「履歴書が手書きで字が綺麗」
これで採用が有利になるのは、習字の先生くらい!
この議論の答えは以下の通りです。
履歴書を手書きで作成しようが、PC作成による印刷であろうが、どちらでも構わない!
採用の本質を考えれば、これが如何に不毛な議論か分かります。
詳しく見ていきましょう。
企業側の視点で「採用の本質」を考えよう!
仮に、あなたが採用側だとしましょう。
あなたの会社に以下2人の人物が面接に訪れました。
- Aさん「履歴書が手書きで、誰もが関心する程に綺麗な字だが、経験不足が見て取れる」
- Bさん「履歴書は印刷だが、面接の感触は良好で、求めている経験・スキルも有している」
ここで質問です。
あなたはどちらの人物を採用しますか?
どちらを採用するのが、会社にとって利益となりますか?
まず間違いなく「Bさん」であるはずです。普通のビジネス感覚を持っていれば、これは覆りません。
要するに、これが「採用の本質」というものであって、表題の議論はそこから掛け離れているんですね。
- 「手書き」or「PC作成による印刷」に有利・不利はない
- あなたが得意な方(楽だと思う方)を選べばOK
ネット上には「手書きの方が熱意があって好印象」といった情報も散見されますが、それが内定獲得に直結することは絶対にありません。
企業が採用したいのは、雇用することで利益を生み出してくれる人物である!
ここにしか内定を決定する要素はありません。
応募書類で大切なことは、「読みやすい(相手に伝わる)文書」や「社会人としてしかるべき文書力」であって、決して「手書き」or「印刷」ではないのです。
PC作成による印刷の選択が吉!?
前述の通り、どちらを選択するかは個人の自由で、本当にどちらでも構いません。
しかし、敢えてどちらかを選ぶのであれば、「PC作成による印刷」を推奨します。
- 文字が汚いと、逆に印象悪化となる
- 手書きは1枚仕上げるのに膨大な時間を要する
- その時間があるのなら、企業研究や面接対策に充てる方が得策
- 電子データの場合は誤字があっても瞬時に修正可能
- 転職サイト・エージェントの利用に電子データが必要
電子データで管理する方がメリットが多く、他の対策にも時間を割けます。
ゆえに、強いこだわりがないのであれば、PC作成を選択すべきではないでしょうか。
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