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離職して転職活動するならメリットを活かして速攻で終わらせよう!

メリット

転職活動をする場合、「働きながら」と「離職して」の2通りの進め方が存在します。

双方にメリット・デメリットがあり、どちらを選択するかはあなた次第です。

ただ、離職して活動する方が圧倒的にデメリットが多いという事実に間違いありませんから、この方法はなるべく避けたいところです。(詳しくは「仕事を辞めてから転職活動する4つのデメリット」を参照下さい)

でも、そうは言っても「離職して活動したい」「そうせざるを得ない」なんて人もいらっしゃるかと思います。

「今の会社の勤務形態では転職活動ができない」
「性格的に仕事しながら活動はしたくない」
「今の会社から1日でも早く去りたい」
「会社を辞めて少し体と心を癒したい」

そんな場合は、デメリットを頭に入れつつ離職して活動してもOKだと思います。
何故なら、離職しての転職活動には「メリット」も存在するからです。

実は「失業している状態」というのはある意味、転職活動における最強のステータスとも言えます。
つまり、そのメリットを最大限活かし、速攻で終わらせる気で活動すれば問題はないんですね。

離職中の転職活動、ここにはどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

  1. 企業からの優先度が高い
  2. 緊急度の高い求人は離職者の独壇場
  3. エージェントとの相性抜群
  4. 転職活動に充てられる時間が圧倒的に多い

企業からの優先度が高い

まず、企業から見ると離職中の人というのは「現職での引き留めによる入社辞退がないため、内定を出すと入社してくれる可能性が極めて高い人」と見なされています。

転職市場では意外な程に「入社辞退が多い」という実態があります。
「採用過程を得て内定を出したのに辞退される」これ、採用企業側からすると結構な痛手であるわけです。

優秀な実績を出している人ほど引き留めは強烈で、異動や給料アップなどを提示して引き留める会社は少なくありません。で、引き留められた方も悪い気はしませんから、そこまで言ってくれるなら・・・と会社に残ることを決断するケースも多々あります。

また、働きながら転職活動している人は「焦る」必要がありませんから、内定が出た企業に少しでも疑問点があると入社辞退します。

逆に、引き留めがなく、早く決めたいと考えている離職者は、「入社意思が高い」というメリットを持っているわけです。つまり、評価が同等レベルであれば、離職者の方が優先されることが多いということなんですね。

緊急度の高い求人は離職者の独壇場

急な退職者が発生して業務が滞っている。
繁忙期までに人員補充が必要。

このような、緊急度の高い求人は離職者がかなり優遇されます。

基本、有職者の場合は内定から2、3ヶ月後の入社となることが多く、「すぐに人が欲しい」という企業のニーズを満たすことができません。その反面「すぐにでも働ける」というメリットを持っている離職者は企業から重宝されます。

「すぐに働ける人」「急募」「〇月までに入社できる人」こんな言葉が掲載されている求人は離職者にとってチャンスです。

転職エージェントとの相性が抜群

転職エージェント(コンサルタント)の多くは会社からの目標数値に追われ、転職希望者を就職させようと必死に働いています。

そんな転職エージェントにとって最も最悪なのが「時間を掛けてアドバイスをし、内定獲得まで導いたのに入社辞退されること」なんですね。

こんな実状から、転職エージェントは離職者が大好き(特に離職後間もない人)です。

会社が決まればすぐに働ける状態であり企業に紹介しやすい。
志望企業から内定が取れたら確実に入社してくれる。
自分の業績を考えた上でも計算ができる。

転職エージェントの目標数値なんてのは転職者には関係がありませんが、人材紹介業も営利企業であり、社員は当然数値に追われています。

こんな実態がありますから、離職中の転職希望者には特に力を入れてくれます。あなたの就職先を見つけようと必死に動いてくれますから、早く転職先を決めないといけない離職者との利害も一致するんですね。

だからこそ、離職者は「転職サイト」だけでなく、「転職エージェント」も併用することを強くおすすめします。

転職活動に充てられる時間が圧倒的に多い

離職者は会社を辞めているわけで、転職活動に充てられる時間が圧倒的に多いことになります。

これが有職者と比較すると最も大きなメリットとなります。

何社も並行して応募することができ、企業が提示する採用スケジュールにも対応可能です。また、企業研究、自己分析、応募書類対策、面接対策など、転職活動に充てられる時間も圧倒的に多いはずです。

これは絶対に活かさなければなりません。

気になる企業には積極的に応募する。
各対策に時間を掛け、採用過程を通過する確率を高める。
その結果として、早期に内定を獲得する。

これを目指しましょう。
有職者が多くの時間を割けない対策、ここに万全を期すことが内定への近道です。

まとめ

離職中の転職活動には以上のようなメリットが存在します。
このメリットを最大限活かして速攻で転職活動を終わらせましょう。

ここで言う速攻の目安は「3ヶ月以内」です。
なぜ、速攻で決める必要があるのかというと、離職期間が長くなると多くのデメリットが表面化してくるからです。

逆説的に捉えると、離職中のメリットはこれだけしかありません。
油断禁物、全力で転職活動に臨んで下さい。

会社を辞めて自由になると気持ちが緩みます。
ストレスから解放されて体も心も休めたくもなります。

でも、それをするのは内定を獲得した後、その会社に入社するまでの期間に行いましょう。
離職したらまず最優先でやるべきは転職活動です。

 

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