転職エージェントに「恋愛感情」を抱いてしまった...。
普通にあり得る話です。
担当のコンサルタントが美人・かわいい・カッコいい、それでいて自分の転職のために一所懸命サポートしてくれる。
転職支援は「人」対「人」のサービスなので、担当者に恋心を抱いても不思議ではありません。
もちろん、この恋心を否定するつもりはありませんが、「細心の注意を払わなければならない!」というのがここでのお話しです。
何故なら、あなたの転職を失敗に導く原因となることがあるからです。
恋愛感情が正常な判断を鈍らせる!
「恋は盲目」
転職エージェント(担当者)に恋愛感情を抱いてしまうと、この状態に陥ってしまう可能性があります。
- 担当者の言葉が全て正しいかのように感じてしまう
- 担当者に気に入られようと行動してしまう
- 担当者に嫌われないように行動してしまう
- 自分のために頑張ってくれているかのような錯覚を抱いてしまう
結果、あなたの「正常な判断」を鈍らせ、転職を失敗に導く危険性があるのです。
転職って、今後の人生にも多大なる影響を与える重大イベントです。
この事実は誰もが理解しているはずですが、正常な判断ができない状態だと、担当者の言葉に簡単に乗ってしまうんですね。
- この会社はあなたに合っていると思いますよ!
- あなたの経験だったらこの会社に応募すべきです!
- この会社は素晴らしいので入社した方がいいですよ!
いつもの自分なら、深い企業研究をして応募を判断するのに...。
いつもの自分なら、違和感を感じた会社は辞退するのに...。
- 恋愛感情を抱いた相手に好まれたい!
- 恋愛感情を抱いた相手に嫌われたくない!
こんな潜在意識が邪魔をするんです。
そして、転職後に「誤った判断だった」と気付いて後悔するわけです。
今は、恋よりも大切なことがあるはず!
転職の目的だけは見失ってはいけません。
- 転職して自分の望みを実現したい!
- 転職して不満を解消したい!
- 転職することになった原因を解消したい!
これを実現するためにエージェントを利用したはずで、担当者に「恋」をするためではないですよね?
ここで一つ、エージェントを利用する上で理解しておくべきことがあります。
- 担当者はあなたのことが気に入っているから親身にサポートしているのではない!
- あなたが転職した先に「売上」があるから必死にサポートしている!
これが転職エージェントの仕事です。
コンサルタントは会社から厳しいノルマを背負わされているので、売上の確保に本当に必死なんですね。
あなたのためではなく、自分の生活を守るため!
これが真です。
ゆえに、あなたは「自分の転職を成功させることだけ」を考えて利用しないといけません。
つまり、「担当者に好まれたい」「恋を成熟させたい!」などの感情は、エージェントの利用において邪魔なのです。
この点をしっかりと理解しておいて下さい。
- 求人への応募は、深い企業研究を行った上で自分自身で判断する
- 内定獲得後の入社判断も、転職目的を実現してくれる会社なのかを吟味して決める
- 良い求人の紹介がなければ、即見切りをつけて、別のエージェントの利用を検討する
この当たり前のことを、当たり前にやって下さい!
担当者の言葉を鵜呑みにし、深く考えずに言われた通りの行動を取る!
関係が途切れないよう、腕の悪い担当者にも関わらず使い続ける!
この担当者の元で転職を決定してあげたいなど、他人のために転職してしまう!
ないです、あり得ません。
転職を成功させるのに、「担当者のため」は全く必要ありません。
担当者に「恋心」を抱いてしまったのは仕方ありませんが、自身の転職を成功させることに全力を注ぎましょう。
恋心を抱いたが故に転職に失敗し、恋も成熟しない...
はっきり言って最悪ですよ。
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