面接後は「お礼状(お礼メール)」を送った方が良い!?
お礼状(お礼メール)を送ることで「評価が上がる」なんて情報も散見されますから、気にしている人もいらっしゃるかと思います。
ここは先に結論をお伝えしておきます。
「お礼状(お礼メール)が選考結果に影響することはないので必要なし!」
この認識でまず間違いありません。
例えば、高評価で次の選考(又は内定)に進んでもらおうと考えている人がいたとして、お礼状がなくてもその決定が覆ることはありません。逆に、不採用が決定している人が敗者復活のごとく選考に戻ってくることもありません。
企業は「礼儀正しい人」を採用したいわけではありません。
企業は「自社に利益をもたらしてくれる人」を採用したいんです。
だから、礼儀を貫いたとしても意味はありません。
また、企業もそんなものは求めてはいません。
お礼状がマイナスに作用することも・・・
採用側はお礼状なんてものを求めていませんから、送られてきても一目見て終了ですし、見る人によっては、「下心が見えて・・・」と評価を下げることも考えられます。
また、「御社への入社意欲が高くなった」と書かれていたとしても、そんなことは面接で示して下さいということであり、質問なんかが書かれていると、逆に手間が増えて煩わしいだけです。
メールで一次面接通過の案内がきたとしたら、二次面接の日程を返信する際にお礼を一言添えておく。電話で通過の連絡がきたとしたら、伝えられた時にお礼の言葉を述べる。本当にこれだけで充分です。
結局、お礼状(お礼メール)を送っても誰も得しないんですね。
少し冷めた考えに思われるかもしれませんが、これが現実です。
ここに頭や時間を使うのなら、面接対策などに時間を割きましょう。
その方が何倍もあなたを内定へと近づけてくれるはずです。