転職で「すぐ決まる人」と「決まらない人」の20の決定的な違い!
転職市場には2通りの人が存在します。
「迅速に内定を獲得して早期に活動を終えていく人」
「いつまでも内定を得られず活動が長期化する人」
もちろん、個々が持つスペック云々が影響することもありますが、それを除いても「考え方」や「活動方針」が両者を分けることも多いんですね。
はっきり言って、転職活動が長期化するのは地獄で、精神的、体力的、金銭的にきつく、企業からの見られ方も悪化するので良いことは一つもありません。
転職に臨むのならば、迅速に内定を獲得して活動を終えたいですよね?
あなたの回答が「YES」であるなば、両者の違いを知って「すぐ決まる人」の考え方や活動方針を取り入れましょう!
転職先がすぐに決まる人の考え方と活動方針
転職先がすぐに決まる人はどんな姿勢で活動に臨んでいるのでしょうか。
考え方と活動方針を見ていきましょう。
- 自分の理想を全て実現してくれる会社がないことを理解している
- 得るものがあれば、失うものがあることを理解している
- 転職目的(何を実現すべく転職に臨んでいるか)が明確
- 転職目的が実現できれば、その他のデメリットは受け入れる覚悟を持っている
- この転職が最後だとは思っていない(キャリアを積めば再転職も可能と考えている)
これ、一言で言うならば「転職市場の現実をよく理解している」ということです。
転職(会社)が全てを叶えてくれるとは考えていません。また、理想の会社が存在しないことも理解しており、転職の目的も明確だから、企業選びも早い!
- 可能な限り多くの求人を検討する(転職サイト・エージェント・ハローワーク・求人誌)
- 内定を獲得できる体制を整える為、活動初期に転職のプロから応募書類の添削を受ける
- 内定を獲得できる体制を整える為、活動初期に転職のプロから面接対策を教わる
- 知名度や企業規模で会社を選ばない(転職目的を実現してくれる会社を選ぶ)
- 自分の身の丈にあった企業に応募する(自分の市場価値を理解している)
- 気になった企業には超積極的に応募する
- 企業によって応募書類の内容を変更し、適切なアピールができる
- 実際に面接に行くことを躊躇わず、企業を自分の目で見極めようとする
- 面接の重要度を理解し、面接対策(練習)に最大の力を注ぐ
- 求人情報からニーズを読み解き、応募企業のニーズに沿ったアピールをする
- 面接は自分を売り込む場だと理解し、採用メリットを伝えることに注視する
- 不採用理由を自分なりに分析し、改善できる
- 内定通知書を受け取るまで活動の手を緩めない
- 期限を設けて活動する
- 多くの人が面倒臭がってやらないことを積極的にできる
*転職のプロ ~ エージェント、ハローワーク、各種セミナーなど
すぐ決まる人は、内定確率を高めるために積極的に行動し、やるべきことを当たり前にこなします。可能性を狭めるような行動は一切行いません。
転職活動は、面倒なこと、やらなくてはならないことが非常に多く、大きな労力を要するものです。だから、手を抜きたくなる気持ちもよく分かります。ただ、やっぱり「大変なことを一気に大量消費できる人」が短期間で活動を終わらせていきます。
転職先が決まらない人の考え方と活動方針
転職先が決まらず長期化する人は、全ての要素が反転します。
決まらない人の姿勢を一つでも多く取り除いていきましょう。
- 理想の会社が存在すると思い込んでいる
- 得るものばかりに注視し、失うものがあることを理解していない
- 転職目的(何を実現すべく転職に臨んでいるか)が不明確
- 転職目的が解決され、更に今ある良い部分も全て維持しようと考える
- この転職が最後だと考え、慎重になり過ぎて行動が遅い
すぐ決まる人とは対照的に、転職市場の現実を理解していません。
だから、理想を追い求め過ぎて企業が選べない、デメリットを受け入れる覚悟がないから、どんな企業も悪く映ってしまう、慎重になり過ぎて「取りあえず応募して面接に行き、自分の目で見て判断する」という考えを持てない。
結果、全ての行動が遅く、積極的な行動も妨げられています。
- 思い込みや他人の口コミで求人媒体を限定する
- 応募書類を自力で作成し、不備のある書類を使い続ける
- 面接対策を自力で行い、アピール不足の面接を続ける
- 知名度や企業規模で会社を選ぶ(有名企業・大企業が良いと思っている)
- 自分の市場価値を理解せず、高望みを続ける
- 気になった企業にも関わらず、あれこれ考えて応募に消極的
- 全ての企業で同じ内容の応募書類を使いまわす(変更するのは志望動機だけ)
- 面接に行って自身の目で見極めるという考えを持たず、他人の口コミで企業を判断する
- 何とかなるだろうと考え、面接対策を疎かにする
- 求人情報からニーズを探ろうとせず、全ての企業で同じアピールを繰り返す
- 面接は自分を売り込む場だと理解せず、相手からの質問に無難に回答することに注視する
- 不採用理由を分析せず、同レベルの活動を続ける
- 最終面接に進んだことで内定確実だと高を括って活動を辞める
- 期限を設けず、ダラダラと活動する
- やるべきことを面倒臭がってやらない
すぐに決まらない人は、内定獲得に向けてやるべきことをやっていません。全ての行動に消極的で、他者評価に判断を委ね、自ら可能性を狭めています。
面倒くさい、何とかなるだろう、極力応募はしたくない、落ちたら行動が無駄になる、活動を続ければどこか拾ってくれるだろう・・・。
こんな考えの元での活動なので、経験値も積めず、いざ志望度の高い企業が現れても上手くいきません。何とかなるだろうレベルの対策ですから、対策万全で臨んでいるライバルに勝てるはずもありません。
結果、いつまでたっても内定を得られず活動が長期化します。
転職で「すぐ決まる人」と「決まらない人」の違いを見てきましたが、誰もがどちらにも当てはまる部分があったかと思います。
もちろん、「すぐ決まる人の行動を全て取り入れて下さい!」なんて言うつもりはありませんし、それが出来るスーパーマンも存在しないでしょう。ただ、一つでも多く「すぐ決まる人」の考え方や活動方針を取り入れて下さい。それが結果的に、あなたの活動の終了を早めてくれるはずです。
結局、転職先が決まらず活動が長期化する人が、最も大変な目にあうんです。だから、面倒でも、大変でも、しんどくても、短期間で一気にやるべきことをやって下さい、積極的に行動して下さい、そして、活動を終わらせて下さい。
この方針で活動する方が、より良い企業から内定を得られる可能性が高いですし、活動が早期に終了するので楽ですから!
転職先が決まらない人の最もな原因は「内定を獲得できる体制が整っていないこと」なんですね。
この重要性を「転職活動の初期にやるべき極めて重要な3つの行動」にて解説しています。
参考までにご覧いただければと思います。