エージェントを利用すれば、どれくらいの確率で転職先が決まるのか?
利用を検討している人には気になりますよね。
ここでは、この疑問を解決すると共に、決定率に対する活動の在り方を解説していきます。
転職エージェントは決定率が高い!?
エージェント各社は「転職決定率」を公表していないので、「正確な数値は分からない!」というのが実際なんですが、あるデータから大まかに推測することは可能です。
※リクルートエージェントの2019年度(2019年4月1日~2020年3月31日)の実績を利用
この実績から決定率を算出すると、以下のようになります。
転職決定者数5万2千 / 登録者数125万2千 = 決定率4.1%
リクルートエージェントを100人が利用したと仮定すると、転職先が決定するのは4.1人だということですね。
他のエージェントもこの数値に対して大きく前後しないでしょうから、転職エージェントの決定率は約4~6%の範囲内にある!と推測できます。
あなたはこの決定率を見て、「高い」と感じたでしょうか、それとも「低い」と感じたでしょうか?
恐らく、大半の人が「低い」と感じかと思います。
でも実は、この数値は決して低くはないのです。
大手転職サイトなんかと比較すると断然高い数値で、利用者が多い転職サイトは「3%」にも満たないのが実情ですからね。
つまり、転職エージェントの転職決定率は高い!
この認識であながち間違いではないんですね。
転職決定率がたったの4~6%で高い!
これが転職求人媒体の実態です。
転職決定率から活動の在り方を考えよう!
驚いたかもしれませんが、求人媒体の転職決定率ってこの程度に過ぎません。
でも、よく考えたらこれは当たり前のことで、「利用者の大半が転職先を決定できる媒体」なんて存在するわけがないですからね。
複数の求人媒体を併用して転職活動することが重要!
このように揶揄される理由がここにあります。
- 転職サイトA
- 転職サイトB
- 転職サイトC
- 転職サイトD
- 転職エージェントA
- 転職エージェントB
- 求人誌
- ハローワーク
要するに、「複数の媒体の転職決定率を足して100%に近づける!」ということが転職先を決定する上で重要だということ!
もちろん、個々のスペックも決定率を大きく左右しますが、実は、媒体を制限したり、絞り過ぎたりするのも、転職先が決まらない原因なのです。
- 大手の転職サイトだけ利用する
- 有名なエージェントだけに頼る
- 「〇〇には良い求人がない」と決めつけて利用しない
あなたはこんな活動をしていないででょうか?
これは、自ら決定率を下げる行為に他なりません。
転職活動は「複数の媒体を併用し、転職決定率を高めていく」というのが基本です。
この基本行動ができる人はやっぱり強いですし、一早く内定を獲得して活動を終えていくのが実際です。
転職決定率の実態を知ったあなたなら、これが事実であることを理解できるのではないでしょうか。
転職決定率は気にせずエージェントを使おう!
転職エージェントの利用を検討しているのなら、決定率は気にせず利用しましょう。
転職エージェントを使っても、100人中数人しか転職先を決定できない...。
こんな風に考えて利用を躊躇ってはいけません。
- 転職エージェントを使えば、転職決定率が4~6%高まる!
- 自分がそれに該当する可能性がある!
この様に考えて前向きに利用を検討すべきです。
転職活動とは、ある種こうして可能性を高めていくものですからね。
可能な限り多くの媒体を一気に検討し、早期に内定を獲得して活動を終わらせる!
結局は、これが最も楽で、かつ、最適な企業に出会える確率が最も高い方法です。
是非、あなたの転職媒体の一つに転職エージェントを加えて下さい。