転職活動をしていると、最終面接での感触や面接官とのやり取りから「内定間違いなし」という手応えを得られることがあります。また、内定方向というニュアンスで、内定確定のような言葉を掛けられることもあります。ただ、如何なる場合も絶対に気を抜かないことです。
口頭での"内定"に法的な拘束力はありません!
企業側は面接後に「やっぱり不採用」と結果を覆すことを法的に認められているのです。電話で内定を告げられた場合は問題ないでしょうが、面接上の口頭でのやり取りや感触から”内定”と高を括ることは止めましょう。
オーナー系企業の場合、社長の一声で「中途採用は全てストップ」ということはありますし、外資系企業の場合、日本の現場面接官は採用したくても、本国の決済がおりないといったケースもあります。
あくまでも内定の定義は書面で「内定通知書」を貰うことで、これは法的にも取り消せません。転職活動は「内定通知書」を貰うことで完結するものであり、最後まで絶対に気を緩めないようにしましょう。
不採用となる可能性を捨てず、転職活動を継続しておくことが何よりも大切です。ここで、気を抜いて活動を辞めてしまうと、万一の時にショックが大きく「活動そのもののやる気を削がれてしまう」可能性があります。また、大きな遅れが発生してしまいますからね。
転職活動は油断禁物です。
本当に何が起こるか分かりません。
最悪を想定して動き続けることが大切です!