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転職サイトの「未経験OK」の意味を理解して応募しないと後悔する!

未経験OK

転職サイトには「未経験OK」を掲げた求人が数多く見られます。

未経験職への転職を考えている人にとっては嬉しい要素であり、採用の可能性があることを意味するわけですが、この文言を素直に受け取り過ぎるのは危険です。

何故なら、普通に考えると企業というのは「ある程度の活躍が想定できる(採用リスクが低い)経験者」を採用したいはずだからです。それにも関わらず「未経験OK」という条件を掲げているわけです。

何故でしょう?
矛盾します。

つまり、そこには必ず「未経験OKとしている理由」が存在するんですね。だからこそ、求職者側は「見極める目」を持っておく必要があるんです。

<未経験OK求人のパターン>
 
1.転職サイト側の都合
2.不人気企業が応募者を多く募るため
3.経験は問わず、優秀な人材を募るため
4.意図して未経験者を求めている

求人において「未経験OK」を掲げる理由は大きく4パターン存在するのですが、内訳は「1+2(80%)」「3(15%)」「4(5%)」となります。

それぞれをパターンを詳しく見ていきましょう。

 


 

1.転職サイト側の都合

転職サイトというのは、「求職者」よりもどちらかというと「お金を出してくれる企業」の味方です。

ある企業が「転職サイトA」に求人を掲載したとします。その際、応募が全く集まらなかったとしたらどうでしょう。掲載企業は「転職サイトAは使えない」という判断を下すはずです。

これ、転職サイトとして最も避けなければならないことなんですね。何故なら、「掲載してもらえない = 売上が立たない」を意味するからです。

じゃ、これを防ぐために転職サイトの営業マンはどうするのか。そう、企業に「未経験OKと出した方が応募が多く集まりますし、未経験でも優秀な人はいるかもしれません」と、未経験OKでの掲載を勧めるのです。

企業側は「未経験者」を採用する気なんてほとんどないにも関わらず...です。

つまり、求職者側から見ると「採用の見込みが著しく低い求人」なんですね。でも、未経験OKの求人には、このような求職者の意向を無視した求人が普通に存在します。

2.不人気企業が応募者を多く募るため

離職率が高い企業や評判の良くない不人気企業が、取り敢えず多くの応募者を集めるために「未経験OK」を使用しているパターンです。例えば、「50人くらいを一気に採用して、10人残ればいいや」と考えている企業などです。

このパターンの場合は、本当に未経験であってもあっさりと内定を貰えたりします。面接で転職理由、志望動機、前職での経験などを深く探られることなく、「あっさりと内定」となった未経験OKの求人は注意が必要です。

内定を得て疑問に感じることがあれば、それは「不人気企業の求人」である可能性が高いので、じっくりと検討することをおすすめします。

通年で求人を掲載している企業はこの可能性が高いですし、採用過程が雑(すぐ終わる)なことが多いので、違和感を感じたら一旦立ち止まって考えましょう。

ただし、この場合の「未経験OK」は文言的には間違いがないので、チャンスではあります。

 


 

3.経験は問わず、優秀な人材を募るため

誰もが知っている大手優良企業であっても、「未経験OK」として優秀な人材を募っているケースもあります。ただし、経験は問わないが、その他の要素については「非常に高いハードルが設定されている」と認識しておきましょう。

このパターンは、総合商社や有名コンサルティング会社などの人気企業でも時折見られます。

もちろん、人気企業に入社するチャンスなんですが、「業界経験者ですら選考に通らないくらい人物面のポテンシャルが探られる」と覚悟しておく必要があります。つまり、未経験者でも応募は可能だが、「内定獲得への道は極めて険しい」というパターンですね。

また、業績が急激に伸びて、とにかく人手が足りないケースもあります。この場合は、通常よりも採用基準が低くなっているので、未経験でも大手優良企業に入社できるチャンスです。

ただし、急成長中の企業ですから業務過多で忙しく、未経験者のあなたは相当なスピードでの戦力化が求められます。更に、短期間で大きな職務を与えられる可能性もあるので、それ相応の覚悟で入社する必要があります。

4.意図して未経験者を求めている

既存社員には望めない経験やスキルを欲して、意図して未経験者を求めていることもあります。新規事業への進出や社内改革を考えている企業などに見られるパターンですね。

異職種出身者であるからこその視点や経験が求められているので、期待度が高くて大変な面はありますが、非常に有意義な求人と言えます。但し、内訳的には5%程度しかないので狭き門となります。

まとめ

未経験OK求人の4パターンを解説してきましたが、以下の現実が存在することを理解しておきましょう。

  • 未経験OKと掲載されていても、採用する気のない企業も存在する!
  • 未経験OKだからこそ注意すべき求人がある!
  • 未経験OKだからと言って簡単に内定は獲得できない!

こんな現実が存在するので、大切なのは「なぜ、未経験OKなんだろう?」とその背景を推測することです。

未経験OKには必ず理由があります。背景を推測したとしても、どのパターンに該当するのか見分けられないこともあります。ただ、その理由を求めながら企業研究することで、いつも以上にその企業が見えてくるはずです。

また、全ての「未経験OK」がこの4パターンに当てはまるとも限りません。1のような求人であっても、採用過程で評価が高まって未経験者が採用されることはあります。2のような求人も「避けなければならない求人」というわけでもありません。

2に該当する会社でも超一流企業は存在しますし、完全実力主義であるが故に、それについていけずに辞める人が多く、離職率が高いというケースも多々あります。つまり、未経験OKの理由を推測して、それを理解した上で応募することが大切なんですね。

要は、あなたに合った(あなたが求めている)未経験OKなのかを見極めるということです!

 


 

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