼儀正しい態度で臨むべきですが、組織にはそういった人間が少しはいるものです。
また、面接に臨む人の全てが、面接慣れしているとも限りません!
面接官自身も緊張感を持って臨んでおり、それが表情や硬さや印象悪化として表れていることもあるのです。
これが実態なので、自分自身が選んだ会社を、面接官一人に左右されないようにしましょう。