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企業が求人を非公開にする理由と転職者にとっての利点

未公開

転職、ことエージェントの利用を検討した時に必ず目に留まる「非公開求人」ですが、何故、企業は求人を非公開とするんでしょうか。エージェント経由で採用した場合、採用者の年収の25%~30%前後の高額なコンサル料が必要にも関わらずです。

この理由について詳しくお伝えしていくと共に、転職者にとっては利点があるのかも考えてみましょう。

まず、企業が求人を非公開にする理由は3つ存在します。

  1. 採用過程の負担を軽減する為
  2. 同業他社に会社の動きを知られたくない為
  3. 役員クラスを極秘裏に採用したい為

採用過程の負担を軽減する為

これは採用側の「時間がない」「予算がない」「効率が悪い」など理由は様々であるが、採用過程の負担を軽減することが目的であるということです。

基本的にどの会社も人事に割り当てられる人数は少なく、消化できる業務量は限られます。また、人事の仕事も多岐にわたるので中途採用だけに力を注ぐわけにもいきません。その様な状態で何百・何千の応募に対して選考を行うことは膨大な時間と費用を消費することになります。ですから、その負担を非公開にすることで軽減するということです。
実際、転職サイトなどの誰でも応募可能な媒体で募集すると、何百・何千の応募が集まることがあります。大手有名企業や人気職種であればある程にそれは顕著になります。

ですから、応募に対するマッチングはエージェントに任せ、経験やスキルがマッチした応募者のみ選考を行うのが企業にとって最も効率の良い方法となります。また、エージェントに依頼しておけば、採用した場合にのみ料金を支払えば良いので、マッチする人材がいなければ待つことができます。逆に、掲載期間によって料金が増えていく転職サイト等では予算の関係上、良い人がいない場合も妥協して誰かを採用しなければならないというリスクもあります。

一見、破格の料金に感じるエージェント採用ですが、応募者の絞り込み・マッチングなどの業務を全て任せることができますし、確実に予算内で予定人数を採用できるといったメリットもあります。

同業他社に会社の動きを知られたくない為

求人を公開すると、仕事内容や応募資格なども明らかになるため、事業内容が少なからずオープンになってしまいます。もしその内容が新規事業の立ち上げや事業拡大の場合は同業他社に知られるわけにはいかないですよね。そのため、求人を非公開にすることがあります。

役員クラスを極秘裏に採用したい為

役員の募集は、会社として大きな経営判断です。仮に、求人を公開するとなると今後の事業計画が競合他社に知られてしまう可能性があります。また、役員の退職に伴う募集となる場合、取引先や自社の社員に不安を与えてしまう可能性も含んでいます。それらの事態を防ぐ目的で役員クラスの求人を非公開にすることがあります。

また、人事担当に新たな人材を配置したい場合、会社の人事以外の人間が非公開で求人を依頼することもあります。つまり、会社内部に知られたくないケースですね。

 
以上の様な理由が企業が求人を非公開にする理由です。結局、非公開求人というのは採用企業側の都合だということです。ですから、エージェントはある意味「採用を行う企業側にとって都合の良いシステム」なんですね。そして、求人を公開したくない企業が存在する以上、それらの企業も含めて検討したいと考えるならば、求職者側はエージェントを利用するしかないということです。

非公開求人の多さを自慢しているエージェントが多いですが、それは企業の都合でそうせざる負えないだけであり、実は何も凄いことではないんですね。だって、有名企業や大企業の求人があることを公開できる方が利用者は増えるので本当はそうしたいはずですからね・・・。非公開にできるから企業はエージェントに依頼するんですから、「エージェント=非公開」はある意味当たり前だということです。

 

転職者にとっての利点

ここで、転職者側にとっての利点を考えてみたいと思います。これはある意味、非公開求人を扱うエージェントを利用する利点ということにもなります。

  • 企業選びの選択肢が広がる
  • 大手企業や有名企業に出会える可能性がある

求人が「非公開であること」に関して、直接的には転職者に何の利点もありません。ただ、それを扱うエージェントを利用することで、単純に選択の幅が広がりますから、あなたが望む会社に入社できる可能性が高まることになります。
また、基本的に企業ニーズを満たしている人物として求人を紹介してもらえますから、そこには内定への大きなチャンスがあります。つまり、マッチしていない企業に応募することによって発生する無駄な時間を省くことにもなります。

次に、求人を公開することのない「大手企業や有名企業に出会える可能性がある」ということも大きな利点ですね。転職者にとって、大手企業へのニーズは高いでしょうから、非公開求人を扱うエージェントを利用する最大の利点とも言えますね。

 
以上、非公開求人についてお伝えしてきましたが、結論を言うと「転職する求職者側からすると、非公開の理由なんてのはどうでも良い」ということです。ただ、企業が求人を非公開にする理由から考えると「非公開求人の中には大手有名企業が隠れている可能性が高い」と言えます。ですから、転職者にとって大切なことは「非公開求人も含めて企業を検討することが得策であり、それを扱うエージェントは積極的に利用していくべき」ということですね。

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