今のあなたはこんな状態ではないでしょうか。
「転職エージェントを利用すべきかどうかを迷っている・・・。」
転職を実現する求人媒体は転職サイトをはじめ、ハローワーク、無料求人誌、求人広告と多岐に渡りますが、転職エージェントは唯一特殊な媒体ですから迷ってしまいますよね。
ここでは、そんな迷いを解決するために以下の疑問について考えていきたいと思います。
「転職エージェントは利用しないと「損」なのか?」
「転職エージェントは転職するのに絶対的に必要なのか?」
転職エージェントの利用判断の参考にしていただければと思います。
転職エージェントは利用しないと「損」なのか?
この疑問に関しては先に結論をお伝えします。
転職エージェントは利用しないと「損」です!
その理由は、利用することであなたの転職にプラスにこそなれど、マイナスにはならないからです。つまり、損得勘定だけで考えるとこの結論になります。
あなたの転職にプラスになる!というのは以下の要素です。
- 転職エージェントは大量の求人を保有している
- 自分の市場価値を把握することができる
- 応募書類の添削と面接対策でレベルアップできる
転職エージェントが支援を受けることができる特別なサービスとは言っても、転職サイト・ハローワーク・無料求人誌・求人広告と同じ「求人媒体」に過ぎません。
そして、転職エージェントは大量の求人を保有しています。大手であれば、表に出ない非公開求人を含めて10万件~15万件にもなります。
この大量の求人を捨てるのは勿体なくないですか?
無料で利用できるんですから、みすみす逃すのは勿体ないですよね。
この大量の求人にも可能性を見出すべきだと思いませんか?
あなたにとって最適な企業がこの中に眠っているかもしれません。
一つの求人媒体として捉え、企業との出会いを増やすべきではないですか?
可能な限り多くの求人を閲覧することは転職の成功に必要不可欠です。
このように考えていくと利用しないと「損」だと分かりますよね。
エージェントは営利ビジネスですからシビアな面を持ち合わせています。
シビアな面とは「あなたの実力でも内定を取れるだろう企業しか紹介されない」ということ。転職希望者に内定を取ってもらい、入社が決定することで初めて売上が立つビジネスモデルだからです。
つまり、今のあなたの市場価値がもろに紹介される求人に反映されるということ。
この特性から、自分の市場価値を客観的に把握するのに役立つんですね。
- 今の自分は、どれくらいの数の企業から求められているのだろう?
- 今の自分は、どんな企業(業界・職種)から求められているのだろう?
- 今の自分は、どんな企業(業界・職種)なら通用するのだろう?
自分の市場価値を知れば、これらの疑問を解決できます。
転職活動で採用過程を勝ち抜いて内定を獲得するには、「自分の市場価値を知り、勝てるところで勝負する」というのが鉄則です。自分の実力以上の高望みを繰り返しても内定は獲得できません。
つまり、自分の市場価値をしっかりと把握しておかなければならないんですね。いい意味でも、悪い意味でもこれは必要なことです。
だから、市場価値を客観的に把握できるエージェントには利用価値があるわけです。そして、自分の市場価値を把握すれば、エージェント以外の活動にも活かすことができます。
つまり、あなたの転職にとってプラスとなる!
エージェントは転職支援の一環として「応募書類(履歴書・職務経歴書)の添削」と「面接対策」を実施してくれるのが一般的です。
つまり、あなたの応募書類と面接がレベルアップするということ。
応募書類がレベルアップすればどうなりますか?
書類選考の通過確率が高まりますよね。書類不備によるもったいない不採用を防ぐことにもなります。
面接のレベルがアップすればどうなりますか?
面接の通過確率が上がりますよね。つまり、内定獲得の可能性が高まることを意味します。
これ、あなたの転職において100%プラスですよね。
以上の3点が転職エージェントを利用しないと「損」だとする理由であり、損得勘定から考えると「転職エージェントは必要」という結論に至ります。
これらを踏まえた上で利用するかどうかを判断しましょう。
転職エージェントは転職するのに絶対的に必要なのか?
この疑問についても解決しておきましょう。
転職エージェントは絶対的に必要なものではない!
これがこの疑問の答えです。
前述した通り、転職エージェントは数ある求人媒体の一つに過ぎません。絶対的に必要なものではありませんし、利用すれば必ず転職先を決定できるものでもありません。転職エージェントを使わずとも、他の媒体だけでも十分に転職は可能です。
求人媒体を増やすことは、最適な企業と出会う確率を高めることを意味します。逆に、ある媒体を捨てることは、その確率を下げることを意味します。可能性の問題ですね。
もし捨てた媒体も使っていれば、もっといい企業に転職できていたかもしれない・・・。
要はこの可能性をどう捉えるかって話です。
転職エージェントを利用すべきかどうかも同じです。エージェントの求人に最適な企業と出会う可能性を見出すか、それとも割り切って捨てるか。
正解も不正解もありません。
あなたの状況や考えで決めていただければと思います。
但し、損得勘定から考えると利用しないことは損である!ということを念頭にです。