先入観

40代の転職の可能性は ”ある先入観” を排除できるかどうかで決まる!

一生で何度も経験することがない故に、ノウハウがたまりにくい転職活動ですが、実は、可能性を決定する最大の要素は自分自身の中にあります。自分の中にある可能性を決定する要素、それが「先入観(認知デバイス)」です。

転職を考える以前から見聞きした情報で、自分の頭の中に出来上がってしまった先入観が、数多くの選択肢を自動的に排除し、可能性を狭めてしまうのです。(豊富な社会人経験を持つ40代だからこそ、強い先入観で凝り固まっている可能性が高い!)

先入観というのは、最初は小さくても、調べれば調べるほど自分に都合のいい情報だけを集め、さらに先入観を補強して自己増殖していく性質を持っています。いったんある決断をすると、その後に得られた情報を、決断した内容に有利に解釈していく心理メカニズムです。

結果、この心理的デバイスは、以下のような偏った考えを持つ原因になってしまうのです…。

  • 企業規模が小さな会社は〇〇だ!
  • 〇〇業界は全てブラックだ!
  • 〇〇業界は将来性がない!
  • 〇〇業は給料が安い!
  • 〇〇の仕事は離職率が高い!
  • 40代の転職は〇〇であるべきだ!

要するに、〇〇に当てはまるキーワードを全て「同一視」する傾向が出てしまうということですね。どうしょう? あなたの頭の中も何らかの「先入観」に侵されてはいないでしょうか。

これまでに見聞きした情報から、「飲食サービス業は全てブラックだ」「営業は離職率が高いので避けるべきだ」「40代の転職で給料減はあり得ない、業種を変えるのはあり得ない、職種を変えるのは不可能だ」などの先入観を持っていないでしょうか。

実際、会社なんてものは百社百様で、社長の人格も違えば、社史沿革も違い、中で働いている人も全く違います。だから、業界や職種が同じだからと、全ての会社を一括りにすることはできません。転職の各種情報に関しても、全ては一般論であり、40代転職者の全ケースに当てはまるわけではありません。

それにも関わらず、先入観(認知デバイス)で凝り固まった状態にあると、反射的に多くの選択肢を排除してしまうのです。 つまり、知らず知らずのうちに自ら可能性を狭めているということ。これでは40代の転職という荒波を超えていけません。

 


 

先入観を取り払い、広い視野で選択肢を検討する!

会社(業界・職種)を同一視することはできないとは言っても、業界や職種に共通する傾向や特色というものはあります。しかし、実際にその会社で働いてみると、やはり違いは明確に存在するものです。

一社一社の個性を紐解いてみると、全く考えていなかった業界に、自分の大切にしていることが守られている会社が存在したり、自身の経験が活かせる仕事があったり、キャリアを高めるチャンスがあります。

しかし、認知デバイスが強くなればなるほど、それらの可能性を文字通り”秒殺”してしまうんですね。検討どころか、見向きもしない…といった具合です。これは本当にもったいないことで、自ら可能性を狭める行為に他なりません。

仮に認知デバイスが強くても、最終的に自己納得できる選択肢が確保できれば問題ありません。しかし、デバイスがあまりにも強くなると、NG条件だらけになって選択肢が極端に限られるのは確かです。ただでさえ選択肢が少ない40代、自ら可能性を狭めたくはありません。

転職で最も大切なことは、自分が生かされ、気分よく働き続けられる会社に入社することではないでしょうか。そうであるならば、本当に必要な要素を徹底的に絞り込み、できる限り広く選択肢を確保することが重要です。

排除条件よりも重視条件を軸に自らの可能性を探っていく!

これを念頭に活動すれば、自分が生かされる転職先が見つかる可能性が高まります。是非この機会に、凝り固まった先入観を取り払い、広い視野を持って選択肢を模索してみてはいかがでしょうか。

 

 


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