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販売職への転職に求められる職務経歴書【カギは3つの自己PRにあり】

販売

販売職の転職は「販売実績」「店舗マネジメント」「人材育成」がカギ!

販売職(店舗販売職)は営業職と同じく、自身が売ってきた「販売実績」を示すことで、販売力を明確にPRすることができます。

但し、勤務店舗の立地や規模、商品ラインナップなど、本人の努力だけではどうしようもない部分があるのも事実。誇るべき数値があれば、それを盛り込めばいいでしょうが、販売実績が乏しいのであれば、店舗を切り盛りした経験や人材育成を重点的にアピールしましょう。

販売系職種の場合、店長やマネージャー的立場から、売り場レイアウトの創意工夫や触れ筋を掴むスキル、仕入・在庫管理能力、販売促進対策、人材育成など、トータル的な力が求められるようになります。転職において、単なる「売り子」は求められていないので、冒頭の3つの要素を的確にPRすることが大切です。

後輩社員・アルバイトに対するシフト管理や育成は、管理ポジションに就いていなかったとしても、誰もが経験するところかと思います。経験・年齢を重ねるほど、1プレイヤーとしての販売力よりも、こういった「店舗マネジメント力」や「労務管理・育成経験」が重視されると認識しておきましょう。

販売職が職務経歴書でPRすべき項目

販売系職種の職務経歴書の役割とは、「自身が扱った商品」「店舗名」「ポジション」「業務内容」「販売実績」などを端的に記載し、採用担当者に応募先企業の店舗で働くイメージを抱かせることです。

販売実績を記載する際は、単に「売上目標120%達成」「前年比115%達成」と記すだけでなく、「何故、この数値を達成できたのか」という部分を自身の強みとしてPRすることが重要です。数値目標の達成を羅列するだけでは、「運が良かった」「売上が好調の店に配属された」「周りのスタッフが優れていた」などと推察されるので、PR力は伴いません。

<販売実績が有効に作用するまでの流れ>

  1. 数値目標を達成してきた(実績)
  2. 数値目標を達成した明確な理由を持っている(販売スキル・ノウハウ)
  3. この応募者のやり方であれば自社でも通用するだろう
  4. この応募者なら自社に入っても同様の数値を出してくれるだろう
  5. 採用を検討してみようか

販売系職種で転職を成功させるにはこの流れが必要不可欠で、「1」だけが優れていても意味はありません。もちろん、ここに「店舗マネジメント力」「人材育成」も加味されてくるわけで、3つのトータル的な力が採用へのカギとなるのです。

大きな括りで言うと「営業」に分類される販売ですが、1プレイヤーとして「販売力」が採用への大きな要素となる「営業職」とは異なる点がここにあります。

販売系職種の採用へのカギとなる「販売実績」「店舗マネジメント」「人材育成」の3要素については、培った経験が個々に大きく異なるため、様々なやり方が存在するはずです。その為、自分自身の独自性や取り組みを自由に表現できる、「自己PR」欄を用いて記載するのがベストです。

 

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