転職を実現する一つの方法として、転職エージェントの存在があります。
- 非公開求人を紹介してもらえる!
- 転職サポートが受けられる!
これも大きな利用メリットではありますが、誰もが知っている部分でもあると思います。
ここでお伝えしたいのは、その裏に隠れた利用価値についてです。
- 転職市場での「自身の価値」を知ることができる
- 適切なアピールが施された応募書類を作成することができる
- 面接で適切なアピールをすることができる
この3つが重要な理由は、「内定が取れる体制を整える」&「もったいない不採用を防ぐ」という効果があるからです。
つまり、転職活動に臨むにあたって極めて重要であり、価値のあるモノだということ。
詳しく見ていきましょう。
転職市場での「自身の価値」を知ることができる
転職エージェントというのは非常にシビアです!
成果報酬型のビジネスであるため、内定を取り得るだろう企業しか紹介してくれない!
この特性があるが故に、転職希望者の市場価値(経験・スキル・キャリアなど)が、紹介求人にダイレクトに反映されるんですね。
ゆえに、今の自分の価値を知るのに最適なのです。
- 今の自分は、どんな企業から求められているのだろう?
- 今の自分は、どんな企業なら通用するのだろう?
良い意味でも、悪い意味でも、現実を知ることができるんですね。
これが転職に臨むにあたって、非常に重要なことになります。
市場価値を把握!
内定を取り得る「適切な企業」を選ぶことができるため、転職活動そのものがスムーズに進み、活動も早期に終えやすい。
市場価値を把握していない!
自身の市場価値では戦えない企業に応募してしまい、不採用が連続し、活動が長期化する。(高望みしている場合は特に)
転職すれば素敵な未来が待っていると勘違いしている人もいますが、それを勝ち取れるかは「個人の市場価値」に大きく依存します。
転職で入社できる会社は、あなたの市場価値でOKとしてくれる会社である!
これが転職の実態です。
転職の実現においては、「自分に合った適切な企業を選び、勝てるところで勝負する!」というのが鉄則ですからね。
その意味でも、自身の市場価値の把握は本当に重要で、それを否が応でも突きつけられるエージェントは持って来いなのです。
厳しい現実を突きつけられるかもしれませんが、現状を知ることで、以下のような対応も可能になります。
今の会社で経験・スキルを積み直し、市場価値を高めてから新たなに転職に乗り出す!
これも、現状の自分を知るからこそできる選択です。
適切なアピールが施された応募書類を作成することができる
転職エージェントは応募が決定すると、内定獲得に向けたサポートを行ってくれます。
その一つに応募書類の添削があるわけですが、ここにも大きな価値があるんですね。
- 独力で作成した応募書類に問題がないかを、プロの目で見てくれる
- 添削で指摘を貰い、応募書類に修正を加える
- 応募書類のレベルが上がったことを意味する
- 書類選考の突破率が上昇する(つまりは、内定確率が上昇する)
実際、応募書類の不備が原因(適切なアピールができていない)で、選考に弾かれる人はたくさんいらっしゃいます。
本当は良いモノを持っているのに、それを書類で適切にアピールできない!
これで選考を弾かれたとしたら、本当に勿体ないですよね。ゆえに、一度プロ目線で添削してもらうことが大切なんです。
また、該当エージェントで転職先が決まらなかったとしても、ここで得た応募書類のレベルアップは、今後の活動にも活かすことができます。
面接で適切なアピールをすることができる
面接に関しても、理由は応募書類と全く同じです。
- 企業が求める経験・スキルを有している
- 応募書類も魅力的で、一度会って話したいと思わせることができている
- でも、面接で実際にあってみると...
これも「もったいない不採用」の一つであり、求職者としては防ぎたいところですよね。
だから、この点に関してもプロの力を借りるのです。
面接は採用過程の最重要項目なので、このレベルアップは確実にあなたの転職活動をプラスに導きます!
面接のサポートに関しては、担当者がマンツーマンで指導してくれることもありますし、「リクルートエージェント」の面接力向上セミナーのように、会社自体が主催してくれることもあります。
最後に!
私は3度の転職経験がありますが、エージェントは最後の1度しか利用しませんでした。
それは、エージェントに対して以下のような感情を抱いていたからです。
- 面談に行くのが億劫
- 担当者と連絡を取り合うのが面倒
- 独力でも問題ないだろう
- 応募する企業は自分で選ぶべき
今振り返ると、自分の勝手な思い込みでしかなかったですね。
ここでお伝えしたことは、私がエージェントを利用して実際に価値に感じたことです。
もちろん、私と同じ価値を全ての人が享受できるとは限りませんが、一つ言えるとするならば「使って損はない」ということです。
担当者と話すだけでも新たな「気付き」を得られますし、応募書類や面接の知識は、今後の活動にも大いに役立ちます。
- 内定が取れる体制を整える
- もったいない不採用を防ぐ
- 活動を早期に終わらせる
以上を実現するため、前向きにエージェントの利用を考えてはいかがでしょうか。