求人の募集要項には、具体的に「経験年数」が掲げられていることがあります。
- 営業経験2年以上
- 経理の実務経験3年以上
- 〇年以上の△△経験者
- etc...
これが応募を躊躇わせる原因となることがありますよね。
「この会社に応募したい!」と感じた求人に限って、条件に阻まれるのは転職あるあるの一つです。
募集要項に書かれた経験年数を満たしていないが、応募しても良いのだろうか?
経験年数を満たしていなくても、採用の可能性はあるのだろうか?
これらの疑問に迫っていきましょう。
経験年数が足りなくても応募すべき?
ここは先に結論をお伝えします。
経験年数を満たしていなくても積極的に応募すべき!
これがこの疑問の答えです。
その理由は、経験年数を添える「企業の意図」は以下の通りだからです。
- 企業は「営業経験3年以上の人」を採用したいのではない
- 企業は「営業経験3年以上の人が持っているであろう、経験・スキルを有する人」を採用したいのである
つまり、こういうことです。
経験年数を満たしていなくても、企業が求める基準を満たしていれば、採用される可能性は十分にある!
ゆえに、「営業経験3年以上」との記載があったとして、あなたの経験が2年であっても問題はありません。
例えば、以下のような2人の求職者がいたとしましょう。
- 経験年数は4年で条件を満たしているが、スキル・実績ともに乏しい人物
- 経験年数は2年と条件未達だが、高いスキルと優秀な実績を持つ人物
人間性云々を抜きにした場合、企業はまず間違いなく②の人物を採用します。
何故なら、会社により高い利益を生み出してくれる可能性があるのは、後者だからです。
これが「採用の本質」というものであって、どの現場でも変わりません。
要するに、募集要項に記載された「経験年数」は、あくまでも一つの目安に過ぎないのです!
応募過多を防ぐために設定しているケースもありますからね。
勿論、安易な戦いではない!
経験年数は目安に過ぎないとは言っても、簡単に採用を勝ち取れるわけではありません。
- 経験年数を満たした強力なライバルが存在する
- 条件未達のあなたを採用したいと思わせる「何か」が必要
- 企業の中には、明確な足切りとして設定している可能性もある
募集要項を満たしていないわけで、その点を度外視するだけのモノを提示しなければなりません。
ゆえに、安易な戦いでないのは確かです。
この点はしっかりと理解した上で応募しましょう。
経験年数を満たしていなくても応募して大丈夫?
応募することで企業が答えを提示してくれるので、積極的に応募すべき!
経験年数不足でも採用の可能性はあるの?
企業は経験年数を採用するわけではないので、採用の可能性は十分にある!
これが真なので、多少の年数不足を気にする必要はありません。
正直な話、転職活動を消極的に行っても何のプラスにもなりません。
後悔のなきよう、応募したいと思える会社に出会えたら、積極的に動くのが吉です!