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転職で「探偵」を未経験から目指す人が知っておくべき4つの実態!

昨今、探偵業がTVなどのメディアで取り上げられる機会が増え、職業として「探偵」を目指す人が増えています。探偵が職業として成り立っている以上、転職でそれを志すことは間違っていません。

しかし、ただ漠然と「探偵」になりたいとはいっても、探偵業を知らずしてこの世界に飛び込むと、後に後悔することも…。ここは、探偵が何たるかをしっかりと理解し、その上で本当に「目指す価値」があるのかどうかを見極めて欲しいと思います。

  1. 探偵とは?
  2. 探偵になるには?
  3. 探偵の仕事内容
  4. 探偵の収入と未来設計

探偵が何たるかを知ることで、転職後の「こんなはずじゃなかった…」を軽減できるはずです。

 

1.探偵とは?

依頼主の求めに応じ、各種調査を行う調査人!

探偵をするのに必要な資格などは存在しないため、探偵事務所に入れば誰でも「探偵」になれます。民事不介入の原則で警察が取り合ってくれない調査を請け負うことが多く、その意味で探偵の仕事は「隙間産業」に属します。

TVドラマや映画の影響で、警察並みの事件捜査を行う仕事だと勘違いされがちですが、実際は「浮気調査(約80%)」や「人探し」が仕事の大半を占めます。他にも、個人や企業の「身辺調査」や「もめごとの仲裁」といった仕事も行いますが、件数は圧倒的に少ないのが実情です。

仕事に関しては想像よりも過酷なことが多く、調査対象の張り込みのため、一日中、車中で息を潜めたりと、相当な忍耐力と体力が要求されます。収入に関しては、探偵事務所などに属する所員の場合、「過酷な仕事の割には収入が低い」といった実態が見てとれます。

2.探偵になるには?

探偵になる最大の近道は「探偵事務所」に入所することです。

応募資格に関しては、「学歴不問」「年齢制限なし」「資格不要(運転免許は必要かもしれないが)」と敷居は低いことが多いため、未経験であっても転職して探偵を志すことは可能です。

<探偵の道筋>

  1. 求人へ応募
  2. 大手求人情報誌には「探偵社」の求人が掲載されないので、ネットで探して応募するか、探偵社のホームページから直接応募するのが一般的。

  3. 入所試験を受ける
  4. 採用試験に関しては、面接はもちろんのこと、「長時間の張り込みに耐えられるかどうか」といった試験があり、応募者の大半がこの試験で脱落していく。「張り込みなんて大したことはないだろう」と考えがちですが、相当に厳しいものだと覚悟して臨む必要がある。

  5. 探偵として業務開始
  6. 入所試験に合格すれば、研修を行った後、探偵として実践へ。

探偵は敷居が高いわけではないが、強靭な「忍耐力」や「体力」が求められる仕事であるため、誰でもこなせる仕事ではありません。張り込みや捜査で培った経験が活きるので、警察退職者に探偵業を営む人が多いのはこのためです。

全くの異分野からの転職者の場合、慣れるまでの期間は余計に厳しさを痛感する仕事だと言えます。

 

3.探偵の仕事内容

一般的な探偵の仕事は、以下の流れで行われます。

  1. 調査依頼
  2. 依頼主の相談内容を元に、調査プランを提案。

  3. 契約締結
  4. 依頼主が調査プランに納得すれば、契約締結となって仕事をスタートする。

  5. データ調査
  6. データベースや情報屋を使い、調査対象の氏名・住所・生年月日・クレジットカード使用歴・事故歴(返済遅延・自己破産など)・職歴・戸籍記載事項などを調査。

  7. 行動調査
  8. 浮気調査の場合、主に張り込みと尾行を行う。依頼主から提供された写真を元に、調査対象を尾行し、映像や写真の撮影を行う。浮気現場に遭遇した場合、その様子を撮影する。浮気相手を尾行し、身元確認を行う。

  9. 報告書作成
  10. 調査結果を報告書にまとめる。

  11. 報告
  12. 報告書を元に依頼主に調査結果を報告する。

 
探偵事務所は、全て相談者からの「依頼内容」に合わせて動くため、年中無休24時間体制となっています。その為、盆暮れ正月関係なく働くことになり、調査が始まると24時間・36時間の拘束も珍しくはありません。

探偵を志すのであれば、この点はしっかりと認識しておく必要があります。一般的な会社と同じように認識していると、痛い目をみることに。(特殊な勤務形態で仕事もハードであるため、離職率は高い!)

4.探偵の収入と未来設計

探偵の収入は「会社員」or「フリー」で大きく変わります。

事務所に所員として属する探偵の場合、収入面はあまり期待できません。(もちろん、事務所の規模や仕事の成果次第ではありますが…) 新人の探偵なんかだと、年収ベースで200万円代なんてのもザラです。

独立して探偵社の経営者となれば、やり方次第で数千万~1億の収入を得ることも可能です。しかし、経営を維持するのは至難の業で、成功できるのは極一部の人間だけだと認識しておく必要があります。

独立は誰でもできますが、依頼がなければ当然収入はゼロで、負債だけが増えていきます。

 

<探偵の未来設計>

  • 凄腕探偵コース
  • 探偵の仕事に面白味を感じ、凄腕の探偵を目指す。(会社に属しながらも、腕を磨き、給料アップを図っていく)

  • 独立コース
  • 一通り仕事のやり方を覚え、探偵事務所を開業して独立する。

  • リタイアコース
  • 過酷な仕事についていけずリタイアに追い込まれる。

 
探偵の未来はほぼ3つのコースに集約されます。独立を目指す場合、それ相応の覚悟と準備、営業力、人脈、人間力が必要なのは言うまでもありません。

あなたは「探偵」という仕事にどのような感情を抱いたでしょうか?

決してTVやドラマで見られるような「華やかな仕事」ではないですし、給料や勤務形態の面でも非常に厳しいのが実態です。この現実をしっかりと理解した上で、転職して探偵を目指すべきなのかを決断して下さい。

 

 


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