地獄...ではないですか?
転職活動を半年以上していのに転職先が決まらない。
何件求人を見たことか。
何件応募したことか。
どれだけ応募書類を作成したことか。
どれだけ面接のプレッシャーと戦ってきたか。
それでも内定を得られない。
ただでさえ相当な労力を要する転職活動、それが半年以上に渡って不採用を突き付けられたとしたら...。
想像するだけで憂鬱になります。何よりも精神的にきついですよね。私も転職活動が半年以上の長きに渡ったことがあるので、この辛さは本当によく分かります。
でも、でもです。
この状況から抜け出すには、活動を継続して転職先を決定するしかありません。逃げても何も解決しません。誰よりもあなたが一番よく分かっているかと思います。
そこで、私にも少しお手伝いさせて下さい。
地獄から抜け出せるかもしれない「活動方法の見直し」をおすすめしたいんです。
興味のある方は参照いただければと思います。
活動方法の見直しを提案する理由
何故、活動方法の見直しを提案するのか?
具体的な方法を紹介する前に、この理由をお伝えさせて下さい。
このまま同じ方法と考え方で活動を継続しても、同じ結果(不採用)が続く可能性が高いからです!
これは活動期間が長い人ほど当てはまることなので、半年以上に渡って活動しているあなたに該当する可能性が高いんですね。
半年以上も活動していると、無意識のうちに「何か」が凝り固まっていることがあります。例えば、求人媒体、活動方法、考え方、応募書類、面接の臨み方などです。そして、これが原因で「同じ結果(不採用)」が続いている可能性があります。
異なる結果を期待するならば、時として別のアプローチが必要になります!
別のアプローチを試したら、途端に色々なものが上手く進み始めた!なんてことが日常生活でもよくありますが、こと転職活動においても同じです。これが「活動方法の見直し」を提案する理由です!
最優先でやるべき活動方法の見直し
まず、真っ先にやるべき最優先事項があります。
それは、「内定を獲得できる体制が整っているのか確認する!」ということです。
本来これは転職活動の初期に実施すべきことなんですが、出来ていないとすると、これが不採用の原因となっている可能性が高いです。
これを行動単位に落とし込むと以下の3点になります。
- 自分自身の市場価値を把握する
- 転職で通用する応募書類を完成させる
- 面接対策を万全にする
あなたは、自分の経験やスキルが「どんな企業から求められ、どんな企業なら通用するのか」を把握していますか?
自身の市場価値を的確に把握しておかないと、求人の中から適切な企業(内定を獲得できるだろう企業)を選び出すことができません。
あなたは、適切なアピールが施された応募書類を作成できていますか? ここに不備があると、もったいない不採用を誘発してしまいます。
あなたは、面接で適切に自分をアピールできていますか? これが出来ていないと、適切な企業を選んでも内定を獲得できません。
これらの疑問に「YES」と自信を持って回答できない人は、「内定を獲得できる体制」を整え直す必要があるかもしれません。
利用している求人媒体を見直す!
あなたは、どんな媒体を使って転職活動をしているでしょうか?
ずっと同じ転職サイトを利用している。一つの転職サイトに絞っている。大手(リクナビNEXT、マイナビ、エン)しか利用していない。
こんな凝り固まった活動をしていないでしょうか。
- 大手にしか良い求人は存在しない
- 知名度の低い転職サイトは使っても意味がない
- ハローワークはブラックが多いから使わない
- 無料求人誌には良い求人がない
- エージェントを利用してもまともな求人は紹介されないだろう
こんな考えに囚われ、自ら可能性を狭めていないでしょうか。思い当たる節がある人は考えを改めて下さい。勝手な思い込みで求人を捨てることは、ただの機会損失でしかありません。また、あなたが望む会社が、どの媒体で求人を募るかも分かりません。
だから、可能な限り多くの求人に目を通すことが重要です!
あの媒体は評判が悪い...
他人の評価とあなたの評価は一致しません。
あの媒体にはブラックが多い...
どんな媒体にもブラックは存在します。求人数の多さに比例してそれは確実に多くなります。それを企業研究で見極めるのはあなたです。
使える媒体は選り好みせず積極的に使って下さい!
膨大な数の求人を短期間で一気に検討できる人は、早期に内定を獲得して活動を終えていきます。逆に、特定の媒体だけに固執して少量の求人しか検討しない人は、なかなか内定が得られれず活動が長期化します。
私の犯した失敗例を共有しておきます。
私は求人媒体として大手転職サイトしか利用していませんでした。理由は「大手にしかまともな求人はないだろう」と思い込んでいたためです。今振り返ると、可能性を狭める根拠の無い思い込みでしかなかったと思います。
大手に応募する求人がなかったとしても、その他の媒体を検討する気もないから、次の更新日まで待機します。大手は利用者が多く倍率が高いので、応募しても競争に勝てないてません。
結果、時間だけが経過していき、活動開始から半年を経過しても内定を得られない...これが私の犯した悪循環です。
結局、何か変えなくてはと「エージェント」や「ハローワーク」にも活動の幅を広げたら、すぐに内定を獲得できたことを覚えています。私は3度転職しましたが、大手の転職サイトでだけで活動を完結できたのは最初の転職だけでしたね。
あなたも同じような思い込みで可能性を狭めていないでしょうか?
求人媒体を増やすと「閲覧数」が増えるので大変です。でも、そんなことは言ってられないはずです。だって、あなたは今利用している媒体で半年以上も内定を取れていないんですから。
転職活動を一日でも早く終えたいのなら、時として媒体の見直しも必要です。
新たな媒体を増やすことも検討して下さい! 当サイトでも「新しい価値を持つサイト」をいくつかご紹介しています。
転職活動に対する考え方を見直す!
転職活動で陥り易い考え方が内定獲得を遠ざけてしまうこともあります。
- 慎重になり過ぎて企業が選べない
- 理想の会社を追い求め過ぎて応募に踏み切れない
- 制限を気にして応募を躊躇っている
あなたはこんな状態に陥ってはいないでしょうか。特に、「今回の転職を絶対に最後にしなければならい!」という考えで活動していると陥りやすいです。
転職を繰り返すとマイナス方向に進む可能性が高いので、最後の転職にするつもりで活動することに問題はありません。ただ、それが足かせとなって必要以上に慎重になったり、理想の会社を追い求め過ぎて応募を躊躇ってしまうことがあります。
これ、はっきり言って「逆」なんですね。
・理想の会社を求めるからこそ、実際に応募して面接に行き、自分の想いを実現してくれる会社なのかを見極めないといけない
・最後のつもりで活動するからこそ、気になる企業には制限を気にせず積極的に応募し、その可能性を探らなければならない
これが正解です。
会社なんてのは、いくら企業研究をしてもその本質を掴むことはできません。実際にその会社に足を運び、会社の雰囲気を肌で感じ、その会社で働いている人と話す。これをやって初めて分かることがあります。
だからこそ、積極的に応募して自分の目で会社を見極めることが大切なんですね。合わなければ途中で辞退すればいいし、内定を獲得してから入社するかどうかを判断すればOKです。
慎重を期すからこそ、積極的な行動が必要です。
理想を求めるからこそ、積極的な行動が必要です。
最後だからこそ、積極的な行動が必要です。
また、理想の会社を追い求め過ぎないことも大切です。世の中にあなたの想いを全て実現してくれる会社なんてものは存在しません。良いところもあれば、悪いところもある。それが会社というものであり、他人が作った会社で働くということです。
年齢などの応募条件も気にする必要はありません。あくまでも求人を打つにあたって設定しているだけであって、あなたが企業の求める人材であれば、多少は条件を満たしていなくても採用されます。
転職活動に対する考えが凝り固まっていたり、転職活動そのものが消極的になってはいないでしょうか?
心当たりがある人は、考え方を軟化させてみるのも一つです。
最後に
転職活動が半年以上の長きに渡っている方は、今、非常に辛い想いをしているかと思います。
私も転職活動が半年以上に及んだ時は全てが嫌になりました。疲れ果てましたし、求人を見るのも、面接に行くのも、結果を知るのも...憂鬱、憂鬱、憂鬱。
でも、転職したいのならば、疲れていようが、苦しかろうが、憂鬱だろうが、活動を継続するしかありません。だからこそ、一日でも早く終わりをむかえるために「今の活動を見直す」ということを考えて欲しいのです。
本当に辛い状況かと思いますが、活動に変化を付けて下さい!
その変化が「結果」にも変化をもたらします。