会社をより深く知る媒体として口コミサイトを利用する人が増えていますが、その中で最大の規模を誇るのが、エンジャパンが運営する「会社の評判」です。
会社の評判の利用には、「応募前（入社前）に会社の内部情報を把握できる」というメリットがあるわけですが、絶対に失敗できないのが転職ですから、信憑性の低い情報に翻弄されて「誤った判断」をすることだけは避けなければなりません。
そこで気になるのが「信憑性」かと思います。
「信憑性は低いのか、それとも高いのか？」
「投稿された口コミは信用に値するのか？」
会社の評判の「信憑性」について考えていきましょう。
会社の評判の信憑性の高低について！
ここは先に結論をお伝えします。
会社の評判の信憑性は低く、投稿は信用に値しない！
その理由は、会社の評判に投稿された口コミは、「転職を考えて会社を辞めるつもりの人」or「既に会社を辞めた人」によるものだからです。転職を考えておらず、今、その会社で満足して働いている人たちにとっては、「投稿する意味」がないので投稿しません。
つまり、会社の評判の口コミというのは、「偏った立場（辞めた・辞めるつもり）の人たちの主観的な情報の集まり」に過ぎないんですね。また、転職は20～30代が中心なので、投稿者の年齢も偏っています。
若年層の会社を辞めた（辞めるつもりの）人達だけの偏った情報だけで、会社の全てが語れるはずありませんよね。また、会社の評判に投稿が行われる理由は、「あなたの為ではなく、自分が他の会社の口コミを閲覧するため」です。
こんな理由での投稿ですから、会社の本質を捉えた「質の高い投稿」もほとんどありません。
これが、「会社の評判の信憑性は低く、投稿は信用に値しない！」と結論付けする理由です。もちろん、全ての投稿が信用できないわけではありませんが、口コミサイトの特性を考えると、この認識で利用すべきです。
信憑性の理解した上で賢く利用しよう！
会社の評判は「信憑性が低く信用に値しない」とはいっても、会社を多角的に分析するための一つの情報源としては価値があります。特に、条件面（休日・有給の取得状況など）の口コミに関しては正しいことが多いので、「利用する」という方向性で間違いありません。
ただし、「口コミを鵜呑みにして判断を委ねる！」ということだけは絶対にやってはいけません。
- 自分が興味を持った会社にも関わらず、口コミで応募するかどうかを判断する
- 内定を獲得したにも関わらず、悪い口コミを発見したので内定を辞退する
- 正社員を目指しているにも関わらず、非正規（アルバイト）の口コミを鵜呑みにする
今回の転職は、あなたの人生に関わる重要なイベントですよね？
そんな重要事項に関する判断を、「赤の他人の口コミ」に委ねてはいけないということです。あなたが良いと思った企業であるならば、実際に応募して「自分の目」で企業を見極めて下さい。採用過程を通して、「この会社で働きたい！」と感じたならば、自分の感情を信じて入社すべきです。
他の誰でもないあなたの転職ですから、あなたの目で見極め、あなたの判断基準を採用し、あなたの感情を信じて行動して下さい。他人の口コミに判断を委ねることは、「他人が決めたレール」を歩むことと同義です。それで上手くいけば良いですが、上手くいかなかった時に絶対後悔します。
また、あなたの評価と他人の評価が一致するとも限りませんし、ほぼ全ての投稿は「その会社を辞めた人間の主観的な意見」であることを忘れないで下さい。辞めた人の中には、「逃げた人」「会社のレベルについていけず辞めざるを得なかった人」「仕事に対する認識が甘い人」が混じっているわけで、そんな人の考えが「会社の全て」を表せるわけがありません。
この点だけは理解して「会社の評判」は賢く利用しましょう。
信憑性を追求するなら「キャリコネ」が最適！
企業の口コミサイトは数多く存在しますが、信憑性の高さを追求するのならば、「会社の評判」よりも「キャリコネ」の利用をお勧めします。
もちろん、企業をより詳しく分析する為に、両方使うのもアリです！
キャリコネは登録時に審査があり、経歴などをしっかりと入力しないと登録できないので、本気で転職を検討している人のみが集まっています。簡単に登録、適当に投稿というのができない仕組みになっています。
その為、信憑性を疑いたくなるような質の低い投稿が少なく、非正規社員による薄い内容の投稿もほとんどありません。また、他の口コミサイトよりも「詳細な企業情報」が得られることを強みとしており、更に、求人サイトとしての役割も担っているため、利用することに一切のデメリットがありません。
転職時に利用する口コミサイトとしては最もおすすめとなりますので、会社の評判と共に利用を検討いただければと思います。
